2009年4月23日

環境大臣による「緑の経済と社会の変革」提案について(コメント)

 

気候ネットワーク代表 浅岡 美恵

4月20日、斉藤環境大臣は、各界からヒアリングを重ねた結果、日本版グリーン・ニューディールである「緑の経済と社会の変革」と題する提案を行った。世界が温暖化防止を想定した市場に動きつつあり、温暖化対策は雇用増加政策・経済政策の中心になってきている中、日本においても、従来型経済の維持にあわせて環境対策を引き下げるのではなく、環境保全を進めることで経済の発展を考える雰囲気が出て来たことを歓迎したい。

しかしながら、本報告は、地球温暖化に関連して言えば、公的施設のエコ改修など、これまで対策が不十分であったことを進めるなど意義があるものもある一方で、従来型の方針の繰り返しであったり、必ずしも真の「グリーン投資」と言えないものを含んでいたり、と内容には問題も少なくない。

そこで、本日、気候ネットワークでは温暖化対策に絞ったコメントを発表した。

詳細については、発表資料(PDFファイル)を参照のこと。

 

以上

発表資料

 

関連リンク

環境省「緑の経済と社会の変革」について

 

問合せ

特定非営利活動法人 気候ネットワーク
京都事務所
〒604-0065 京都市中京区帯屋町574番地 高倉ビル305
TEL 075-254-1011、FAX 075-254-1012
E-Mail:?kyoto@kikonet.org?

東京事務所
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-7-3半蔵門ウッドフィールド2F?
TEL 03-3263-9210、FAX 03-3263-9463?
E-Mail:?tokyo@kikonet.org