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2010年6月3日(木)公開シンポジウム キャップ&トレード型 国内排出量取引の制度づくりへ向けて[東京]


タイトル 公開シンポジウム キャップ&トレード型 国内排出量取引の制度づくりへ向けて
日時 2010年6月3日(木)13:30~16:00
会場 星陵会館ホール(東京都千代田区)
アクセス 最寄駅:永田町駅、国会議事堂前駅、溜池山王下駅、赤坂見附駅
http://www.seiryokai.org/kaikan.html

趣旨

 現在、国会で審議中の地球温暖化対策基本法案では、2020年25%削減、2050年80%削減の道筋を確かなものにするために、国内排出量取引制度について、一年以内に制度作りをし、法律を作ることをめざすこととされています。
 環境省にも小委員会が設置され、制度の論点についての議論も始まっています。
 国内排出量取引制度は、どのように設計することが望ましいのでしょうか?
 そしてそれはどのような変化をもたらし、削減の効果を上げるのでしょうか?

 本シンポジウムでは、日本国内において、排出量取引制度に精通している有識者、自治体関係者、環境NGOらが、これからこの制度を通じて目指すべきことを提案し、同制度づくりの重要な論点について、問題提起を行いながら、あるべき制度について展望していきます。
 政策形成に関わる方、企業関係者の方をはじめ、ご関心の皆様にぜひご参加いただければ幸いです。

プログラム
  • 基調講演(各15分)13:30~14:00
    ○グリーン産業の育成のために今なすべきこと
    飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)
    ○キャップ&トレードの国内排出量取引制度の導入が今なぜ必要か
    諸富徹(京都大学教授)
  • 国内排出量取引制度の論点について(各10分)14:00~14:30
    ○EUETSとイギリスの制度の現状について(キャシー・リーチ、英国大使館一等書記官)
    ○企業の見解(出演者未定)
  • ディスカッション ~ 望ましい制度作りに向けて 14:30~16:00
    問題提起(各10分)
    (1)電力の取り扱いについて 問題提起者:千葉恒久(日本環境法律家連盟、弁護士)
    (2)国際競争力について 問題提起者:明日香寿川(東北大学教授)
    (3)衡平な初期配分について 問題提起者:山岸尚之(WWFジャパン 気候変動プログラムリーダー)
     パネリスト:大野輝之(東京都地球環境担当理事)、浅岡美恵(気候ネットワーク代表)、ほか
参加費 一般1000円、主催・共催団体いずれかの会員:500円
申込方法 E-mail(tokyo@kikonet.org)もしくはFAX (03-3263-9463)宛に、ご氏名・ご所属・連絡先、及び会員・非会員の種別を下記の上、件名を「6月3日ETSセミナー申込み」としてお申込みください。お申し込みは、自動的に受け付けます。人数が超過して出席をお断りする場合にのみお返事を差し上げますのでご了承ください。
チラン イベント案内チラシ兼参加申込用紙がこちらからダウンロードできます。
主催 気候ネットワーク
共催 環境エネルギー政策研究所、WWFジャパン
お問合せ 気候ネットワーク東京事務所
〒102-0083東京都千代田区麹町2-7-3半蔵門ウッドフィールド2F
TEL:03-3263-9210、FAX:03-3263-9463、E-mail:tokyo@kikonet.org
備考 このシンポジウムは、平成22年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催いたします。

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