インドネシアにおける石炭火発建設計画の支援停止の要請について

2013年8月21日
特定非営利活動法人 気候ネットワーク

 本日8月21日、気候ネットワークは、グリーンピース・ジャパンとともに、安倍晋三内閣総理大臣と奥田碩国際協力銀行代表取締役総裁に対して、インドネシア・バタンにおける石炭火力発電所建設計画の支援停止を求める書簡を送りました。

 このインドネシアでの石炭火力発電所建設計画は、日本の電源開発及び伊藤忠が参画し、国際協力銀行等の融資を受けて官民挙げて進められています。しかし、インドネシアでは、この計画によって肥沃な大地や漁場が開発にさらされて大規模な環境汚染を招くと強く反対しています。また、今から石炭火力発電所を増設することは世界最高効率であっても大量のCO2を排出することから、気候変動を加速化させ、将来に大きな禍根を残すことになります。

 以上のことから、日本政府がインドネシア・バタン石炭火力の新設計画を見直し、国際協力銀行・民間銀行が投資を取りやめるよう、求めるものです。

 

書簡

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