気候ネットワークでは、「持続可能で低炭素な私たちの未来ビジョンづくり」を行なってきました。2050年に温室効果ガスを80%以上削減する社会とはどんな社会で、エネルギーはどうつくり、どんなライフスタイルを送っているのか、多くの人たちとともに具体的なイメージや未来社会を共有しています。

 その資金として復興・住宅エコポイント制度の環境寄付を活用させていただいています。具体的には、「持続可能で低炭素な私達の未来のビジョンづくり」の検討をすすめ、その運営経費の一部(旅費、資料印刷代等)に充てることにより、様々な専門家などの意見をを伺いながら検討を進めることができました。また、2015年春には「ふくしまエネルギーヴェンデ」と題して、2040年までに再生可能エネルギー100%をかかげた福島で再エネに取り組んでいる人などをお招きして、原発や化石燃料から脱却し、再生可能エネルギーへと大転換(ヴェンデ)する社会づくりについて検討しました。

 また、自然エネルギーの導入、分散型エネルギー社会の構築、エネルギー大量消費社会からの脱却、原発全廃、化石燃料依存の脱却などが実現可能だという未来の絵姿を示すことができ、今後も多くの人たちと共有していきたいと考えています。

※住宅エコポイント制度による環境寄附は終了いたしました。

寄付額について

 平成25年5月から平成26年4月の振込み分として以下のとおりご寄付いただきました。

ポイント取得者からの環境寄附7,510
交換商品提供事業者からの環境寄附(個別指定を受けた寄附) 
交換商品提供事業者からの環境寄附(全団体に均等配分された寄附)14,205
合計21,715

 平成23年5月から平成24年4月の振込み分として以下のとおりご寄付いただきました。

ポイント取得者からの環境寄附15,295
交換商品提供事業者からの環境寄附(個別指定を受けた寄附) 
交換商品提供事業者からの環境寄附(全団体に均等配分された寄附)38,535
合計53,830

活動報告

 日本のあるべき気候変動・エネルギー政策について市民の立場から調査・研究に取り組み、中長期的視点で温室効果ガスの大幅削減のシナリオ、戦略を提案しています。その一環として、今回いただいた寄付活動での「ビジョンづくり」についても、他のNGOなどと連携して、「持続可能で低炭素な私達の未来のビジョン」を検討してきました。関連レポートについては、以下のサイトをご覧になってください。

 気候ネットワークの政策提言

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