こんにちは。スタッフの小畑です。

8月20日に、気候ネットワークをご支援くださっている会員の皆さまとの交流会を開催しました。

スタッフは京都・東京合わせて14名が参加し、会員は40名近くの方が参加くださいました。コロナ禍以前は会場を借りて実施していましたが、今回はオンラインで開催し、全国から参加頂くことが出来ました。

会員交流会の様子

当日は浅岡代表の挨拶のあと、理事の原強さん(京都循環経済研究所)と山崎求博さん(足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ)のお二人から挨拶頂きました。

挨拶の後は、会員とスタッフの交流をはかるべく、グループに分かれて意見交換を行いました。

気になるテーマに分かれて交流、自由にディスカッション

第一部は、気候ネットワークの取組を大きく「政策提言・市民活動」「再エネ」「国際交渉」「脱石炭」「気候コミュニケーション」の5つのテーマに分けて、会員の皆さまには関心のあるテーマのグループにそれぞれ参加してもらう形としました。

私が第一部で参加していた「政策提言・市民活動」グループでは、政府が打ち出す「グリーン成長戦略」や「グリーンイノベーション基金」に含まれる水素・アンモニア燃料やCCSの問題点について述べ、気候ネットワークが提言している内容を紹介しました。その後にテーマに関連した質問や意見を交わしました。

第二部は、スタッフと参加者7、8人程度のグループに分かれ、自由にディスカッションして頂きました。

グループによってさまざまなディスカッションがありましたが、私が参加したグループでは、日本でなかなか気候危機への認識が広まっていかないことへの悩みや、どうしたら広くわかりやすく気候変動について伝えることが出来るか、近年各地で開催されている気候市民会議や、エコ不安症にどう対応していけばいいか、などが話題にあがりました。

※地球環境が危機的状況に置かれていることに対して不安・無気力感などの心理的ストレスを抱えること。気候不安症ともいう。

コロナ禍で直接の交流の機会は減っていますが、様々な場所で活動されている方々の意見をオンラインで聞くことができ、貴重な経験となりました。気候危機や社会活動には答えのない悩みがつきものですが、こうして様々な関心を持つ人たちの中で話し合うことが、手がかりの発見に繋がるかもしれないと感じています。

お一人お一人の取り組みや、考えていることや、モヤモヤしていることなど、また機会があればぜひお話を聞かせて頂ければ幸いです。

交流会を終えて

交流会後にはスタッフが各グループで話し合った内容を持ち寄り、今後の交流会の在り方についても検討を進めています。様々なニーズがある中で、気候ネットワークができることを考え、会員の皆さまとよりよく交流していけたらと思っています。

気候ネットワークは皆さまのご支援で活動することが出来ており、深く感謝しております。

よりよい社会をめざすべく活動を続けてまいりますので、今後とも気候ネットワークをどうぞよろしくお願いいたします!

気候ネットワークの活動をご支援ください!

気候ネットワークは、皆さまの温かいご支援があって活動を継続できております。

会員の方には、今回の会員交流会やそのほか会員向けイベントにご参加頂けるほか、隔月のニュースレター「気候ネットワーク通信」をお送りしています。ご入会はいつでも受け付けておりますので、気候変動対策にご関心のある皆さま、ぜひこの機にご検討頂けますと幸いです。
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