「脱石炭」タグアーカイブ

日本の税金でインドネシアの海を汚さないで!~現地住民が批判する日本の石炭支援~

こんにちは。東京事務所インターン生の酒井です。

今回は、インドネシアのチレボンから緊急来日した現地NGO・弁護士の方々の2日間に同行しました。現地の司法判断に対する日本企業の対応と彼らの訴えについて、報告します。

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LUSH LIVE TOKYOに参加して 2

 こんにちは。東京事務所インターンの愛琳です。わたしも5月16・17日の二日間、LUSHの社内向けイベントLUSH LIVE TOKYOに参加し、石炭火力発電所の建設計画に関する問題についてブースを出しました。ここでは、ブースの内容や参加スタッフの方々との交流について報告します。

 

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日本によるインドネシア石炭火力発電所への援助支援 ~住民らが来日、支援中止の必要性を訴える~

こんにちは、3月から気候ネットワーク東京事務所でインターンをしていますエバデ・ダン愛琳です。まだまだ日は浅いですが、早速重要な問題について深く考える機会に触れました。今回は3月24日に文京シビックセンターで開催された、インドネシア住民ら3名と現地NGO代表者1名を招いたセミナー「村の生活と環境を壊す石炭火力への援助支援を止めて!:インドラマユから日本のODAを問い直す」を中心に、インドネシアで何が起きているのか、来日の真意について報告します。

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書籍『地球温暖化は解決できるのか パリ協定から未来へ!』を読む

京都事務所の伊与田です。

「地球温暖化やパリ協定について、わかりやすい本は?」

最近、大学や自治体、企業や市民団体などから「地球温暖化問題やパリ協定について講演してください」と依頼をいただくことがよくあります。先日も、とあるセミナーでお話したとき、参加していた方から声をかけられました。

「自分でも少し勉強してみたいのですが、地球温暖化やパリ協定について、初心者向けのわかりやすい本はありませんか?」

そう聞かれたとき、頭に思い浮かんだのが、こちらの本です。

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2016年の気候変動10大ニュース~パリ協定・トランプ・ディカプリオ~

京都事務所の伊与田です。

2017年1月18日、2016年の地球平均気温が観測史上最高を更新したと発表されました。そんな2016年の気候変動10大ニュースを、グローバルからローカルまで、独断と偏見で振り返ってみたいと思います(各ニュースに順位はありません)。

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石炭火力発電所の新設計画、規模別出資比率が一番高い関西電力グループをウォッチ!

 こんにちは。東京事務所の桃井です。

 気候ネットワークが運用している石炭火力発電所建設計画ウォッチはご存知でしょうか。現在、48基もある計画をリスト化し、環境アセスメントの状況や個別の計画情報を集めてアップしています。

 石炭を燃料としてこれから計画すること自体がすべて問題なのですが、特にその中でも国際合意の基準に満たない案件や、環境大臣から「是認できない」と意見された案件、住民から説明会の開催を求めても一切回答がない案件など悪質ともとれる計画があります。

 ここでは、全国47基の計画に対して、規模別出資比率が最も高い関西電力(関電)グループの案件をまとめてみました。

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電力会社、まだ変えてないの?~乗り換えをおすすめする5つの理由~

京都事務所の伊与田です。

2016年4月に電力小売全面自由化がはじまって4ヶ月がたちます。私も、自宅で契約している電力会社を変えました(これからも各社の電力構成をチェックして、自然エネルギーに熱心な会社を探し、いいところがあればふたたび乗り換えたいと思っています)。

私が仕事にしている温暖化やエネルギーの観点からも、そして実際に乗り換えてみた経験からも、電力会社の乗り換えは非常におすすめです。

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海での温暖化現象:グレートバリアリーフの危機的状況 オーストラリア政府の対策はホントに大丈夫?

東京事務所の鈴木です。夏なので、海の話題ということでグレートバリアリーフに起こっていることを取り上げてみました。

グレートバリアリーフは、オーストラリアに位置する世界最大のサンゴ礁地帯です。1981年にはユネスコ(UNESCO:国連教育科学文化機関)の世界自然遺産に登録されており、人工衛星からも確認できる「世界最大の生命体」です。

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NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料産業からの投資撤廃(ダイベストメント)」その2

東京オフィスの鈴木です。インターンの朝日さんの報告に続き、350.orgのワークショップ参加報告その1を掲載させていただきます。

関連記事:NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料産業からの投資撤廃(ダイベストメント)」に参加して

化石燃料産業へのダイベストメント(投資撤退)

ダイベストメント(投資撤退)は投資を止めるというものですが、資本運用において株式を売却する以外にも、新たな投資をしないという選択もダイベストメントです。

今回のワークショップでは、ダイベストメントの基本を理解し、この運動を広げるためのキャンペーンスキルや戦略の考え方を学びました。化石燃料は地球温暖化に深刻な影響を及ぼしています。気候変動の場合、金融機関から化石燃料産業(特に石炭産業)への投融資をやめさせることが急務です。

国内外で石炭火力発電所を増やす日本

日本国内でも続々と石炭火力発電所の建設計画が増えていますが、日本が東南アジアやアフリカなどの発展途上国における石炭関連設備の建設に多額の融資をしていることにも留意すべきです。日本は、OECD加盟国の中で最大(2007年から2014年の8年間で約2兆円)の石炭支援国であることを考えれば、石炭へのダイベストメントにおいて日本の責任は重いのです。

公的資金による国際的な石炭支援 日本が世界最多の200億ドル
報告書”UNDER THE RUG”より

 

応用可能な「キャンペーンのステップ」の考え方

プログラムの中では、ダイベストメントを進めるためのキャンペーンのステップを順々に考えていきました。

まずゴールを明確に意識した上で、意思決定者やキーアクターを洗い出し、そこで初めて起こる変化の仕組みを考えます。意思決定者や影響の伝わり方を考えた上で、何を起こせばどのような変化が起こせるかを段階的に考え、その変化を起こすためにできる行動の順番を考えるのです。

キャンペーンのステップ
キャンペーンのステップ(ワークショップの資料から)

 

このキャンペーンのプロセスは面白いと思いました。目的を設定すると、その目的に向けてのプランとその行動を起こすための戦術や方法論に短絡的に飛びつきがちです。しかし、意思決定者やキーパーソンを分析し、何をすれば意思決定者を動かせるのか、Theory of Change(目標作り)とCritical Path(プラン)を段階的に考える手法は、色々な場面で応用ができるのではないでしょうか。

 

日本で活動することの難しさを乗り越える

ワークショップで紹介された海外の事例では、それぞれの国の事情も異なる中での成功体験の裏に、地道な活動と行動することの大切さが伺えました。

さて、同じような方法が日本でも成功できるのでしょうか?成功例に勇気づけられても、同じやり方をすれば成功するという簡単なものではありません。いくつかのグループに分かれて日本社会の中の「見えない壁」について意見を出し合い、日本の大学や金融機関、地方自治体、年金・保険機構の資金運用についての調査結果を踏まえて、各グループが選択したターゲットに向けたメッセージの出し方・内容を考えてみました。

ダイベストメントに関するキャンペーンのプランやポスターの作案を通して改めて気づくのは、人に何かを伝えるためには、その時々の状況や相手によって、(発信者の)思いをいかに伝えるかが大切だということです。

日本人の物事に対する認識レベルや社会的背景、行動することへの抵抗、問題意識の差、関心の薄さ、社会構造(意思決定プロセス)の複雑さ活動資金不足…などなど課題は山積みですが、日本でキャンペーン展開ができないということはありません。

現に、安保法案反対運動では今だかつてないほど大勢の人が夜な夜な国会前に集合し、声をあげています。小さな活動が集まり、つながり、協調することで大きな流れを作ることができるのです。

 

日本にも変化が。行動をつなげていこう

日本も変わりつつあります。「ダイベストメント」という言葉が一般的になるには、まだ時間がかかるかもしれませんが、脱石炭に限らず、様々な行動につながっていくことを期待しています。

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NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料産業からの投資撤廃(ダイベストメント)」に参加して

はじめまして、9月から気候ネットワークでインターンをしています、朝日遥子と申します。

気候ネットワークで気候変動交渉関連をメインにインターン中

私は現在、京都大学大学院の修士1年生です。大学院のカリキュラムとして3ヶ月間のインターン研修制度が設けられており、修論のテーマに関係した機関またはプログラムで働くことが義務付けられています。私は気候ネットワークにて国連気候変動交渉関連の業務を中心に、NGO業務について幅広く働いています。

 

NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料作業からの投資撤廃(ダイベストメント)」

さて、9月19日、20日に行われました、350.org Japan主催のNO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料作業からの投資撤廃(ダイベストメント)」に参加いたしました。2日間朝から夕方までダイベストメントについて、主にワークショップを通じて理解を深めるといったものでした。

まず、気候変動の現状や“ダイベストメント(DIVESTMENT)”について学びました。

気候変動の現状~化石燃料から自然エネルギーへ~

気候変動の原因となる温室効果ガスは、化石燃料を燃やすことで排出されます。危険な気候変動を避けるために、科学者たちは、世界中に埋蔵が確認されている化石燃料資源(石油、石炭、天然ガス)の8割は地中に残しておく必要があるとしています。つまり、今まで依存できた化石燃料資源の使用をやめて、自然エネルギーへ急速に移行する必要があります。

「投資撤廃(ダイベストメント)」とは?

未来のために、ダイベスト!
未来のために、ダイベスト!

そのために「投資撤退(ダイベストメント:Divestment)」という活動があります。これは 不道徳で非倫理的な取引に反対するための戦術の一つで、資産運用者に対し、特定の保有株式、債券、投資ファンドの売却を要求することです。

脱炭素社会を目指す市民団体や学生は、安全な気候をまもるため、そして持続可能な未来を実現するため、公的資金を運用している機関投資家や民間銀行などに対し、化石燃料産業への投資撤退を要求しています。この動きを「ダイベストメント」と呼んでいます。

関連記事:化石燃料を「歴史」にしよう~2月13-14日はグローバル・ダイベストメント・デイ~

そもそも「ダイベストメント」は、1970-80年代に南アフリカのアパルトヘイト「人種隔離政策」に反対する国際的キャンペーンで活用された運動です。当時の大学生が、南アフリカ政府関連企業の保有株式、債券、投資ファンドの売却を要求し、経済的な側面から、人種差別に反対する国際社会からのプレッシャーをかけたのです。米国で始まったこの運動は、1989年には26州、90 都市の大学155校に広がり、アパルトヘイト撤廃の後押しになりました。

気候変動は、アパルトヘイトと同じように、人類にとって深刻な問題です。このため、アパルトヘイトと同じように、化石燃料産業からのダイベストメント運動も世界中に広がっているのです。

すでに、43か国において、430の機関・2040の個人が、2.6兆米ドルもの資産について、化石燃料のダイベストメントを確約しているそうです。

さあ、化石燃料への投資を引き上げよう!
さあ、化石燃料への投資を引き上げよう!

 

ダイベストメント~海外での成功事例~

印象に残ったのは、海外におけるダイベストメントの成功事例が紹介された、ディスカッションでした(インターネット中継でした)。スウェーデン、イギリス、オランダで実際にダイベストメントを成功させた3つの事例について紹介していただきました。

ダイベストメント・キャンペーンの成功事例を聞く
ダイベストメント・キャンペーンの成功事例を聞く

中でも、スウェーデンの事例は大学を対象としたダイベストメントだったのですが、大学の委員会が開かれる時間帯に合わせてダイベストメントを訴えるデモを行う、1年半の署名活動をもとに、ダイベストメントを求めるオープンレター(公開書簡)を大学側へ提出する、メディアを利用するなどの活動を通して、大学の一部の資金に関してダイベストメントさせることに成功したというお話でした。私は大学院生なのでキャンペーン内容についてより身近に感じることができ、非常に刺激を受けたお話でした。

キャンペーンを企画しよう!

ダイベストメントに関する海外事例や実際の化石燃料への投融資額の調査結果をうけて、ダイベストメントのキャンペーンを企画するというワークショップを行いました。まずはキャンペーンにおけるGoalと対象(大学、地方自治体、銀行、保険、年金基金から一つ)を決め、その組織における最高意思決定者が誰なのかを考えました。そして最高意思決定者に影響を与えるキーパーソンやキャンペーン方法について各自で案を出し合い、一つのキャンペーンとして企画した案をグループごとで発表し合い、意見交換をしました。

大学向けに、「ダイベストメント!」
大学向けに、「ダイベストメント!」

ちなみに私たちのグループは“上智大学”を対象としたダイベストメントを企画しました。

ワークショップを振り返って~行動することが大事~

このようなNGOのワークショップに参加するのは初めてだったのですが、参加されたみなさん率先して発言したり、他のNGOでの活動も積極的に参加していたりと、非常に意欲的で行動力のある方たちばかりだと感じました。みなさん、温暖化を解決したいという同じ目標に向かっているのですが、ワークショップを通じて、効果的なアプローチに対する考え方やキャンペーンにおける課題の着眼点の違いなどを垣間見ることができ、非常に興味深く刺激的なワークショップでした。

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また、このワークショップを通じて、積極的に行動することが大事だと実感しました。確かに、温暖化問題にはその影響など不確実なこともあり、またキャンペーンにおいても実行可能性や実現可能性など不透明な部分も多々あるのですが、そこに少しでも可能性があるのならば私たちは行動しなければならないと実感しました。

そのため、私はこのダイベストメントについて、まずは情報を友人等に共有し、ダイベストメント活動に対して認知を高めたいと思います。また自分自身でダイベストメントについてより深く調べ、日本初のダイベストメント実現に向けて色々な活動に参加していきたいと思っております。

 みなさんもぜひNGOの活動に少しでも興味を持っていただいて、調べたり参加したりしていただければ幸いです。まずは、10月10日に京都で開催されるシンポジウム「市民が進める温暖化防止」です。350.org Japanの古野さんも登壇されるので、ぜひみなさんシンポジウムに来てみてくださいね!

イベント:2015年10月10日(土)Climate Action Now!シンポジウム「市民が進める温暖化防止2015 ~パリ会議まで50日!~」[京都]

ワークショップ主催団体”350.org”の紹介

まず、350.orgは国際的環境団体で、気候変動問題に取り組むためアメリカで生まれました。この団体はオンラインツールを駆使して草の根に働きかけ、人々が気候変動問題に対して実際に行動を起こすためのキャンペーンを展開しています。この”350”とは、地球が従来の環境を維持するうえで上限となる大気中の二酸化炭素濃度(ppm)を示しており、多くのイベントを通じて、350.orgは気候変動へのアクションという目的で地域レベルでの新たなつながりを形成しています。

350.orgウェブサイト