2021 年10 月31 日~ 11 月13 日、英国・グラスゴーにおいて気候変動枠組条約第26 回締約国会議(COP26)1 が開催されました。COP26 では、2020 年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定の実施にあたり、①参加国からの削減目標の野心的な引き上げ、②排出削減のルール形成、③実質的な動きが滞っていた途上国への資金支援が課題となっており、これらを含め、気温上昇を1.5℃に抑えることを目指し、その道筋をつけるための合意が目指されました。
 結果、課題は残されたものの「グラスゴー気候合意(Glasgow Climate Pact)」が採択され、パリ協定を実施し、脱化石燃料の動きの加速を後押しするものとなりました。国際社会が1.5℃を目指し、2050 ネットゼロに取り組む重要な一歩を踏み出したと言えます。
 COP26 でどんなことが決まったのでしょうか?それは日本にとってどんな意味を持つでしょうか?このパンフレットでは、COP26で示された1.5℃目標への道筋と、日本の政策の課題を解説しています。

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グラスゴー気候合意:COP26 で示された1.5℃への道筋

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