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第11回京都・環境教育ミーティング開催しました

こんにちは。環境教育/デザイン担当の岡本です。

京都は雨が降ったりやんだり晴れたり変な天候が続いていましたが、それでも少し暖かくなってきたようですね。

先月の全国シンポジウムの後風邪を引いてしまい、寝ても覚めても咳と頭痛に悩まされていたのですが、2月27日・28日で、第11回京都・環境教育ミーティングが無事終了しました。

第11回京都・環境教育ミーティングとは

京都環境教育ミーティングというのは、環境教育や環境保全活動に携わっている市民をはじめ、学生、NGO/NPO、事業者、教育・行政関係者、環境学習施設関係者が京都に集い、語り合い、課題解決に向けたネットワークを拡げ、これまで出会わなかった人や団体、取り組みなどと繋がり日本や世界を元気にする場づくりを目指して実施してきたものです。

これまで過去10年間にわたって開催してきた「京都・環境教育ミーティング」では、多くの参加者が集い、事例発表やワークショップを通して新たな人や団体、取組とつながる「交流の場」を生み出してきました。

今回は、環境教育の実践者が集い交流するだけでなく、ESDの視点も含め環境教育の現状と課題について議論し、環境教育をより良くしていくための新しい場について考えます。

というのが今回の趣旨。

2日間にわたるプログラムの1日目は、次の3時間ワークショップの二本立てでした。
①環境教育を深め拡げる視点〜日本的自然観〜
②これから求める温暖化防止教育〜評価がもつ可能性〜

この②を私が企画・担当させていただいたので、少し報告を兼ねて現状をお伝えします。

「これから求める温暖化防止教育」とはどういうことか

過日の気候ネットワーク全国シンポジウムの分科会のひとつで、環境教育と消費者教育との連携を取り上げました。

現状、温暖化防止教育は、「全国で実施されている」というには程遠く、環境学習についても地域ごとに大きな差があり発展途上です。その中、全国で温暖化防止教育が進められるよう制度が出来つつあります。

ひとつはこの「消費者教育としての環境学習」。

消費者教育推進法が出来て、これから消費者教育推進という観点から学校へのアプローチが出来るのではないかという可能性が見えます。

消費者教育実践者の課題は、これまで消費者教育があまりに狭い範囲で捉えられているということからの広がりのなさで、今回この推進法ができたことにより、消費者教育の幅が目に見えて広がりました。

今回このワークショップの中では、気候ネットワークが委託で実施している京都市立小学校全校(166校/2014年度)を対象とした温暖化防止教育「こどもエコライフチャレンジ」、京都府地球温暖化防止活動推進センターが実施している「親子省エネチャレンジ」、そして大阪府枚方市で実施されているS-EMS(School Environmental Management System)の実施に関する報告など、3事例を通して新たな視点や、これからの可能性を探るというものでした。

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枚方でのEMSの取り組みについて説明をする田中靖之さん

 

小学校での温暖化防止教育の違いは?

この3つに共通するのが小学校での教育ということ。

京都市のプログラムの特徴は、担い手が学び手と相互すること。教える側や、一緒に参加するボランティア、又は学校の先生が学び手となったり、児童はこの学習を通じて伝え手となる。運営はパートナーシップによって行われていて、行政、NPO/NGO、教育委員会と学校がひとつのプログラムを運営しているというところ。

省エネチャレンジは、範囲が広がり府という単位で実施していて、実施するのはそれぞれ任意の学校を通じて親子での取り組みとなっている。

枚方市の取り組みは、環境管理の中で学校の先生を対象に研修を行い、それぞれのプログラムの中にどう組み込んでいくかという話をするというものでした。

評価することがなにを意味するのか

今回このワークショップで意図していたことは、温暖化防止教育がもっと全国で広がる可能性が溢れているということ。しかし現状は即しておらず、地域コミュニティーやNPOといった担い手はこれまで進まなかった過去の経験から動けずにいるということへの気づき。

そして、この「評価」によって、この気づきがあるのではないかという提案でした。

ただ、今回参加者の方は、学校教育というものへの意見が違ったものが多かったり、温暖化防止教育そのものに対して意見したい方々が多く、なかなか思ったようには進みませんでした。

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意見交換では色んな年齢層の方々から意見が出ました

 

それでも出た意見が面白かったので紹介。

・温暖化教育より国際教育が先だ。

・年寄りは現状をみて失敗したとおもっている。

・「今からしっかりやります!」といっても負の遺産を残したのになにを今更。

などなど、流石環境教育ミーティングの場に集まる人たちの意見。報告なので、ここは嘘をつかずにこういった課題もあるということ、真摯に受け止めたいと思います。そしてこの「評価する」ことによる課題の継続的な模索と解決に向けて今学校が変わる機会があることに注目していくことは必須です。

今回は「環境教育について、環境教育の場について話し合い、議論する」というテーマだった為、色々分かったこともありました。

ESDの視点をふまえる

2日目です。1日目を受けて、これから環境教育の場を考えるにあたり、ESDの視点もふまえて考えるということで、NPO法人ESD-J理事/中部環境パートナーシップオフィスの新海洋子さんからESDの話を聞きました。

皆さん「ESD」はご存知?

持続可能な開発の為の教育(ESD:Education for Sustainable Development)ということで、まずはこれを皆さんの言葉で置き換えて下さいという新海さん。皆それぞれに書きました。

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ESDについて話をする新海洋子さん

 

その中で、新海さんは、社会の抱える問題を自分の生い立ちを通して語ります。

平和活動を見て育った幼少時代、途上国への支援、支援、延々と続く支援の中で、いつになったらこの支援が終わるのかという感覚の中で、新海さんは教育が変わらなければ、ということに至ったといいます。

けれど文科省は、要項になければ入れることはできないという中、環境省で働くうちESDという新たな学校へのアプローチを見いだしました。

これはもう、ESDしかない。そう思い、これまで活動を繋いできたという新海さんに、皆聞き入っていました。

ESDは昨年10年を迎え、岡山で世界大会が開かれました。そのサイドイベントで、愛知県、名古屋ではこども会議が開かれ、全国から選ばれた小学生が集い、ESDの中にある文化、防災、生物多様性、エネルギーなどの現地学習で、様々なことを学び、これからの社会がどうあってほしいかを自分たちで考えました。

その最後に発表されたスピーチがこれです。

 私たちが考える「持続可能な社会」は、「未来を考え、お互いを思いやり、人間だけでなくすべての生き物が共に、幸せに生きる社会」です。

差別も不安もなく、平和で安全に、楽しく生活できる社会にしたいです。

しかし、今、私たちが生きている社会は、資源やエネルギーを無駄づかいし、自然環境を破壊しています。

世界のどこかで戦争がおこっています。

地域の伝統文化を伝えることが難しくなっています。

防災対策をしている人が限られています。

たくさんの問題があって、「持続可能な社会」とは言えません。

そして、こういった問題は、すべて、人とつながっていることがわかりました。

「持続可能な社会」づくりを難しくしているのは、とどまることを知らない人間の欲、自分勝手さ、わがままな気持ち、人々の意識や関心が低く、知識が少ないことなのです。

いろいろな問題の原因をつくっているのは人間ですが、それを解決していくのも人間です。

「持続可能な社会」をつくるために、私たちは、次のことを実行します。

・まだ知らないことがあるので、もっと現状を学びます。調べ、考え、参加します。

・たくさんの人に知ってもらう必要があるので、ESD を学校や地域の人に伝えます。

・身近に出来ることは提案し、行動し、実行します。

・命を大切にし、人と人とのつながりを深め、交流します。

ここで、子ども会議から、大人のみなさんに、次のことを提案します。

・戦争をしないでください。武力で解決しようとしないでください。

・世界の人々が協力して、どの国の人も教育が受けられる環境をつくってください。

・子ども会議のような、学び、考え、話せる場をもっとつくってください。大人もESDに興味を持って参加してください。

・知識も経験もある大人が、もっと私たちに教えてください。

・多くの人にESDを広めてください。ESDの考え方を広めて、今ある法律を変えてください。

・地域の人たちともっと交流をしてください。

・未来に目を向けて考えてください。当たり前のことを大切にしてほしいのです。 子どもができて大人にできないわけがないと思います。

子ども会議の私たちが考える「ESD」とは、「未来を考えて、行動すること」です。 みんながESDの主人公となって、今、これから、未来に向かって、ESDに取り組んでいきます。

ぼくは、リオ・サミットのセバン・スズキさんのスピーチを見ました。 これを見てぼくは、22年前と今が何も変わっていないじゃないか、ということを思いました。

私たちは本気です。

大人のみなさんも、本気になってESDに取り組んでください。ESDは、この世界の未来にとって一番大切なものなのではないでしょうか。

2014年11月12日

ESDあいち・なごや子ども会議

スピーチ(原稿):

http://www.esd-aichi-nagoya.jp/event/event/child/pdf/speech-j.pdf

子供達は純粋に、この学習を受けて必死に訴えかけをしたんだと思います。スピーチを聴いていて泣きそうになりましたが、子供達がすごいからではなく、今まで大人も言えなかったことを改めて子供の立場で代弁させているような気がしてなりませんでした。

大人が出来る議論・私たちに必要な場とは?

もちろん今回の環境教育ミーティングのテーマはESDではなく、ESDの視点もふまえての場についての議論。

集まった40人程の大人がワークショップをテーマで分かれて議論しました。

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それぞれ2030年にどんな環境教育が実施されて欲しいかを書いた

 

分かれたテーマは「2030年に環境教育はこうなっていて欲しい」というのをそれぞれが思い思いに書き、自分たちで似た意見の実行委員の元へ集まり話し合いに。

私の出した紙には「誰もが受けることができる環境教育。担い手も、受け手も楽しい環境教育」

ここに集まったのは年代もバラバラ20代学生から70代までの多様な人々。女性は私だけでしたが。

ファシリテーターをしながら私も話に参加して、このメンバーで初めに出てきた意見の多くは学校に関してでしたが、話をよく聞いていくと、課題は学校教育に今教育が集中しているという懸念が心の奥底にありました。

教育が「学校教育」だけでなく「地域教育」、「家庭教育」、「社会教育」と4つの車輪で動いていくもので、「環境教育」はその駆動である。というような視点を皆で見つけました。

そのバランスが今崩れている。バランスが崩れた理由として、世代間のギャップがあり、このギャップは今の若者が年上に対して感じているだけでなく、これからもずっと続いていく。

そういう観点から、世代間での対話と、話し合える機会やきっかけが必要ということで私たちのグループは場について考えました。

教育の四輪駆動ね。実際1日目大きな話に広がってしまった分、2日目の話し合いでものすごく良い場が持てたんではないかと個人的にすごく良い教育機会が持てたと思いました。

「誰もが受けることができる環境教育。担い手も、受け手も楽しい環境教育」の場がそこにはあったんじゃないか。

これから、環境教育ミーティングの実行委員も私たちが必要にしている場はどんな場なのか、これからどうすれば環境教育が広まり、理解しあえる社会になるのか考える為に、議論は続きます。

もし、環境教育ミーティングに関するご意見や、参加したい!という声があればぜひ実行委員に届けて下さいね。

それでは長くなりましたがこの辺で。

 

全国シンポジウム「市民が進める温暖化防止〜クライメート・アクション・ナウ!〜」教育分科会報告とお知らせ

こんにちは。京都事務所の環境教育・デザイン担当岡本です。寒い日に風が強くなってきてもうすぐ春の訪れかと待ち遠しい所でしょうか。今冬も雨や雪が降り、気候変動問題が少しずつ、確実に目に見えてきています。

そんな中、気候ネットワークが主催で毎年開催している全国シンポジウム「市民が進める温暖化防止」を今年は2月14日、15日の2日間にわたって開催しました。前日は雪が降って心配でしたが、たくさんの方にきてもらえて本当に嬉しく思います。

今日は2日目の分科会2で私が担当した所の流れをお伝えします。

イベント全体情報はこちらをご参照下さい。ニュースレター101号(3月発行)にも全体の報告を掲載予定です。どうぞご覧下さいね。

分科会2:持続可能な社会は消費者の自立から~環境教育と消費者教育の接点~

「消費者教育」ってなに?環境教育との接点は?

「消費者教育」と聞いてまずなにを思いますか?

詐欺に遭わない方法、買い物の仕方。消費者教育を実践する団体にも、そういった取り組みはたくさん見られます。

消費者教育とは、そもそも何の事?という反応を期待していましたが、2012年の12月には、「消費者教育の推進に関する法律」が出来ました。この法律こそ、この分科会で消費者教育をあえて取り扱うことになったきっかけで、そこにはこんな事が書かれています。

消費者教育の定義(第2条)

1.消費生活に関する基本的な知識を修得し行動に結びつける(消費者の自立を目指す)

2.消費者市民社会※の形成への参画意識を高める(消費者の社会参加を目指す)

※消費者市民社会とは(第2条第2項)

消費者が個々の消費者の特性および消費生活の多様性を相互に尊重しつつ、自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会情勢及び地域環境に影響を及ぼし得る物である事を自覚して、公正かつ持続可能な社会の形成に積極的に参画する社会をいう。

こんな標記になっていますが、要するには「消費者(私たち)の買い物や、お金の使い方」が事業者や社会に対する投資なんだという事を訴えています。

さて、私たちの毎日の支払いが社会への投資だという事は、言い換えれば私たちの毎日の選択が、どんな環境をつくるかに大きく関わってくるという事。世界の今最も深刻な問題のひとつとされる「地球温暖化問題」もその対策の期限を迫られている状況で、日本は環境NPOだけでなく、市民の理解と行動が必要です。

新しい流れをつくること

 さてこの分科会、消費者教育という分野に焦点をあてて、これから環境教育がどのように展開したり認知度を分野を超えて広がりを見せる事が出来るのかという可能性を見つける為の分科会でした。

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基調講演をする大本久美子先生(大阪教育大学)と進行の原さん(コンシューマーズ京都)

 

まず、大阪教育大学の大本久美子先生から、消費者教育の動きについてお話し頂き、消費者教育の中での新たな動きを共有しました。

その後、消費者教育のあり方ということで、滋賀グリーン購入ネットワーク(以下GPN)の松宮秀典さんからGPNの取り組み状況について、家庭科研究会の岸田蘭子先生、小田木あけみ先生から学校での取り組み、そしてひのでやエコライフ研究所の大関はるかさんから大学生と取り組む環境教育についての新たなかたちについての発表をしていただきました。

この分科会は、京都で環境問題に取り組む京都府地球温暖化防止活動推進センター、環境市民、コンシューマーズ京都、京エコロジーセンターの皆様に、協力を頂いて実施し、発表後の意見交換でそれぞれ参加していただきました。実際に活動している人達だからこそ、今回の会で色々な情報共有が行うことができ、その後の参加者との意見交換にとてもよい繋がりとなりました。

実は以前から環境教育を取り扱う人たちの間では、こういったトピックはかなり話し合われていました。その為課題もはっきりしていて、実践者同士が繋がる事、実施する事、実施する場と、やり方の検討をすることなどがあげられます。

今回で、まず一歩目の、繋がる事が出来たのではないかと思います。規模は小さくても、実施する事は、もともと実施していた人や、違った観点をもった人たちもかなり多かったのでこの場で本当に深い意見交換が出来たと思います。

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発表終了後の意見交換では会場からもたくさん質問が出ました

 流れを止めないことが大事

今回の会が、まずの一歩目であったとして、これから動きに関わっていく人達が確実に増えました。

これで「良い会だった。」で終わらせるつもりはなく、つなげる為に、実はもう一本企画をしています。

京都のお住まいの方はもしかしたらもうご存知かもしれません、今月27日(金)、28日(土)開催予定の「第11回京都・環境教育ミーティング」の場で、1日目に3時間ワークショップを行います。

「これから求める温暖化防止教育〜評価がもつ可能性〜」という仮称で、内容は、温暖化の情報が全国でも伝わっていくように気候ネットワークがこれまで京都市で実践してきた「こどもエコライフチャレンジ」や、京都府地球温暖化防止活動推進センターの「夏休み省エネチャレンジ」などの温暖化防止教育を比較し、それぞれの評価と課題探しをすることで、次へつなげていく為のヒント探しを実施するものです。

この場ではもちろん今回の消費者教育との連携の話も例としてあげることで、もっと幅広い視野で環境教育が広がるように進めていければと思います。ご興味もっていただけた方は、ぜひご参加下さい。(※事前申し込みが必要となります)

長くなってしまいましたがこの辺で。

京都環境教育ミーティングの報告についても、アップしますのでまたご意見などあればお待ちしております。

それでは。

親子エコライフチャレンジ〜ハンバーガーの向こう側〜

こんにちは。環境教育/デザイン担当岡本です。

先日ようやく来年1月号ニュースの入稿が終わり、新たなカラー版に四苦八苦していた私ですが、入稿が終わったすぐ後には環境学習のイベントが待っていました。

このイベントは、親子エコライフチャレンジといって、今年の夏、京都に住む小学生とその保護者を対象に、テーマごとの温暖化防止教育を実施するものです。

京都市環境政策局地球温暖化対策室が主催となり、気候ネットワークが企画と運営をしています。夏休みに実施してきたのですが、特別版の今回は、12月23日の祝日、朝から京エコロジーセンターで行いました。

「フードマイレージ」と「ハンバーガーの向こう側」

このプログラムの何より印象深いのが、どでかいハンバーガーが登場し、その材料達がそれぞれの日本までの長旅について語るという不思議な展開。特に学校での先生が関わっての実施が一番お勧めなのですが、今日は私と京都府地球温暖化防止活動推進センターの西澤さんに手伝っていただいての実施となりました。

このプログラムは、気候ネットワークが持っているアクティビティ集「プロジェクト・クライメート」の中のひとつで、食をテーマにしたプログラムになっています。フードマイレージというのは、食の環境負荷を測る指標のひとつで、これは「食べ物の重さ×運ばれる距離」で表します。

その食べ物の運ばれる距離が遠ければ遠い程、実は環境負荷が高いということを伝えています。地産地消などのキーワードとも繋がってきますね。

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地球温暖化でどんなことが起きているのかも考えます

 

ハンバーガーのこれからの展開

実はこのプロジェクト・クライメートも、作成されたのが2011年と少し前になるので今、京都府地球温暖化防止活動推進センターと協力してこのアクティビティ集の中から「ハンバーガーの向こう側」を含むいくつかのプログラムの修正と新たなプログラム開発を行っています。

これから色々な地域で、様々な主体が環境学習に取り組む事が出来るよう整備中なので、随時ブログでも報告していきたいと思います。またチェックして下さいね!

うれしい参加者からの声

今日のイベントの参加者は就学前の幼児から、小学校6年生までの児童と、親御さん合わせて10名で、ゆったりした休日の雰囲気の中、環境によい食べものについて考える会になりました。

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地球儀を使って旅した距離を測ります

 

私はもちろん楽しく実施させていただいたのですが、終わりにご参加頂いた親御さんから「今まで考えた事のなかった事だったので、とっても面白かった!」というお声を頂きました。

今回、もっと多くのご家族に参加してもらえれば良かったな。という反省もありますが、良い意味で捉えて次にいかしたいと思います。

今月26日、ご予定は?

以上、ステキな仕事納めの報告のようですが、もちろん今週末にはニュースが出来上がるので、会員の皆様にお届けするという大事な仕事が残っています。今回はボランティアも手伝いにきてくれるみたいなので最後までしっかり頑張りたいと思います。

ボランティアできますよ!という方もぜひぜひ26日の午後は気候ネットワーク京都事務所へお立ち寄り下さい。

それでは皆様、良いお年をお迎え下さい☆

NPOでボランティア活動しませんか?

こんにちは。気候ネットワーク環境教育・デザイン担当岡本です。

ちょっと前の話なのですが、「NPOでの仕事について話してほしい」と、お世話になっている方に呼ばれて11月22日、神戸まで行ってきました。

NPOってなにをしているの?

「NPO就職・転職ガイダンス」という事で、この日の目的は、NPOはこんなにいいんですよ!という話ではなく、就職先の候補のひとつとしてNPOもありますよ。という内容です。

NPO法人ユースビジョンの芝原浩美さんから、NPOで働くことについてのお話があり、第二部、「私たちはこうやってNPOに就職・転職しました!」の中で、1日の仕事のスケジュールだったり、どういう経緯でNPOに入ったのかという話をしてきました。

ちなみに私の今日の一日(12/9)は、こんな感じでした。

9:00小学校での環境学習→13:00ランチ→13:30メールチェック→13:50シンポジウムのちらし校正→15:00環境教育のプログラムの検討資料作成/寄付チラシ作成/冬の環境学習の案内作成・発送→18:00ブログ書き→18:20明日準備→18:30終了(今日は至ってシンプルな日でした)

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幅広い層からの参加がありました

この日の参加者は大学生や転職を考えている社会人の方々でしたが、とてもたくさんの質問が舞い込んできました。ご意見も頂きました。ご参加下さった方、どうもありがとうございます!

たくさんの質問の、「どんな人材が求められているか」「どうしたらNPOで働けるのか」といったものが多かったので、学生さんにはその前のステップとして、「なにを、どうしたいのか」を聞いてみると、こんな回答がたくさんありました。

「環境の分野で働きたいんだけど、その中で何がしたいのか、分からない。」

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参加者のみなさんからは、様々な質問が寄せられました

 

「国際関係で、役に立ちたいけど、どんなかたちで関わるのが一番いいんだろう?」

何がしたいのか分からない、特にないという意見を学生から最近よく聞く中で、もうひとステップ進めた事がすごいと思った私ですが、そこでの案として、ボランティアという選択肢を提示してみました。

ボランティアやインターンは、これからどんな分野に進みたいのかを決める上でも、自分の興味のある分野で働く人達に出会う事ができるので、お勧めです。

私も大学に入学する以前、在学中、現在と、ずっとボランティアをしています。(活動の頻度は変化しますが。)

もちろん、「ボランティア」と、「働く」こととは違いますが、中の事を少しだけ、見る事が出来ると思います。そしてボランティア募集をしている側としてみれば、ボランティア活動にはどんどん参加してほしいと思っているのではないでしょうか。

私も気候ネットワークで働きだしてから、団体内外の人と関わり、仕事をするうちに、団体の全体が見えてきて、今私が思う団体としての存在意義が出来上がってきました。それは働く前に持っていたものとは違うもので、この場で初めて感じ、得たものでした。

これからボランティアをしようと思っている方には、ボランティア活動の意味にそういう観点も見いだしてもらえれば嬉しいです!

ボランティアのしかた

それから、もうひとつ。

大事な事だったので今ブログにしているのですが、「どうやったら気候ネットワークでボランティア出来ますか?」という質問がありました。

メールして下さい!

出来る事、やってもらえないかな。と思っている事、実はウェブに載っているよりもたくさんあります。

ウェブサイトもぜひ参考にして下さいね。)

NPOの性質なのか、お願いしたい事はボランティアがいない時にやってきて、ボランティアに来てくれる人がいる時には仕事が同じ時に出てこない事もあるので、やってみたい事活動出来る時間や頻度出来る事などをメールしてもらえると、個別にお声がけなんかもしやすいです。

ボランティアする準備ができたら、ぜひ、勇気を出して、メールをしてみて下さいね。

では、最後のメールチェックを終えた所で明日準備にかかります。

★直近のボランティア活動のお知らせ★

「専門的なことは分からない。」「何もボランティアをしたことがない。。。」そんな方も大丈夫です。

気候ネットワークでは、隔月に気候ネットワーク通信を会員の方を中心にお届けしています。その発送作業は全て手作業で、ボランティアの方にサポートをいただきながら行っています。

次回は12月26日(金)14:00頃から京都事務所で予定しております。
誰よりも早く、気候ネットワーク通信を読めるのと、スタッフや他のボランティアの方と、真剣な話から、他愛のない話をしながら、楽しく作業をしています。

「ちょっとだけしか…」そんな方も大歓迎です。ぜひ、覗きに来て下さい。気軽にメールしてくださいね。

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ボランティアの方と一緒に気候ネットワーク通信を会員の皆さんへお届けしています!

「市縁堂」でつながるNPO支援

こんにちは。環境教育/デザイン担当の岡本です。

あまりに寒いので「冬だ冬だ」といっていると「まだ秋だ」とおこられます。

今日は暖かい日差しで空も高く、秋らしい一日でしたが皆さんの所ではどうでしたか?

今日は先週11月9日の日曜に行なわれた「市縁堂」イベントの参加報告をしたいと思います。

「市縁堂」~ご縁のもと、市民がいち堂に集う会~

市縁堂

京都市市民活動総合センター主催の「市縁堂」とは、「市民がご縁のもと、いち堂に集う会」ということだそうです。京都で活動をするNPO団体による活動紹介と、その活動を応援する市民でつくるイベントです。NPO団体の「何とかしたい」「どうしても伝えたい」そんな思いを発信したり、受け止めたりする場です。

渉成園

「京都ならでは」な会場は東本願寺の別邸、渉成園(しょうせいえん)。この渉成園は、1641年に三代将軍・徳川家光から寄進されたものだそうで、約一万坪の敷地には、石川丈山の趣向を入れた美しい庭が今も存在しています。

当日の雨を受け、活き活きとしている庭の木々と、東山から昇る月影を水面に映すという印月池が織りなす風情のなかで、立命館大学交響楽団の弦楽四重奏の演奏で始まりました。

市縁堂4

ゲストの京都府立大学公共政策学部の杉岡秀紀さんのコメントをはさみながら、気候ネットワークを含む7団体からのプレゼンテーションがありました。それぞれ問題に取り組み、強い思いを持って活動されてこられた団体ばかりです。各団体については、しみセンのブログにプレゼンテーションが後日掲載予定だそうなので、公開になり次第リンクしたいと思います。

気候ネットワークの「伝えたいこと」

気候ネットワークから参加者の皆さんへ宛てたメッセージは、「『地球を守る!』みんなの心に種をまく、地球温暖化防止の教育モデルを全国にひろげていきたい。この思いを共にして、支援してほしい。

京都で市民ボランティア、行政、気候ネットワークが協力して行ってきたこども向け地球温暖化防止教育プログラムは、続けていくこと、ひろげていくことが大切だとこども達に伝えています。

参加したこども達、学校の先生、そしてボランティアから、これまでたくさんの希望や、学ぶ楽しさ、驚きなどの声をいただきながら京都で続けてきたプログラムをもっとたくさんの地域で広げていきたいという想いを形にするため、支援のお願いをしました。

頂いたご支援~「思い」と「希望」も~

この日、参加頂いた方々から、合計8000円の寄付と、前向きなメッセージをいただきました。

ぜひ少しでも多くのこども達に届くよう、活動を広げていってほしい。

寄付に込められた思いをとても嬉しく思いました。いただいたご寄付は、こども向け温暖化防止教育プログラムの展開のために、大切に使わせていただきます。

この日頂いたのは、お金だけでなく、それぞれに込められた「思い」と「希望」です。

京都市市民活動総合センターが、こういったNPOの支援活動の場を広げて下さったおかげで、また新たなつながりをつくるきっかけにもなりました。

支援の方法はたくさんありますが、気候ネットワークは皆様の様々な「支援」によって支えられていること、支えがあるからここまで頑張ってこれたんだということを再確認できました。

これからも、私たちと一緒に「市民の立場から気候変動を止める」ため、サポートを宜しくお願い致します。

支援の方法はこちら