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【申し入れ】西沖の山発電所(仮称)新設計画に対する申し入れ(2015/6/23)


気候ネットワークでは、2015年6月12日に環境大臣が西沖の山発電所(仮称)の計画段階環境配慮書に対して「是認しがたい」とする意見を発表したことを受け、同発電所の建設を計画している山口宇部パワー株式会社と、同社に共同出資している電源開発株式会社、大阪ガス株式会社、宇部興産株式会社に対して申し入れを送付しました。

申し入れの内容

山口宇部パワー株式会社 代表取締役社長 菅野 等様
電源開発株式会社 取締役社長 北村 雅良様
大阪ガス株式会社 代表取締役社長 本荘 武宏様
宇部興産株式会社 取締役社長 山本 謙様

NPO法人気候ネットワーク
代表 浅岡 美恵

西沖の山発電所(仮称)新設計画に対する申し入れ

拝啓

 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃より、環境問題へのお取組みに敬意を表します。

 去る6月12日、山口宇部パワー株式会社が計画している西沖の山発電所(仮称)新設計画の計画段階環境配慮書に対して、環境大臣は、「是認しがたい」とする意見書を発表しました。電力業界全体で二酸化炭素排出削減に取組む枠組みがいまだ構築されていない状況下にあり、また、天然ガスを超過する分に相当する純増分についての環境対策が明らかになっておらず、エネルギーミックスに基づく約束草案の達成に支障をきたす懸念があることを理由に挙げています。

 西沖の山発電所(仮称)が稼働を開始すれば、年間約720万tものCO2排出が見込まれ、約30年間稼働を続けることで膨大な量のCO2排出を固定化します。これは、一刻の猶予も許さない気候変動対策には、真っ向から反するものです。また、石炭火力発電から離れ、再生可能エネルギーを中心としたエネルギーシステムに転換しようとしている世界の潮流からも大きく逸脱した事業です。

 私どもは、御社が環境大臣意見を真摯に受けとめ、同計画を根本から見直し、中止することを強く求めます。さらに、今後電力供給事業を行う場合には、石炭火力発電ではなく、再生可能エネルギーで行うことを要望します。

 環境大臣の意見を受け、同計画についての御社の見解をお示しください。

敬具

本文

西沖の山発電所(仮称)新設計画に対する申し入れ

山口宇部パワーからの回答

2015年7月2日付けで、山口宇部パワー㈱から本申し入れに対する回答が届きました。

「西沖の山発電所(仮称)新設計画に対する申し入れ」へのご回答(2015/7/2 山口宇部パワー)

問い合わせ

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