「スタッフの日々」カテゴリーアーカイブ

すすめよう!ナチュラル・ファイブ。日本を代表するノンフロン・自然冷媒の優良企業は!?

こんにちは。東京事務所の桃井です。

さて、今日はいつか書こう、書こうと思っていたことの一つについて書きたいと思います。

自然冷媒の業界専門誌「ACCELERATE(アクセレレート)」

世の中には、ごく普通に生活しているとほとんど知る機会がない、特定の分野の人に向けた専門誌というのが結構たくさんあります。今から紹介する専門誌「ACCELERATE」も、超ニッチな「自然冷媒」という話題だけでほぼ全ての記事が構成されるレアな冊子です。この「ACCELERATE」、もともとはヨーロッパとアメリカで先行されていましたが、昨年から日本語版がつくられるようになりました。私がここでオススメしたいと思ったのは、昨年「フロン排出抑制法」が全面施行となり、フロン対策をなんとかしていかないといけないと思っている全ての企業の方にはぜひ読む価値があると思っているからです。

今、地球温暖化対策としてHFC対策が進められる中、フロンではなく自然冷媒を選択する企業が増えています。そんな事例がかなり細やかにインタビューをした上で紹介されています。この冊子の目的は明確で、自然冷媒を導入する企業や仲間を加速度的に増やすことを目指しています。つまり、私が長年取り組んできたフロン問題への解決策が、この冊子に凝縮されているのです。

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G7伊勢志摩サミットはパリ協定の実施を加速させられるか?

こんにちは。京都事務所の伊与田です。

私は今、G7伊勢志摩サミットのため、三重県の国際メディアセンターに来ています(今朝は下の写真の通り記者会見を行いました)。気候変動・エネルギーから見た今回のサミットの背景やポイントをまとめてみました。

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気候ネットワーク 設立18周年を迎えました!

こんにちは。京都事務所の近藤です。

気候ネットワーク、設立18周年

本日4月19日、たくさんの方に支えられ、気候ネットワークは設立18周年を迎えることができました。これまでご支援いただいたみなさまに心より感謝いたします。

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こどもエコライフチャレンジ~「ジョホールバルの歓喜」の地へ~

京都事務所の桑田です。京都でも、春眠が心地よい季節になりました。

こどもエコライフチャレンジ、イスカンダル・マレーシアへ!

マレーシア半島の南端に位置するジョホールバルを中心とするイスカンダル開発地域では、2013年から京都市で実施されてきた「こどもエコライフチャレンジ」を参考に、イスカンダル版こどもエコライフチャレンジが実施されてきました。2013年には23校、2014年には80校、そして2015年にはイスカンダル全ての小学校(226校)で実施されました。

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気候をまもり、平和をまもる。パリへの行進「アースパレード2015」に参加しよう!

京都事務所の伊与田です。京都では風が冷たくなり、冬を感じる季節になりました。

COP21パリ会議、間もなく開幕。
温暖化防止の新しい国際ルール合意へ

2015年11~12月、フランスのパリで開催される国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)パリ会議。全ての国が温暖化対策を強化するための、2020年以降の温暖化対策の新しい国際ルールに合意することがめざされています(以下、パリ合意)。

COP21でパリ合意を成功させ、気候をまもることができるか(産業革命前からの地球平均気温上昇を1.5℃未満に抑える道に進めるか)。それとも、合意に失敗し、4℃上昇の「気候危機」に向かってしまうのか。人類だけでなく地球のすべての生き物の未来にとって、いま最も重要なテーマのひとつです。

 

COP21パリ会議の成功なるか?-国連会議の様子COP21パリ会議の成功なるか?-国連会議の様子
©Masayoshi IYODA, Kiko Network 2015

 

気候をまもる、パリへの行進。アースパレード2015

COP21開幕にあたって、安倍総理、米国のオバマ大統領、中国の習近平国家主席を含む世界の147ヶ国の首脳が参加し、パリ合意の成功を期して演説を行う予定になっています。市民から「気候をまもる国際合意を成功させてください」という強いメッセージを送ることで、難航する交渉を打開する世界のリーダーの決断を促す必要があります。

パリ会議の成功と、気候変動のない平和な未来をめざして、COP21開幕直前に、世界の数千万人の市民が一斉に「世界気候マーチ(Global Climate March)」というアクションをする予定です。日本でも、2015年11月28日、29日にアースパレード2015を各地で開催します。

このところ、ひっきりなしにメディアからアースパレードについての問合せの電話がかかってきています(注目されています!)。ぜひみなさんもお誘い合わせの上、お近くのアースパレードにご参加ください。

earth-parade-webアースパレード2015公式サイト

 

あるいは、みなさん自身が、みなさんの地元、団体でプチ・アースパレードを企画してください。少人数でも構いません。その様子を写真に撮影して、特設サイト「100万人のクライメート・アクション!」に投稿してください。

climate-action-album 特設サイト「100万人のクライメート・アクション」

 

パリでは、テロをうけて予定されていた気候マーチが中止に

当然、COP21開催地であるパリでも、大規模な気候マーチが予定されていました。しかし、11月13日にパリで発生した銃撃・爆破事件後、「安全を確保できない」としてフランス政府から気候マーチの開催許可がおりませんでした。本当に残念ですが、安全確保のためにはやむをえない側面もあるでしょう。パリで開催できない分、日本を含む世界中で、気候をまもろうという市民社会の力強い声をパリに届けたいと思います。

 

気候をまもることは、平和をまもること

さて、もしも私が「気候変動は平和を脅かす」と言ったら、こう思う人がいるかもしれません。

「また始まった!何でもかんでも温暖化のせいにするなんて笑」

しかし、(残念なことに)それは本当のことです。ずっと前から研究者は気候変動が食料生産、水資源へのアクセス、人口分布等に影響を与え、紛争や難民発生の要因となり、安全保障を揺るがすことになると指摘しています。世界の平和と安全保障について討議し決定を行う国連安全保障理事会が初めて気候変動を取り上げたのは2007年でした。今から8年も前のことです。

気候変動を防ぐということは、将来起きうる破滅的な自然の変化を防ぎ、平和をまもるということです。さらに、温暖化対策である省エネルギー・再生可能エネルギー普及を進めることは、世界各地に偏在する化石燃料をめぐる緊張を緩和し、紛争を避けることにつながる可能性があります。

シリアの紛争・難民問題と気候変動

シリアの紛争・難民危機についてニュースでご覧になっている方も多いでしょう。複数の調査研究は、シリアの不安定化要因に気候変動があると指摘しています。気候変動によってシリア国内を襲った異常な干ばつ等によって食料生産に甚大な被害がもたらされ、貧困が拡がり、政情が不安定になったことで紛争、難民が発生したというのです。

また、パリやレバノンでのテロ事件後、米国大統領選挙の立候補者のひとりは、気候変動で平和が脅かされ、テロの増加をもたらしうると主張し、気候変動対策の重要性を訴えています。ちなみに、シリアには、パリやレバノン等でテロ事件を起こしたとされるISの本拠地のひとつがあることが知られています。

私は、シリア危機が実際どれくらい人為的な気候変動によるのかという論争に参加するつもりはありません(私は中東地域研究の専門家でも、軍事安全保障の専門家でもありません)。私が言いたいのは、パリ合意を実現し、世界的に温暖化対策を強化しなければ、気候変動との関連の「疑われる」紛争がますます増えるだろうということです。

気候をまもり、平和をまもるパリ合意実現のため、アースパレードに参加してください

気候変動を止めることなしに、世界平和は実現できません。紛争・テロによって、そして気候災害によって傷つき苦しむ人々に哀悼の気持ちを寄せ、平和への祈りを広げるため、世界中の市民のグローバル・アクションに、あなたもぜひ参加してください。

アースパレード2015東京

日時:2015年11月28日(土) 13:00~
場所:日比谷公園野外音楽堂(東京都千代田区)

アースパレード2015京都

日時:2015年11月29日(日) 12:00~
場所:円山公園音楽堂(京都市東山区)

アースパレードの詳細は公式サイトにてご確認ください。

 

*私は、COP21パリ会議参加のためパリに出張するため、日本のアースパレードには参加できませんが、現地で気候をまもり、平和をまもるための活動をしてきます!

NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料産業からの投資撤廃(ダイベストメント)」その2

東京オフィスの鈴木です。インターンの朝日さんの報告に続き、350.orgのワークショップ参加報告その1を掲載させていただきます。

関連記事:NO!化石燃料・ワークショップ「化石燃料産業からの投資撤廃(ダイベストメント)」に参加して

化石燃料産業へのダイベストメント(投資撤退)

ダイベストメント(投資撤退)は投資を止めるというものですが、資本運用において株式を売却する以外にも、新たな投資をしないという選択もダイベストメントです。

今回のワークショップでは、ダイベストメントの基本を理解し、この運動を広げるためのキャンペーンスキルや戦略の考え方を学びました。化石燃料は地球温暖化に深刻な影響を及ぼしています。気候変動の場合、金融機関から化石燃料産業(特に石炭産業)への投融資をやめさせることが急務です。

国内外で石炭火力発電所を増やす日本

日本国内でも続々と石炭火力発電所の建設計画が増えていますが、日本が東南アジアやアフリカなどの発展途上国における石炭関連設備の建設に多額の融資をしていることにも留意すべきです。日本は、OECD加盟国の中で最大(2007年から2014年の8年間で約2兆円)の石炭支援国であることを考えれば、石炭へのダイベストメントにおいて日本の責任は重いのです。

公的資金による国際的な石炭支援 日本が世界最多の200億ドル
報告書”UNDER THE RUG”より

 

応用可能な「キャンペーンのステップ」の考え方

プログラムの中では、ダイベストメントを進めるためのキャンペーンのステップを順々に考えていきました。

まずゴールを明確に意識した上で、意思決定者やキーアクターを洗い出し、そこで初めて起こる変化の仕組みを考えます。意思決定者や影響の伝わり方を考えた上で、何を起こせばどのような変化が起こせるかを段階的に考え、その変化を起こすためにできる行動の順番を考えるのです。

キャンペーンのステップ
キャンペーンのステップ(ワークショップの資料から)

 

このキャンペーンのプロセスは面白いと思いました。目的を設定すると、その目的に向けてのプランとその行動を起こすための戦術や方法論に短絡的に飛びつきがちです。しかし、意思決定者やキーパーソンを分析し、何をすれば意思決定者を動かせるのか、Theory of Change(目標作り)とCritical Path(プラン)を段階的に考える手法は、色々な場面で応用ができるのではないでしょうか。

 

日本で活動することの難しさを乗り越える

ワークショップで紹介された海外の事例では、それぞれの国の事情も異なる中での成功体験の裏に、地道な活動と行動することの大切さが伺えました。

さて、同じような方法が日本でも成功できるのでしょうか?成功例に勇気づけられても、同じやり方をすれば成功するという簡単なものではありません。いくつかのグループに分かれて日本社会の中の「見えない壁」について意見を出し合い、日本の大学や金融機関、地方自治体、年金・保険機構の資金運用についての調査結果を踏まえて、各グループが選択したターゲットに向けたメッセージの出し方・内容を考えてみました。

ダイベストメントに関するキャンペーンのプランやポスターの作案を通して改めて気づくのは、人に何かを伝えるためには、その時々の状況や相手によって、(発信者の)思いをいかに伝えるかが大切だということです。

日本人の物事に対する認識レベルや社会的背景、行動することへの抵抗、問題意識の差、関心の薄さ、社会構造(意思決定プロセス)の複雑さ活動資金不足…などなど課題は山積みですが、日本でキャンペーン展開ができないということはありません。

現に、安保法案反対運動では今だかつてないほど大勢の人が夜な夜な国会前に集合し、声をあげています。小さな活動が集まり、つながり、協調することで大きな流れを作ることができるのです。

 

日本にも変化が。行動をつなげていこう

日本も変わりつつあります。「ダイベストメント」という言葉が一般的になるには、まだ時間がかかるかもしれませんが、脱石炭に限らず、様々な行動につながっていくことを期待しています。

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「オックスファム・トレイルウォーカー」50kmの山道を踏破しました!

こんにちは。京都事務所の近藤です。

7月11~12日、気候ネットワークの事務局メンバーでチームを作り、「オックスファム・トレイルウォーカー東北2015」に参加しました。4人1チームで24時間以内に50キロメートルの山道を歩きます。

以前のブログ「オックスファム・トレイルウォーカー2015に参加します!」もご覧ください。

いよいよ福島に到着~前夜にはプレイベントも~

出発の前日に京都を出発して大会が行われる福島県二本松市に到着しました。出発前夜にはトレイルウォーカーのプレイベントが行われました。そこでオックスファムのパートナー団体として、気候ネットワークも、脱原子力・脱石炭・自然エネルギー100%への思いなど、あいさつをさせてもらいました。全国各地、また世界各地からの参加があり、体育館は出発前の熱気に包まれていました。参加者の4分の1は海外の方だったそうです。

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7月11日AM10:00スタート!

当日は晴天。いよいよ、スタートです。他のチームの出だしも気になりましたが、4人で決めた自分たちのペースを守りながら歩きました。一山超えて、最初のチェックポイントに到着しました(今回のコースには合計3つのチェックポイントがあるのです)。気温が高くて日差しも強かったので、この時点で何人かのリタイアがでたようでした。2人以上のリタイアが出たチームは他チームと合流するルールになっていたので、私たち4人は2人チームと合流することになり、6人で歩き出しました。

安達太良山の山頂でClimate Action Now!

1つ目のチェックポイントを超えると次に目指すのは安達太良山の山頂です。最後の上り坂は急な上に、岩がゴロゴロしていたり、小石があるところは滑りやすく足場が悪く体力を消耗しました。山頂では安達太良山の素晴らしいパノラマが迎えてくれました。

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気候ネットワークと関連団体で取り組んでいるキャンペーン「Climate Action Now!」についてはウェブサイトをご覧ください。

夜の山道は過酷でした

山頂の景色に感動したのもつかの間、日が落ちてきて寒くなってきました。あたりは暗くなり、一日歩いて疲労もたまってきました。このままのペースでは次のチェックポイント閉鎖時間までに到達しないかもしれない・・・そんな不安が頭をよぎりました。それでも悪路と疲労でペースを上げることはできません。昼間のような会話はないけれど、危険な場所は声をかけ合いながら、みんなで2つ目のチェックポイントを目指しました。何とか閉鎖時間までによう次のチェックポイントに到着しました。空を見上げると満点の星空で、流れ星も見ることが出来ました。

休憩もそこそこに残り約半分の道のりを、また4人で出発しました。途中、真夜中にもかかわらず、地元の方がエイドステーションを用意してくださっていました。地元のお米で作ったおにぎりや野菜のお漬物と応援に元気をもらいました。

一晩歩いて、明け方5:30頃にやっと最後の3つ目のチェックポイントに到着。出発前はもう少し仮眠がとれるかなっと想定していたのですが、制限時間いっぱいを使う形になりました。何より眠たいのが辛かったです。

4人で手を取り合ってFinish!

スタートしてから22時間23分、4人手をつないでゴールゲートをくぐりました。50kmを24時間で歩ききるという道のりは想像以上に大変でした。しかし、福島で自然エネルギー100%を実現したい!という想いを1つに、4人で支え合いながら、ゴールしました。ほぼ徹夜で過酷な山道を歩き、疲労が限界を超える中、みなさんの応援が心の支えになりました。

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ひきつづき、ご支援お願いします

私たちのチャレンジに大勢の方が寄付をしてくださりました。たくさんのご支援、応援ありがとうございました。8月21日までは引き続き、トレイルウォーカー「チーム・気候ネットワーク」への寄付を受け付けています。目標額にはまだ届いていません。ぜひご支援よろしくお願いします。

オンライン寄付(PayPal)

こちらのウェブページで「寄付をする」をクリックして、PayPalのページで任意の金額などをを入力後、「売り手への特別な指示を追加」にて「トレイルウォーカー寄付」と追記して決定してください。

銀行振込口座:

三菱東京UFJ銀行京都支店 普通預金 3325635 (特定非営利活動法人気候ネットワーク)

りそな銀行京都支店 普通預金 1799376 (特定非営利活動法人気候ネットワーク)

郵便振替口座:

00940-6-79694 (加入者名:気候ネットワーク)
通信欄に ご依頼人氏名、ご住所、電話番号、 「トレイルウォーカー寄付」とお書きください。

 

オックスファム・トレイルウォーカー2015に参加します!

こんにちは。京都事務所の近藤です。

チーム気候ネットワーク」結成!

私たち気候ネットワークは事務局メンバーでチームを作り、オックスファム・トレイルウォーカー2015に参加することを決めました。

オックスファムは貧困を克服しようとする人々を支援する国際協力のNGOで、世界90カ国以上で活動している団体です。

トレイルウォーカーは貧困のない世界をつくるための寄付金を集める目的で、世界中で行われています。

日本でも毎年企画され、今年は7月11~12日に福島県の達太良山で開催されます。50㎞の登山道を24時間以内に4人1チームで歩きます。私たちは、東京事務所の桃井を筆頭に、京都事務所の伊与田、山本、近藤でチームを結成しました。

福島で、原発も温暖化もない未来に向かって

トレイルウォーカーの開催地である福島は、ご存じのとおり東日本大震災の被災地であり、福島第一原発の事故を経験した場所です。オックスファムも震災直後から支援をしていて、今後も続けていくそうです。

まだまだ避難生活を続けている方もいらっしゃいますが、自然エネルギーの分野で日本をリードしてくれるという期待が持てる場所でもあります。

福島県再生可能エネルギー推進ビジョンのもとで、2040年頃を目途に、福島県内のエネルギー需要の100%以上に相当する量を再生可能エネルギーで生み出すことを目指しています。市民が主体的にエネルギーについて考え、発電事業を行う動きも多くあります。気候ネットワークも、人材育成や普及啓発の支援を行っています。

チーム気候ネットワークは、「福島発のエネルギー・ヴェンデを実現させたい」という想いを共有しトレイルウォーカーに参加したいと思います。原発も温暖化もない社会というゴールに向かって一緒に歩んでいこうというメッセージを発信していきます。

応援よろしくお願いします

安達太良山は東北が誇る日本100名山のひとつで、山頂からのパノラマは素晴らしいそうです。とても楽しみです。50㎞を制限時間内にチエックポイントを通過しながら歩き切れるか不安はありますが、今から準備を重ねて、50㎞を完歩したいと思います。忙しさに負けずにトレーニングして本番は必ず4人でゴールします。

このトレイルウォーカーに参加するためには、参加費とは別にチームがオックスファムへの寄付金を集める必要があります。

ご支援よろしくお願いします。

寄付の方法

■口座振り込み
三菱東京UFJ銀行:京都支店 普通預金 3325635(口座名義:特定非営利活動法人気候ネットワーク)

ゆうちょ銀行:〇九九店(店番:099)当座 口座番号0079694(受取人名:キコウネットワーク)

りそな銀行:京都支店 普通口座 1799376(口座名義:特定非営利活動法人気候ネットワーク)

・通信欄に「トレイルウォーカー」と明記してください

 

■インターネットから

オックスファム・トレイルウォーカーHP

https://oxfam-mng.com/team/?id=270

欧州加盟国大使、日本の気候変動対策に失望?期待?

こんにちは。東京事務所の桃井です。

日本の温室効果ガス削減目標最終調整

2020年以降の温室効果ガス削減目標案(INDCs)の国連への提出が遅れている日本ですが、先週から政府が2030年の目標案を調整しているという報道が飛び交っています。主要新聞のタイトルを並べてみると次のとおりです。

  • <朝日新聞>温室効果ガス削減、25%程度で調整 2030年の目標(2015年4月24日)
  • <産経新聞>温室効果ガス削減目標、政府が25%程度で調整(2015年4月24日)
  • <毎日新聞>温室効果ガス削減:「約25%」案 欧州水準、遠く及ばず(2015年4月25日)
  • <読売新聞>温室ガス30年度26%減目標…EU上回る水準(2015年4月25日)

朝日新聞と毎日新聞には基準年が書いていませんが、読売新聞は2013年から26%程度しています。2005年比でみると25%程度ということでしょうか。これを、読売新聞の見出しでは「EUを上回る水準」などとしていますが、1990年比で少なくとも40%削減するというEUと比べて「上回る」とするのは完全にミスリードです。90年比でみると日本のこの目標値は17~18%減に相当します。つまり、毎日新聞の「欧州水準、遠く及ばず」の方が正確な評価でしょう。

気候ネットワークでも、24 日にエネルギーミックスの割合についての問題とともに指摘するプレスリリース「意欲のない温室効果ガス削減目標は受け入れられない 原発ゼロで温暖化対策の深掘りをすべき」を発表し、エネ庁の意見箱にも提出しました。たくさんの意見を多くの人たちからどんどん出していきましょう

欧州加盟国駐日大使からの日本へのメッセージ

ところで、昨年10月には2025年の削減目標を発表し、国連にもINDCsを先行して提出したEUですが、去る4月21日に、駐日欧州連合(EU)代表部とEU加盟国大使館の主催で、COP21に向けたセミナーが開催されて、大変興味深い議論が展開されていました。

セミナーでは、EU各国が取り組んでいる気候変動政策についての紹介や「気候変動への対応が経済に悪影響を及ぼすのか」という内容で2部構成で行われました。特記しておきたいのは、出席した駐日大使(ドイツ、デンマーク、フランス、スウェーデン、英国)からは、いずれも日本が省エネ技術など削減に貢献できるポテンシャルが高いにも関わらず、気候変動対策が後退していることに対して、早期に野心的な目標を掲げるべきだという投げかけがあったことです。

 また、欧州ではビジネスに長期的な削減目標をかかげることで、ビジネス界でも温室効果ガス削減に向けて大きく変革し、経済成長とCO2削減が切り分けられていることが強調されていました。何よりも政治的な長期的ビジョンをかかげたポジティブなシグナルが重要であるということだと思います。

 気候変動の危機や原発リスクの危機を共有することなく、2030年にも原発石炭に大きく依存している今のような政府の方向性は、ビジネス界に対するシグナルとしても混乱を与えるだけではないでしょうか。

出演者など

欧州代表部による報告ページもご覧になってください。

<パネルI> EU加盟国における気候政策の実施状況

  • 駐日ドイツ連邦共和国大使 ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン氏
  • 駐日デンマーク大使 A.カーステン・ダムスゴー氏
  • 駐日フランス大使 ティエリ-・ダナ氏
  • 駐日スウェーデン大使 マグヌス・ローバック氏
  • 駐日英国大使 T.M.ヒッチンズ氏
  • モデレーター:駐日欧州連合代表部通商部一等書記官 ウリ・ヴィエンリッヒ氏

<パネルII> 気候変動対策:業界にとっての新たなビジネスチャンス

  • 日産自動車株式会社取締役 志賀俊之氏
  • リコー株式会社サステナビリティ推進本部顧問 則武祐二氏
  • ユニリーバ ジャパンCEO兼社長 フルヴィオ・ブアルネリ氏
  • ロイヤル・ダッチ・シェル オランダ社長、ガス市場開発副社長 ディック・ベンショップ氏
  • モデレーター:共同通信社環境・開発・エネルギー問題担当・論説委員 井田徹治氏