タイトル |
\ナオミ・クライン新刊『地球が燃えている』邦訳出版記念/ 世界的ジャーナリストのナオミ・クラインさんに聞く:
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趣旨 |
米国大統領選挙ではバイデン氏が当選し、国際社会はパリ協定のもとでの結束をさらに強めることになりました。グレタ・トゥーンベリさんが始めた気候アクションは、世界各地のリーダーの気候対策に影響を与えました。安価な再生可能エネルギーは、世界規模で原子力や化石燃料に取って代わりつつあります。このように、コロナ禍にあっても、世界は脱炭素へと歩みを進めています。 しかし、このままのペースでは破滅的な気候危機を防ぐことはできず、将来世代の権利が脅かされることになります。現在でも、気候災害や化石燃料インフラ開発で生命を失ったり、住む場所を追われたりする人々がいます。その多くは、貧しく自分ではほとんどCO2を出していない人たちであり、社会の中で弱い立場に置かれたマイノリティです。この圧倒的な不公正に、私たちはどのように立ち向かっていけばよいのでしょうか。 ナオミ・クラインさんは、『ショック・ドクトリン』など世界的ベストセラーを連発し、資本主義の持つ暴力性を鋭く批判してきた、国際的に最も著名なジャーナリストのひとりです。今年11月に日本でも『地球が燃えている(原題:On Fire)』が刊行されるなど、気候変動やグリーン・ニューディールについても活発に発言しています。今回のスペシャルイベントでは、クラインさんに、米国大統領選挙後の世界と、社会的公正にねざした気候危機への対応、そして日本へのメッセージについてお話を聞きます。11月29日の気候ネットワーク・気候市民サミット2020開催記念スピンオフ企画です。どうぞ奮ってご参加ください。 |
日時 | 2020年12月1日(火)13:00〜14:10( |
開催方法 |
Zoomを用いたオンラインセミナー方式(
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対象 | ナオミ・クラインさんの著作や、気候変動、格差、 |
プログラム |
オープニング:未来からのメッセージ スペシャルインタビュー
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ゲストプロフィール |
ナオミ・クライン(Naomi Klein):http://naomiklein.org ジャーナリスト,コラムニスト。著書『ブランドなんか、いらない』(はまの出版),『ショック・ドクトリン』『これがすべてを変える』『NOでは足りない』(以上,岩波書店)などはいずれも世界的ベストセラーであり,30カ国以上で翻訳されている。ネットメディア「インターセプト」上級特派員,タイプ・メディアセンター執筆フェローを務め,『ネイション』『ガーディアン』ほか各紙に寄稿。ラトガーズ大学でメディア・文化・フェミニズム研究に関するグロリア・スタイネム寄付講座教授を務める。気候正義に取り組む組織「ザ・リープ」の共同創設者である。 今年11月16日には最新刊『地球が燃えている 気候崩壊から人類を救うグリーン・ニューディールの提言』が大月書店から発売され、注目を集めている。http://www.otsukishoten.co.jp/book/b532892.html |
参加費 | 無料 |
申込方法 |
事前のお申込みが必要です。 上記、申込み専用ページよりお申し込みください。 *申込後、入力いただいたメールアドレスに、Zoomからお申込みを受け付けた旨と参加URLをお知らせするご案内メールが届きます。 *参加費は無料です。 |
主催 |
特定非営利活動法人気候ネットワーク 人類の生存を脅かす気候変動を防ぎ、持続可能な地球社会を実現することをめざして「提案×発信×行動」するNPO/NGOです。気候危機を止めるために活動する全国の市民・環境NGO/NPO・専門家のネットワークとして、多くの組織・セクターと交流・連携しながら活動を続けています。 *気候ネットワークは会員を募集しています。入会を希望される方・団体はこちらのウェブページをご覧下さい。 |
お問合せ | 特定非営利活動法人気候ネットワーク 京都市中京区帯屋町574番地高倉ビル305 TEL: 075-254-1011 FAX: 075-254-1012 E-mail: kyoto@kikonet.org Website: https://www.kikonet.org |
備考 | 本イベントは、大月書店の協力と、2020年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。 |
2020年12月1日(火)世界的ジャーナリストのナオミ・クラインさんに聞く:米国大統領選挙後の世界と気候危機の処方箋
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