IPCC第6次評価報告書に関する参考リンク集です。
IPCCとは
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)
【Intergovernmental Panel on Climate Change】
UNEP(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)により1988年に設置された機関。各国の専門家が集まり、地球温暖化に関わる知見の収集と整理を行い報告しています。報告は各国の政策決定の参考にされます。特に政策決定者向けにまとめられるものを「政策決定者向け要約(SPM)」といいます。
第1作業部会は気候の科学的根拠の評価、第2作業部会は地球温暖化の影響や適応策の評価、第3作業部会は排出削減オプションの評価、に関する3つの作業部会から構成されています。
1990年に第1次(FAR)、1995年に第2次(SAR)、2001年に第3次(TAR)、2007年に第4次(AR4)、2013~14年に第5次(AR5)の評価報告書が発表されました。
IPCC 第6次評価報告書の発表スケジュール
2021年7月26日~8月6日 IPCC第54回総会 オンライン |
第1作業部会報告書 自然科学的根拠 SPM承認・公表、報告書受理 |
2022年2月14日~18日
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第2作業部会報告書 影響・適応・脆弱性 SPM承認・公表、報告書受理 |
2022年3月21日~25日
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第3作業部会報告書 気候変動の緩和 承認・公表、報告書受理 |
2022年9月26日~30日 統合報告書に関するIPCC総会 |
統合報告書 承認・公表、報告書受理 |
IPCC第6次評価報告書 第1作業部会:自然科学的根拠
報告書の原文・和訳版
第1作業部会報告書に関するYouTube動画
報告に対する反応
環境NGO・NPO、国連機関
気候ネットワークによるプレスリリース「IPCC第6次評価報告書(AR6)第1作業部会報告書を受け、エネルギー基本計画と地球温暖化対策計画の抜本的見直しが必要」(2021年8月11日)
CAN-Japanプレスリリース「IPCC 第6次評価報告書の発表を受けて――日本は温室効果ガス排出削減目標強化とエネルギー政策の転換を――」(2021年8月10日)