
気候キッズセミナー「未来のための気候の話」では博報堂のコピーライター井口雄大さんを講師にお招きし、SDGs日本語版の目標が作られるまでの経緯やSDGsへの思い、伝えるときに大切なことなどお話ししていただきました。井口さんの話を聴いてこどもたちが考えた「SDGsを広める呼びかけ」もこのブログで紹介します。ぜひ、その声に耳を傾けてみてください。 続きを読む 未来のための気候の話「SDGsを知って伝えるプロになろう」
気候キッズセミナー「未来のための気候の話」では博報堂のコピーライター井口雄大さんを講師にお招きし、SDGs日本語版の目標が作られるまでの経緯やSDGsへの思い、伝えるときに大切なことなどお話ししていただきました。井口さんの話を聴いてこどもたちが考えた「SDGsを広める呼びかけ」もこのブログで紹介します。ぜひ、その声に耳を傾けてみてください。 続きを読む 未来のための気候の話「SDGsを知って伝えるプロになろう」
2020年12月にスタートした気候キッズセミナー「未来のための気候の話」には、これまでに全国から200名以上の小中学生が参加しました。
第4回「コンセントの向こう側を考えてみよう」では、私たちがつかう電気がどこで作られ運ばれてくるのか、家のコンセントを起点に暮らしとエネルギーのつながりについて考えました。このブログではセミナーを通して得られたこどもたちの気付きに着目しお伝えします。 続きを読む 地球温暖化を止めるために、小学1年生でもできることはなんですか?
連続オンラインセミナー「2030年の私のために、今できること」第6回は (株)ヒューマンフォーラム 進化型古着屋“森”ディレクターの井垣敦資さんをお迎えし、「環境」×「ファッション」をテーマに熱い想いを語っていただきました。 続きを読む 「長く着る」をトレンドに 進化型古着屋が提案する新しいファッションの形
京都事務所の深水です。
2020年6月からスタートした連続オンラインセミナー「2030年の私のために、今できること」を担当しています。このセミナーでは脱炭素社会の実現に向けて、「電気」「食」「防災」など暮らしに身近なテーマから、すぐにできるアクションを提案しています。
第5回は「自分の住む街のエコを知ろう!」をテーマにお届けしました。アメリカ人のロビンさんとイギリス人と日本人のハーフのルークさん、一般市民の立場から二人が手掛けた「京都エコマップ」にはどのような思いがこめられているのでしょうか。二人にお話をうかがいました。 続きを読む 京都エコマップを立ち上げた、ロビンさんとルークさんの思い
京都事務所の深水です。環境教育を担当して10年になります。
今日は、気候ネットワークとJAMMINさんのコラボで実現した、チャリティーTシャツを紹介します。
写真は、3月23日から3月29日の1週間、限定販売されている気候ネットワークのオリジナルデザインTシャツです。このTシャツの売上の一部が気候ネットワークに寄付されます。
今回、このコラボ企画をご提案してくださったのは京都発チャリティー専門ファッションブランドのJAMMINさんです。”社会をよくしたいと思う人の気持ちを、少しずつ・たくさん集めて、ちょっとだけ世界を変えていくチャリティーブランド”です。ブランドの立ち上げ以来、300以上のNGO/NPOとのチャリティーコラボTシャツを販売し、チャリティー期間の売り上げの一部をその団体に寄付されています。これまでのチャリティー総額は4,300万円を超えるという、ファッショナブルでありながらも社会的かつ躍動的で、とても素敵な理念を持った会社です。
JAMMINのスタッフさんがヒアリングのために気候ネットワークに来所されたのは2月の寒い日のことでした。気候ネットの事務所では間伐材から作られた京都産木質ペレットを燃料に使ったペレットストーブで暖をとっているのですが、お二人はそこにとても興味を持たれたようでした。その日の取材の様子はJAMMINさんのホームページの「This week charity」に掲載されています。
ヒアリングでは、気候ネットワークの設立経緯や活動方針、そして脱炭素社会の実現に向けたこれまでの取組みについて、じっくりと耳を傾けてくださったお二人。そして気候ネットワークの想いを描いてくださったのがこちらのデザインです。
一枚の葉っぱの上に描かれた、自然と都市とが共存する街。
葉一枚は小さいけれど、それぞれが枝、幹、そして一本の木とつながっている。
一本の木を地球と見立て、私たちの生活やコミュニティの中で、小さな一つひとつを意識してアクションしていくことが、地球温暖化を食い止めることにつながるというメッセージを表しました。
Design by DLOPさん
Tシャツにデザインされている、“Act now for a sustainable future”は「持続可能な未来のために、今動こう」というメッセージです。
これまで市民の皆さんとともに気候変動問題に対して様々なアクションを起こしてきた気候ネットワークですが、この企画を通して初めて出会うみなさんもいらっしゃると思います。様々なシーンで出会う人々にこのデザインに込めたメッセージが届くように、このブログをお読みくださったあなたがインフルエンサーになって、社会を動かす一歩につなげてください。
今回はチャリティーということで、Tシャツの売上の一部が気候ネットワークに届けられます。
気候ネットワークに集まったチャリティーは、自然エネルギー100%の時代の実現に向けて、国や企業への提言だけでなく、各地域にプロフェッショナルな人を増やし、自然エネルギーを導入し、根付かせていく活動を支援するための資金とさせていただきます。
3月27日現在、目標の84% 83,530円のチャリティーが集まっています!持続可能な未来のために、引き続きみなさまからの応援をよろしくおねがいします。
チャリティーTシャツは3月23日から3月29日までの1週間限定でJAMMINさんのホームページで販売されています。Tシャツは好きな色や形が選べます。またパーカー、トートバッグなどたくさんのアイテムが揃っていますので、ぜひオンラインショップを訪れてみてください。
JAMMINオンラインショップ https://jammin.co.jp/
今回Facebook、Instagram、TwitterでTシャツを着たスタッフを紹介しています。普段の活動では披露したことがない?表情をした「とっておき」写真もあります。3月29日までカラフルな個性を持つスタッフの面々や、気候ネットワークを応援している人たちが登場しますので、こちらもお楽しみにしてください。そして、SNSをご覧になったら、ぜひとも「いいね・シェア」もお願いします。こちらは1「いいね・シェア」ごとに10円が気候ネットワークに届けられます。
気候ネットワーク
Facebook<https://www.facebook.com/kikonetwork>
instagram: kikonetwork
twitter: @kikonetwork
このキャンペーンの期間中、Yahoo・オルタナSでも気候ネットワークが紹介されました。
オルタナS
http://alternas.jp/study/news/79621
ヤフーニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200323-00010000-alterna-soci
今回のコラボを通じて気候ネットワークの活動を広めるチャンスを与えてくださったJAMMINさんには心から感謝しています。また、ここまでブログを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。引き続き気候ネットワークへのご支援をよろしくお願いします。
気候ネットワークと一緒にサスティナブルな脱炭素社会の実現を目指していきましょう。
こどもエコライフチャレンジワークブック10ページの取り組みを説明しています。環境ラベルについてお話します。
こどもエコライフチャレンジワークブック12ページの取り組みを紹介します。
みなさんの家では、どのような電化製品を使っていますか? そのうち、毎日使っているもの、長時間使う電化製品には、どのようなものがありましたか?
年間を通じて、家の中でいちばん多くの電気を使っているのがエアコンです。2番目に多いのが冷ぞう庫、3番目が照明器具、4番目がテレビです。(2019年度のデータによる)
では、それぞれどのようにすれば使用する電気の量をへらせるか考えてみましょう。
①エアコン
夏にクーラーを使うとき、部屋に太陽の光が入らないようにカーテンをしめると効率よく部屋を冷やすことができるます。冬にだんぼうを使うときにも、窓から熱が逃げないように、カーテンをしめるなど工夫をしてみてください。
②冷ぞう庫
1年間365日ずっと使っている冷ぞう庫。食べ物を取り出すときには、すぐにとびらをしめましょう。また冷ぞう庫の中はつめこみすぎないように注意しましょう。食べ物や飲み物は冷ましてから冷蔵庫に入れるのがポイントです。
③照明器具
だれもいない部屋の電気が、つけっぱなしになっていませんか?部屋から出るときには、スイッチをオフにする習慣をつけましょう。また、電気をあまり使わないLED電球にかえると、使用電力をへらすことができますよ。
④テレビ
だれも見ていないテレビがつけっぱなしになっていませんか?テレビ画面が大きいほど、たくさんの電気が必要ですよ。
省エネについて、もっとくわしく調べてみたい人はアクセスしてみてね。
ひのでやエコライフ研究所
https://ss.hinodeya-ecolife.com/ecowiki/149.html
地球温暖化について、もっと詳しく調べてみたい人は、全国温暖化防止活動推進センターのホームページを見てみよう。
全国地球温暖化防止活動推進センター すぐ使える図表集
●家庭のなかで電気をたくさん使っている電化せい品は?
ワークブック12ページの円グラフだよ。
https://www.jccca.org/download/12981?parent=chart&p_page=2#search
●世界の二酸化炭素排出量(2019年)
世界全体でどれだけCO2を出しているか調べられるよ。
https://www.jccca.org/download/66920?parent=chart&p_page=2#searchhttps://www.jccca.org/download/13327
●日本における温室効果ガス別排出量(2020年度)
日本が出している温室効果ガスの種類が調べられるよ。
https://www.jccca.org/download/65447?parent=chart&p_page=2#search
●家庭からの二酸化炭素排出量(2020年度)
家庭で出しているCO2の量や、どこから出ているかがわかるよ。
https://www.jccca.org/download/65499?parent=chart&p_page=3#searchhttps://www.jccca.org/download/13337
こどもエコライフチャレンジワークブック5ページの「地球温暖化を止めるために、CO2を出さない京都にしよう!」のお話です。
わたしたちはどうすればよいのか、動画を見ながらいっしょに考えて、地球温暖化を止めるために行動しましょう。
ふえつづけるプラスチックごみについて考えてみよう
こどもエコライフチャレンジワークブック9ページの取り組みの説明です。暮らしの中で多く利用されているプラスチック。ゴミになったプラスチックによって、どのような問題が引き起こされているでしょう。
日本ユニセフ協会のウェブサイトでは、SDGs17の目標がわかりやすく説明されています。下のリンクにアクセスすれば、海で起こっているプラスチック問題についてくわしく知ることができます。
●日本ユニセフ協会:持続可能な世界への第一歩 SDGs CLUB
目標14.海の豊かさを守ろうhttps://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/14-sea/
ワークブックのクイズにチャレンジしたみなさん、クイズをやってみてどうでしたか? ここでは、クイズのくわしい解説をします。まずは、クイズの解説を読んでみて、友達や家の人にもクイズを出してみましょう。
クイズ1
京都市で1日に出されるごみの量はどれくらいでしょうか?
A:教室10室分
B:教室23室分
C:教室45室分
正解は「C:教室45室分」です。
<解説>
京都市では1日で、1056トン(2020年度)のごみが出ています。これは京都市のゴミ収集車(2t積みのパッカー車)では528台分になり、教室に入れてみたとすれば45教室分になります。
詳しくは京都市環境副読本小学校4年生用の6、7ページを参考にしてください。次のホームページからもみることができます。
▼京都市環境副読本小学校4年生用
https://www.miyako-eco.jp/publication/publication-1103/https://www.miyako-eco.jp/wp-content/files_huge/publication/advice/h30_sho4.pdf
クイズ2
日本で1ヶ月に使われるペットボトルをつなぐと、どれくらいの距離になるでしょうか?
A:沖縄から北海道までの距離
B:日本からアメリカまでの距離
C:地球から月までの距離
正解は「C:地球から月までの距離」です。
<解説>
日本はアメリカに次いで、一人あたりのプラスチック製容器包装(ようきほうそう)の廃棄量(はいきりょう)が多い国です。京都市民は1年間で180本のペットボトルを消費していると言われています。
▼くわしくは、京都市の使い捨てプラスチック削減チラシから見ることができます。
http://kyoto-kogomi.net/projects/plastic/
クイズ3
京都市の小学校の給食で飲まれている牛乳の紙パックは,回収されたあとどのようになるでしょうか。
A:ごみをもやす燃料にする
B:トイレットペーパーを作る
C:体そう服を作る
正解は「B:トイレットペーパーを作る」です。
<解説>
京都市立小学校、中学校、総合支援学校に通う児童・生徒が飲んだ後の牛乳パックは回収された後、「めぐレットペーパー」というトイレットペーパーに生まれかわります。この取り組みによって年間約120トンもの牛乳パックがリサイクルされているんですよ。みなさんの学校でも使われているかもしれませんね。
次のホームページから、牛乳パックがトイレットペーパーに生まれかわるまでを見ることができます。
▼京都市ごみ減量推進会議
https://kyoto-gomigen.jp/works/12.html
クイズ4
冬至(とうじ)はどのような日でしょう。
A:1年でいちばん寒い日
B:1年でいちばん昼が短い日
C:1年でいちばん明るい日
正解は「B:1年でいちばん昼が短い日」です。
<解説>
冬至は1年でいちばん昼が短い日のことです。2023年の冬至は12月22日で、京都府の日の出は7時1分、日の入りは16時49分です。(国立天文台データより。)その日をさかいに、いちばん昼が長くなる夏至(げし、2023年は6月21日)まで少しずつ昼が長くなっていきます。冬は夜が長く気温も低いので、電気やだんぼうの使いかたを家の人といっしょに工夫してみましょう。
▼国立天文台
https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2023/s2712.html
クイズ5
いちばん多くCO2を出す暖房器具(だんぼうきぐ)はどれでしょう?
A:電気ストーブ
B:エアコン
C:ガスストーブ
正解は「A:電気ストーブ」です。
<解説>
それぞれの暖房器具を1時間使うときに出るCO2は、電気ストーブは1559g、エアコンは445g、ガスストーブは594gです。(京都府地球温暖化防止活動推進センターより。注意:使う暖房器具の種類や、部屋のだんねつの状態や室温よって実際のCO2が出る量は変わります)電気ストーブはすぐに温かくなりますが、たくさんCO2を出します。エアコンは温まるまでに少し時間がかかりますが、CO2の排出(はいしゅつ)は他の暖房器具より少なくてすみます。暖房器具の特ちょうを知って、エコな使い方を工夫しましょう。
▼ひのでやエコライフ研究所
https://ss.hinodeya-ecolife.com/ecowiki/165.html
クイズ6
発電するときにCO2を出さないエネルギーはどれでしょう?
A:水力
B:風力
C:太陽光
D:石油
E:石炭
正解は「A:水力 B:風力 C:太陽光」です。
<解説>
水力、風力、太陽光、地熱、バイオマスなど自然にあるものを利用して電気を作ることができるものを自然エネルギーといいます。自然エネルギーで電気を作るときは地球温暖化の原因となるCO2が出ません。自分たちが使う電気をぜんぶ自然エネルギーにきりかえることを目指す国や地域、また企業や会社がどんどんふえています。
クイズ7
1人が1km 移動するときに、いちばん多くCO2を出す移動方法はどれでしょう。
A:自動車
B:バス
C:鉄道
正解は「A:自動車」です。
<解説>
一人が1キロ移動する時、乗り物によってCO2を出す量が変わります。自動車では130g、バスは57g、鉄道だと17gです。(2019年度の統計より)自動車は短時間でもたくさんのCO2が出ます。移動するときは、乗り物をえらびましょう。
▼環境省:運輸部門における二酸化炭素排出量(2019年度)
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/content/001513823.pdf
クイズ8
いちごの旬はいつでしょう?
A:春から初夏
B:秋
C:冬
正解は「A:春から初夏」です。
<解説>
いちごの旬は3月~5月ごろです。いちごの実があまくなるのは15℃くらいだと言われています。たくさんとれる3月から5月にかけては、お店でもたくさん売られていますね。
京都で売られているいちごの大部分は温かい九州から運ばれてきますが、寒い時期(12月~2月ごろ)には、ビニールハウスの中をだんぼうで温めてさいばいされています。また、真夏のような暑い時期は、外国から飛行機で運ばれてくるそうです。つまり、旬以外の時期に売られているいちごは電気や熱などのエネルギーをたくさん使って育てることになります。旬のものをえらんで食べることは、実はとってもエコなんですよ。
クイズ9
いちばん多く温室効果ガスを出すのはどれでしょう?(肉1㎏の生産から販売までに出る量)
A:牛肉
B:ぶた肉
C:とり肉
正解は「A:牛肉」です。
<解説>
同じ量の食肉を生産するのに、牛肉はぶた肉の4倍、とり肉の10倍以上の温室効果ガスを出しています。牛肉は環境への影響がとても大きいと言えます。牛などの家畜が育つときには、げっぷやおならからはCO2の20倍以上の温室効果を持つメタンが出ています。排せつ物からはメタンよりも温室効果の高い亜酸化窒素(N2O)が出ています。また牧草地を拡大したり、飼料を育てたりするために森林が切り開かれています。そのため、CO2を吸収する森や木がたくさん失われているのです。食べ物は人間にとって必要です。このクイズを通して何をどう食べるか、考える機会にしてみてください。
クイズ10
旬の野菜にはどのような特長があるでしょうか?
A:栽培(さいばい)するとき電気や熱をあまり使わない
B:おいしい
C:たくさんとれる
D:栄養がたっぷりある
正解は「A、B、C、D全部」です。
<解説>
旬の野菜は、その時期の自然の気温や太陽の光を利用して栽培されるので、だんぼうや電気をあまり使わずに育てることができます。だから栽培されるときに出るCO2が少ないのです。そしておいしく栄養がたっぷりあるとも言われています。また、たくさんとれるのでお店でも安く売られています。旬の食べ物を選んで食べると、おいしく栄養もたっぷりあり、エコになる、たくさんいいことがありますね。