英国大使館員、気候危機を訴える富士山往復にチャレンジ!気候ネットワークへ寄付へ Challenging the Mount Fuji! Part of the Funds raised for Climate Action to be Donated to Kiko Network.

新型コロナウイルスで気が滅入る悲しいニュースに溢れていますが、今日は明るく嬉しいお知らせです。

World news are dominated by depressing and sad stories, but today we have a positive and good news.  

 

英国大使館に勤める2人の職員が、2019年9月9日~10日48時間以内に、東京から富士山の5合目までを自転車で走り、5合目から山頂までの登山を終えて、東京まで戻ってくるチャリティーイベントを独自に企画し、チャレンジしました。残念ながらいくつかの困難に直面し、チャレンジを成功に終わらせることは出来ませんでしたが、東京まで無事に帰ってくる事ができました!

Two employees at the British Embassy came up with a plan for a charity event to first cycle from Tokyo to the Fifth Station of Mount Fuji, then hike from there to the summit, then descend again and return to Tokyo, all within 48 hours from September 9th to 10th, 2019. Unfortunately, they were not able to complete the challenge due to several difficulties, but came safely back to Tokyo! 

過酷な自転車イベントを企画したのは、英国大使館でオリンピック・パラリンピックやラグビー・ワールドカップの関連事業に取り組むイベント統括部長のデービッド・ムルホーランドさん(33)と上席グローバルスポーツ担当官のジェームズ・カーターさん(32)。

The two people involved in the planning of this ambitious and challenging cycling event are David Mulholland (33), Head of Events, Olympics, Paralympics and Rugby World Cup at the British Embassy Tokyo, and James Carter (32), Senior Global Sports Liaison Officer.

 

お二人は台風が東京を直撃した翌朝に出発しましたが、台風の被害により、出発は大幅に遅れ、サイクリング当日には36℃まで気温が上昇し、非常に厳しいチャレンジだったそうです。また、5号目まで登り切ったものの、その先で前日の台風による土砂崩れが発生したため、頂上まで登りきる事は諦めざるをえなかったとのことで。頂上に到達する事は出来なかったものの、お二人は自転車で予定より早く東京まで無事に帰ってくる事が出来たそうです!お二人は、「頂上に到達する事が出来ず非常に残念だったが、サイクリングもとても大変だったため、無事に東京〜富士山までを往復できて良かった」と話しています。

They started the challenge the morning after a  large typhoon directly hit Tokyo. Due to the typhoon, their departure was severely delayed and faced with cycling through extreme hot temperatures up to 36 degrees. They were successfully able to make it to the 5th station of Mt Fuji on their bikes, but unfortunately had to give up on climbing to the summit in the following morning because there had been a large rock slide on the path to go up which resulted from  the typhoon. They commented, “It was such a shame as we had come so far…….To be honest the cycling itself was enough of a challenge so we were pretty happy to have achieved that!” 

 

この企画は、日英交流年「UK in Japan 2019-20」というキャンペーンの一環として、通常の業務とは別に、お二人が気候危機の解決を訴えるチャリティーイベントを独自に企画したとのこと。

This charity event appealing for more climate action is something they have come up with on their own initiative outside of their regular work and duties, as part of the “UK in Japan 2019-2020″ campaign.

 

そして、このチャリティーイベントに集まった寄付金は、総額約34万円とのこと!!

The funds collected through this charity event 

… add up to about 340.000 yen!!

 

集まったお金は、英国のCool EarthとProtect Our Winters、そして日本のNGOとして気候ネットワークに寄付をして下さることになりました。

The money raised was to be donated to the British NGOs Cool Earth and Protect Our Winters, and to Kiko Network as the chosen Japanese NGO.

 

そしてこの度、気候ネットワークには、15万円の寄付をいただきました!デービッドさん、ジェームズさん、ありがとうございます!

And now, Kiko Network has received their donation of 150.000 yen! Thank you very much, David and James!

 

お二人はこのイベントを通じて、気候変動への取り組みを訴え、その趣旨に賛同する支援者から寄付金を集め、問題を提起する機会にしたいと意気込みを語っていました。

David and James said that through this event, they wanted to call for more climate action, collect donations from supporters agreeing with this objective, and make this into an opportunity to raise awareness of the problem. 

 

気候ネットワークでは、お二人のチャレンジの意向を汲み、今回いただいた寄付を多くの人に気候変動の危機を伝えるためのプログラムに活用させていただく予定です。Understanding the purpose of the challenge by David and James, we are planning to use the donation in a program to communicate the crisis of climate change to many people. 

 

 

 

お二人が今回のチャレンジについてつくられた動画はこちらからご覧になられます。

You can view the video they made on the challenge here.

 クラウドファンディングのページでこのチャレンジの詳細が日英で読むことができます。

You can read the details of the challenge in both Japanese and English on the crowdfunding website.

チャレンジ前のブログ記事はこちらからご覧になれます。

You can view the blogpost written before the challenge here.

炭鉱の町・釧路で今起きていること・・・

こんにちは。東京事務所の桃井です。
うちの事務所も新型コロナウィルス対策で全員自宅勤務を続け早1か月になりました。早くこの事態を終息させるためにも、今はがまんして家にとどまることが大事そうです。

忘れられた!?パリ協定スタート

さて、このコロナの猛威で、ニュースも話題もほぼそれ一色。パリ協定のことなどまるで世の中から忘れ去られてしまったかのよ 続きを読む 炭鉱の町・釧路で今起きていること・・・

バーチャル展示「気候変動へ挑むー私達にできること」の紹介 Introducing Our Virtual Exhibit “Challenging the Climate Crisis ー What We Can Do”

(English follows Japanese)

東京インターンのシモン、テイラー、武田、篠崎です。

実は2月から聖心女子大学で特別展示企画、「気候変動へ挑むー私達にできること」を行なっていたのですが、新型コロナウィルスの影響で展示はしばらく中止となってしまいました。しかし、展示が中止になっても多くの方々に見て頂きたいという想いでデジタル形式の展示を作りました!

せっかくデジタル展示を見て頂けるのならもっと詳しく説明をできたらいいな、また、私達インターン生の展示への想いなども伝わったら嬉しいと思いこのブログを書かせて頂きました。少し長いのですが、ぜひ読んでみてください。 続きを読む バーチャル展示「気候変動へ挑むー私達にできること」の紹介 Introducing Our Virtual Exhibit “Challenging the Climate Crisis ー What We Can Do”

僧侶が作った電力会社「TERA Energy おてらのでんき」が大阪・九州・東京で供給スタート

電力小売自由化から丸4年 スイッチングは進んだのか?
2016年4月からすべての需要家を対象にした電力小売自由化が始まり、この4月で丸4年になります。家庭を含む全ての需要家は、自分の意思で自由に電力会社を選べるようになり、電力量に占める新電力の割合(シェア)は2019年12月末時点で16.2%になりました*1。地域的には東京(21.2%)、北海道(19.8%)、関西(17.9%)が高くなる一方で、中国(8.4%)、沖縄(6.5%)のシェアは低くなっています。
小売事業に参入する会社の数は、646事業者になりました(資源エネルギー庁2020/3/24時点)。登録している小売電気事業者は、主にこれまでの旧電力会社やその子会社を含む電力やガス、石油関連のエネルギー事業を行なってきたものや、独自の顧客を持つ携帯電話やケーブルテレビなどの通信事業者、また最近では生活協同組合などが一定のシェアをしめています。このほかにも自治体や地域の主体が出資する自治体新電力、地域新電力といったものが少しずつ見られるようになってきました。

僧侶が作る電力会社「TERA Energy(テラエナジー)」が発足!!
そういった中、気候ネットワークでも、パワーシフト・キャンペーンに参加して需要家への自然エネルギー電力の選択を促してきました。それに加えて、気候変動問題の解決のため、さらには地域の資源である再生可能エネルギーの普及を進めるとともに、電力や熱などのエネルギーコストの地域外への流出を食い止め、地域内経済循環の創出や地域課題の解決に寄与して行くことを目的に、再エネを主体にした地域新電力事業の支援を行なっています。
そうした活動支援の一環として、昨年6月には僧侶の方々が中心になった新電力会社「TERA Energy株式会社」(https://tera-energy.com/)が設立されました。『生きづらさを生む社会の仕組みを少しでも変えたい。』『温かなつながりを育み、世の中を照らせる会社になりたい。』そんな思いで僧侶4人が立ち上げた会社です。
TERA Energyの電力には大きく3つの特徴があります。リーズナブルかつ明瞭な電気代、再エネ比率の高い電気、寄付つきの電気です。

リーズナブルかつ明瞭な電気代
TERA Energyの電力料金は、次のように日本卸電力取引所の市場価格に連動して算出する電気の原価に、手数料、電気の託送料を上乗せして算出する市場連動型をベースにしています。
 おてらのでんきの電気料金=(電気の原価*1 + 手数料) × 使用量 + 託送料
そのため何をどれだけ支払っているのかが分かりやすく、また手数料を低くすることで電気料金もリーズナブルな価格に抑えることができています。実際に切り替えた顧客からは、以前よりも大幅に安くなったことへの驚きの声が上がっているそうです。

再生可能エネルギー比率の高い電気
TERA Energyが供給する電力の再生可能エネルギーの割合(FIT電気含む計画値)は70%以上と非常に高い割合になっています。パワーシフト・キャンペーンにも参加しており、今後は、自社での再エネ電源開発も進め、再生可能エネルギー100%を目指しています。

地域を支える寄付つきの電気
TERA Energyは電力小売事業による収益を、お寺を通じた地域コミュニティに還元し、様々な地域の課題解決に貢献することを目指しています。
そのために同社では、主に契約をした寺社や宗教法人の関連施設などに従来の価格よりも安価の電力供給を行うとともに、お寺を通じて檀家等の一般世帯とも契約した場合、これらの電力消費量・電力料金の2.5%をお寺に寄付を行います。
これは人口減少に伴う過疎化等の影響で様々な課題を抱えている地域のために、お寺にはTERA Energyからの資金を活用し、地域課題解決の主体となって活動してもらいたいという期待があるからです。お寺でも『経済的に恵まれない子どもたちに向けた寺子屋を開設して、教育の格差をなくしたい』『寺域の盆踊りを復活させたい』『草引きや雪かきなど、檀家さんや寺域の暮らしの困りごと解決に取り組みたい』と考えているお寺も多く、そんな活動の資金に、収益の一部を充てていく仕組みになっています。
また、お寺と直接の関係性のない一般家庭でも契約することは可能で、そういった方には社会活動・環境活動を行うNPO(NPO法人京都自死・自殺相談センター、認定NPO法人気候ネットワーク等)に寄付することができるメニューもあります。気候ネットワーク会員のみなさまには、是非、この機会に電力の切り替えを行なってご支援いただけますと幸いです。

広がる供給可能エリア
TERA Energyは、2019年6月から中国地方での電力供給をスタートさせ2020年1月から関西でも供給を開始しました。さらに3月には九州で、そして4月からの東京電力管内でも供給がスタートします。電気の切り替えのお申し込みはWEB(https://tera-energy.com/)からも行うことができます。手続きに必要なのは、電気の検針票と、電気代の引き落とし先の銀行口座またはクレジットカードだけで、とっても簡単に行うことができます。かく言う私も、この2月に申し込みを行い、先日の3月24日からおてらの電気からの供給を受けています。
電力会社の切替は申込をするだけで、実は携帯を変えるより手続きも簡単です。消費者として電力を変えることで、選択の意志を伝えられ、社会を変えていくことにもつながっていきます。
4月から新生活が始まる方も、またそうでない方も、是非この機会に合わせて電気を切り替えましょう!

(豊田陽介)

*電力・ガス取引監視等委員会、「令和元年12月分電力取引の状況」