|
● 改正省エネ法、工場・事業場の新基準案固まる
16日、総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会第4回工場判断基準小委員会が開催され、改正省エネ法の工場・事業場(大規模オフィスビル等)の新しい判断基準などの案が固まった。これは法改正によって熱と電気の一体管理が求められることに対応するもの。燃料と電気の合算によって、現在5198ある第1種指定工場・事業場は6998に、現在5380ある第2種(熱・電気どちらかで第1種に該当するものと重複を除く)は6380になる(1800が第1種に移り、2800が現在対象外から新たに対象になる)。この後今月末からパブリックコメント募集が行われ、10月末頃に省エネルギー基準部会を開催して最終取りまとめを行い、それに基づいて政省令等が告示される。(問合せ:資源エネルギー庁省エネルギー対策課 TEL:03-3501-9726)
●電子レンジの省エネ基準について意見募集
経済産業省は総合資源エネルギー調査会省エネルギー基準部会電子レンジ判断基準小委員会の「中間取りまとめ」に対する意見募集を行っている。意見の提出期限は10月14日。募集要領はホームページ(http://www.meti.go.jp/feedback/data/i50914aj.html)で。(問合せ:資源エネルギー庁省エネルギー対策課 TEL:03-3501-9726)
●中環審環境税専門委、中間取りまとめを公表
環境省は13日、中央環境審議会総合政策・地球環境合同部会環境税の経済分析等に関する専門委員会が今年5月から8月にかけて行った議論の中間とりまとめ「これまでの審議の整理」を公表した(http://www.env.go.jp/policy/tax/a050913.html)。(問合せ:環境省環境経済課TEL:03-5521-8230)
●電力会社、原発の運転再開でもCO2排出増
電力会社10社で構成する電気事業連合会は16日、環境行動計画の2004年度のフォロ ーアップ結果を発表した。2004年度のCO2排出量は3億6400万トン、使用端のCO2排出原単位は0.421kg/kWhで、原発の運転再開によって前年の0.436kg/kWhよりはわずかに改善した。しかし原発の運転再開にも関わらず、CO2排出量が前年より100万トン増えていること、電事連が設備利用率84.1%の場合として試算している仮想のCO2排出原単位が前年の0.364kg/kWhから0.380kg/kWhに悪化していることからも、原発頼みのCO2対策がそもそも間違っていることを露呈している。石炭火発の激増を容認してきた政府の政策の転換が不可欠だが、電力会社もCO2対策を原発依存から石炭火発抑制や需要側抑制に転換すべきである。(問合せ:電気事業連合会 TEL:03-3279-2182)
●経団連、改めて環境税に反対する意見書
日本経済団体連合会は20日、来年度の税制改正に関する提言と併せて、「民間の活力を活かした地球温暖化防止対策の実現に向けて〜改めて環境税に反対する〜」と題する意見書を公表した。政府が安易に補助金をばらまくことへの疑問など見るべき点もごく一部あるが、環境税(炭素税)は自主行動の基盤を損ねるとするなど、一方的で論拠のない意見が並んでいる。また例によって経団連環境自主行動計画の成果を誇っているが、産業のCO2排出量が横這いに抑制されているのは生産量が減少しているからにすぎず、生産減の傾向の中での「2010年に1990年レベル以下」という目標は効率悪化を容認する極めて甘いものである。(問合せ:日本経団連環境・技術本部 TEL:03-5204-1751)
●環境省、企業の環境への取り組みを調査
環境省は16日、2004年度の「環境にやさしい企業行動調査」の結果を発表した(http://www.env.go.jp/policy/j-hiroba/kigyo/h16/index.html)。調査(アンケート)には2524社が回答した。地球温暖化問題に関する設問では、約80%の企業が地球温暖化防止への取り組みを行っていると回答。環境税については、「導入に賛成」と回答した企業が8.4%で「どちらかといえば導入に賛成」の29.2%と合わせると、賛成は37.6%となり前年度より7.4ポイント増加した。しかし、反対という回答も44.9%にのぼり、6.0ポイント増加した。(問合せ:環境省環境経済課 TEL:03-5521-8240)
|