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【プレスリリース】エネルギーシナリオ市民評価パネル 「発電の費用に関する評価報告書」の「補論1 原子力発電の事故コストの試算」を発表(2011/11/24)


2011年10月24日

エネルギーシナリオ市民評価パネル
「発電の費用に関する評価報告書」の「補論1 原子力発電の事故コストの試算」を発表

エネルギーシナリオ市民評価パネル

 

エネルギーシナリオ市民評価パネルは、10月21日、「発電の費用に関する評価報告書」を公表しました。報告書では、既存の発電コストに関する試算、311後に行われた試算(短期・中期の試算)を分析・評価し、その比較や問題点の洗い出しを行い、さらに、これまで十分に着目されてこなかった新たな要素・視点についても検討を行った。そして、その結果を取りまとめ、勧告を行なっている。

 

本日はその【補論1】として、「原子力発電の事故コストの試算」を公表した。

補論では、原子力委員会で検討がなされているもののうち、事故リスクコストに関し、既存の研究などを用いて、試算を試みたもの。その結果、最悪ケースの場合には、最大79.6円/kWh(設備利用率70%の場合)、設備利?率を実績に合わせれば(2008年実績:60%)92.9 円/kWh にも上るとの試算結果となった。福島第一原発事故の被害の全容はまだわかっておらず、最悪ケースに止まらない可能性もあるとしている。
補論は、下記URL にアップしている。

「エネルギーシナリオ市民評価パネル(エネパネ)」について

各種エネルギーシナリオや、関連論文・情報について評価・分析をおこない、エネルギー・シフトを進める観点からその成果をとりまとめ、発信する市?パネル。エネルギーに関わる主なNGO(環境エネルギー政策研究所、気候ネットワーク、WWF ジャパン、FoE Japan、グリーンピース・ジャパン、環境?治体会議環境政策研究所、原子力資料情報室、原水爆禁止日本国民会議、CASA 等)のメンバーが参加し、共同作業を行う。

「発電の費用に関する評価報告書」の発表(2011/10/21)

政府のエネルギー政策の見直しの議論が始まり、現在、複数の委員会で、発電コストや原発事故コストなどが再検討されている。過去に原子力は安いからと推進されてきたよう、コスト議論は今後のエネルギー政策に大きく影響する。そこでエネパネとしての最初の共同作業として、「発電の費用に関する評価報告書」を取りまとめ、公表した。

 

発表資料


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