地球温暖化は「公害」か?~シロクマ訴訟の東京地裁判決~

こんにちは、東京事務所インターンの古川です。

近頃すっかり秋らしい気温になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

シロクマ訴訟の判決

さて、9月10日に東京地裁である裁判の判決が出るという事で、裁判と弁護団の記者会見を傍聴させていただきました。

すでに新聞などでご存じの方もいらっしゃるでしょうが、この裁判は当初シロクマを原告に加えていたことから、「シロクマ訴訟」と呼ばれていたものです。

訴訟の簡単な経緯としては、原告たちが、電力会社等11社を相手にCO2排出削減を求めたところ、調停が却下されてしまったため、その判断の取消を求め、2012年に東京地裁へ訴えを提起したというものです。

裁判では、CO2は大気汚染物質にあたるか、地球温暖化による海水温の上昇は水質汚濁にあたるかを含めて地球温暖化は「公害」かが争われましたが、「地球温暖化は「公害」には当たらない」という判断が下りました。

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アメリカとの考えの違いが表れた判決

 弁護団の市野綾子弁護士(写真中央)、気候ネットワークの理事も務める和田重太弁護士(写真左から2人目)は同日行なわれた記者会見で、現在「公害」については人体に直接被害を及ぼすものと考えられているが、CO2は大気中に蓄積する事で間接的に害を及ぼすものであるという違いがあるとしながらも、温暖化対策には先手を打った対策が必要であると説明していました。

和田重太弁護士は、アメリカの連邦最高裁判所で2007年に新車の排気に対してCO2を大気汚染物質であると認定した判例についても記者会見で説明を行いました。アメリカと日本の考え方の違いはどこから来るのでしょうか。

シロクマ訴訟の判決日の記者会見の様子 2014年9月10日

知っているようで実はよく知らない温暖化の話。

 今回の裁判と記者会見の傍聴を通して強く感じたことは、状況の変化に応じて柔軟に対応していく事が必要なのではないかということです。

温暖化は短期的な問題ではなく、私たちの将来世代にも関係してくる長期的な問題であるという事がよく言われています。

弁護団の方や、気候ネットワークの方の話を聞いて、私も最新の情報に目を向けながら真剣に考えていかなければならないと思いました。

 

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応援しよう!脱原発のゆるキャラ・「ゼロノミクマ」

京都事務所インターンの石田です。

原発は発電時にCO2を排出しない電源だと言われますが、温暖化対策にはなりません…というのは、先日のブログ記事「イベント報告「地球温暖化のために原発再稼働!?~原子力ムラのウソをあばく~」」にもある通りです。

私たちは、地球温暖化防止も脱原発も両立させていきたいと思っています。

脱原発のゆるキャラ「ゼロノミクマ」

そこで、今回皆さんにご紹介したいのが…

脱原発キャラクター!「ゼロノミクマ」です!!

似顔絵かいてみました!
似顔絵かいてみました!

 

かわいい緑のくまちゃんで、原発ゼロノミクスキャンペーン公式キャラクターだそうです!

ゼロノミクマの公式ブログによると、原発をゼロにする為に全国をかけまわってる とか!

なんて頼もしいくまちゃんなんでしょう!

 ゼロノミクマを応援中!

実は私たち、今、この「ゼロノミクマ」を応援中なんです!

どういうことかというと、この「ゼロノミクマ」は、なんと今年のゆるキャラグランプリに出場中なのです!

ゆるキャラグランプリは、ご存知でしょうか?ひこにゃんやくまモンなど、これまでに栄光を掴んだキャラクターたちは、ものすごい実績を生み出しています!

 

「ゼロノミクマ」が人気になることで、

普段関心がなくてもたくさんの人が脱原発に注目してくれるのではないか!

そう考えています!

地球温暖化防止のキャラクター・シロベエともお友達!

「ゼロノミクマ」、是非、ゆるキャラグランプリで投票してあげてください!

 

ゆるキャラグランプリのホームページより、IDを取得すれば、毎日投票できます!ゼロノミクマの紹介ページも要チェックです!

アイスバケツチャレンジとALSと須田さん

東京事務所の桃井です。

アイスバケツチャレンジがブーム

この夏、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の撲滅と寄付を訴え、有名人が次々と氷水をかぶるパフォーマンス「アイスバケツチャレンジ」がネットでの映像などを通じて話題になりました。いろいろな賛否が出る中で、そろそろブームも収束しつつありますが、このキャンペーンでALSという難病について世界中に知れ渡り、多額の寄付が集まったという点で成功だったと言えるのではないでしょうか。そんなキャンペーンのブームに乗じて、今回は書き留めておきたいことがあります。

ALSと須田さん

実は、気候ネットワーク副理事長の須田春海さんが、2009年にこのALSを発症し、現在、東京都内のご自宅でこの病気と闘っています。私は須田さんがこの病気にかかるまで、ほとんど病気のことは知りませんでした(ホーキング博士と同じ病気と言われて、「ああ、あの筋肉が固まってしまう病気か」とわかる程度でした)。ALSは筋肉が萎縮してだんだんと体の自由がきかなくなっていく神経系の難病で、治療法が確立していません。今、須田さんはすでに体のほとんどの部分を自分の意志で動かすことができず、喉を切開して人工呼吸器をとりつけ、筋肉が硬直していく恐怖と戦いながら毎日を過ごしておられます。

そのような中で、須田さんは、ほぼ毎日、共通のMLやブログなどでご家族やヘルパーさんの介助のもとにメッセージを発信されていますが、その内容は現政権に対しての危機感を中心に、中には気候変動問題などを憂うものもあります。体の自由がまったくきかない中で、一言発信することがどれほど大変なことか私たちの想像をはるかに超えるものだと思いますが、逆にその言葉に込められたメッセージの重さにも感じるのです。

気候ネットワークと須田春海さん

もともと、京都が本拠地である気候ネットワークに東京の事務所があるのは須田さんが主宰されていた市民運動全国センター(センター)に、気候ネットワーク前身の気候フォーラムの時代から東京オフィスを構えたのがきっかけです。センターには、今も10数団体にもわたる様々な市民団体がオフィスを構えており、そのほとんどの団体は設立で須田さんが関わった団体です。

私自身、気候ネットワークのスタッフになったのは2008年からですが、それ以前から(大学生の頃から)様々な団体に関わる中で、いずれの活動においても須田さんは重要なアドバイザーでした。様々な政治の情勢などを分析し、今何をすべきかを実に的確なアドバイスを投げてくれます。

”気候災害被害者のネットワークを”

 須田さんが数年前から気候ネットワークに投げかけられていたことの一つに、気候災害による被害者の全国ネットワークを作ったらどうかということがありました。

確かに今、夏の高温化による熱中症患者の増加、集中豪雨やゲリラ豪雨、大型台風などによる暴風・暴雨による災害、突風や雹など極端現象による被害、つい最近ではデング熱の感染など、かつてから温暖化のリスクとして呼びかけられていたことが現実のものになってきています。すでに多くの人が気候変動のリスクにさらされ、そのリスクは今後ますます高まってくるでしょう。単なる自然災害ということではなく、人間が排出した温室効果ガスが原因でこうした災害が巨大化しているわけで、気候変動の被害を受けているということの認識を持つためにも、”被害者”のネットワークを構築することは必要かもしれません。

つい先日の広島での土砂崩れで大きな被害があったときにも、須田さんは「異常気象、広島だけではない」と打ち込まれていました。気候変動の被害が具体的に顕在化してくることで、ダム・堤防・防波堤などの土木工事など含む適応策への要求が高まってくるのではないかと思いますが、一方で、温室効果ガスの排出を削減するという根本的な対策がままならないことについて国民的な議論をしていく必要があるでしょう。須田さんのご示唆を頭におきつつ、気候ネットワークとして何ができるのかを改めて考えていきたいと思っています。

 

野党エネルギー政策実務者会議に参加して

こんにちは、東京事務所インターンの三笠です。

去る8月28日に衆議院議員会館にて第三回野党エネルギー政策実務者会議が開催され、私も傍聴で参加することができました。

この会議は、野党各党のエネルギー担当議員が集まり、各党の共通項を見出し、提言をまとめていくために開催されているとのことです。民主党国会対策副委員長の田嶋要議員、日本共産党原発・エネルギー問題対策委員会責任者の笠井亮議員、結いの党政策調査会長代理の小池政就議員、社民党副党首の福島みずほ議員らが出席されていました。

今回、はじめての外部ゲストとして気候ネットワークが招かれ、理事の平田仁子さんから「忘れ去られた気候変動(地球温暖化)問題」と題して、脱原発と地球温暖化対策との両立を含めた今後のエネルギー政策の在り方について発表されました。そして、その内容に基づき議論が交わされていましたのでご報告したいと思います。

気候変動対策とその遅れについて

冒頭、各出席者から挨拶があった後、平田さんから現在の気候変動対策の内容及び問題点について報告がありました。

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「忘れられた気候変動問題」とのタイトルからもわかるように、現在当面のCO2削減目標は掲げられておらず、地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく地球温暖化対策計画も未だ作成されておらず、気候変動(地球温暖化)対策として企業や個人が取り組む制度的枠組みが存在しないとのことです。

そして、3・11後の今、「原発を再稼働しない場合に被る経済的ダメージは甚大」「原発停止による化石燃料調達費増加額は3兆円」「石炭は低コスト化石燃料」「再生エネルギー投資はコストパフォーマンスが悪い」等の誤った言説があり、それが気候変動対策について新たな視点を取り入れる際の障害となっているようです。

気候変動が進行するにつれて、海面上昇による沿岸部での高潮被害、熱波による都市部での疫病蔓延、気温上昇と干ばつによる食料の世界規模での争奪、水資源不足と農業生産減少による農村部への経済的打撃、気温上昇による沿岸海域における海洋生態系の損失等のリスクが顕在化してくるため、気候変動対策は喫緊の課題と言えます。

どれもわたしたちの生活に密接に関連してくる問題なので、興味がないとか知らないではすまされない重要な問題だと思いました。

脱原発と地球温暖化対策の両立について

原発は気候変動対策の一環として推進されてきた側面があります。京都議定書目標達成計画(2008年3月改正)の中で、「発電過程で二酸化炭素を排出しない原子力発電については、地球温暖化対策推進の上で極めて重要な位置を占めるものである。」とされ、原発はCO2削減に寄与する発電設備と位置付けられています。

しかし、以下のデータが示す通り原発設備容量とCO2排出量は正の相関関係(下図参照)にあり、原発推進→CO2削減→地球温暖化対策との因果関係が存在すると考えるのは早計です。

これまで原発でCO2は減っていない
平田さんプレゼン資料より

 

むしろ、原発に依存する政策こそが気候変動対策を遅らせる主たる原因となっているのが現状です。つまり、原発を推進することにより再生可能エネルギーの促進や省エネ対策は限定的なものとなっているのです。

原発依存から脱却し、気候変動対策をすすめていくことが肝心であるにもかかわらず、政府は気候変動対策を目的に原発を推進しています。これは循環論法であるとともに、気候変動対策を原発再稼働の口実にしているにすぎません。

石炭火力発電の問題点

気候変動対策として避けて通れないのは石炭火力発電問題です。なぜなら、石炭火力発電は天然ガス発電と比較してCO2排出量が約2倍もあるからです。

電源別CO2排出量
平田さん資料より

 

 それにもかかわらず、電力会社は石炭火力発電を推進すべく火力電源の入札募集数を増加させています。

電力会社の電源入札一覧
電力会社の電源入札一覧(2014年8月現在)、平田さん資料より

 

 石炭火力発電を推進した場合、長期にわたる大量のCO2排出を固定することとなります。その結果2050年に温室効果ガス80%削減目標(閣議決定)達成が困難となります。

石炭火力発電を推進することは大量のCO2を排出することから気候変動対策として望ましくありません。アメリカではオバマ大統領が国内の既存・新規の石炭火力発電所のCO2規制及び石炭火力の諸外国への輸出停止を決定しています。北欧5か国、イギリス、オランダも同様の方針を決定しています。

日本の石炭火力発電の推進政策は先進国の中でも特異なケースで世界の潮流に逆行しているといえます。

鋭い質疑応答にも。

報告終了後、平田さんは出席各議員からの質問を受けて気候ネットワークとしての立場からの意見を理路整然と回答していました。

ドイツが脱原発を宣言したにもかかわらず石炭火力発電を推進していることなども話題になりました。ドイツは産炭国であることから石炭資源が豊富であることも関係しているようです。これに対して、平田さんはドイツではCO2を40%削減するという目標も下げていないことや、市民運動が非常に盛り上がり、気候変動問題に対しての意識も変わっていないことなどを指摘していました。

国会議員からの鋭く、かつ、厳しい質問に対して的確に回答している平田さんをみて、平田さんの環境問題に対する知識、見識の深さを実感しました。

 

 

 

 

 

夏休み!親子向けの環境教育プログラム~フードマイレージゲーム~

気候ネットワークインターンの金設賀です。

8月7日、伏見総合庁舎でフードマイレージのゲームが開かれました

 8月7日の親子エコライフチャレンジは、伏見総合庁舎の1階のホールで、フードマイレージについて調べる「たべものの住所」というゲームでした。

 プログラムの前には、参加した家族に家庭に関するエコライフチェックを行い、帰るときに調査結果を知らせ、省エネの意識を高めてもらいました。

フードマイレージゲームとは?

 ゲームは昔と現在の2チームにわかれて、当時の家族になったという設定で、今日の晩ごはんの買い物をしてもらうことでした。様々な食材料のカードを机の上に並べ、家族ごとに食材料を選んでもらう形でした。

 実は、このゲームは、子どもたちに二酸化炭素の排出量の深刻さを体感的にわかってもらうゲームです。選んだカードの後ろに二酸化炭素排出量の星がついていて、海外から輸入された食材料と買い物する時に使う交通手段によって、より二酸化炭素が排出されることがわかります。

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選択した食材料の原産地を探している様子

 その中で、子どもたちは、昔と今で日本の交通環境が変わったことなどについても、自然に学べました。

子どもたちがナチュラルに環境意識を持つように

 このゲームを通じて子どもたちは、「今度から買い物する時に、自転車や歩いていける距離で買い物に行き、できるだけ国産のものを選ぶ」との感想を言ってくれました。

 午前にはゲームの手伝いをして、午後は自らが参加して子供の目線になってフードマイレージのゲームをしましたが、今回のゲームは子供の目線で、楽しく環境にやさしい方法を知ることができたと思いました。

たのしく環境について学べるチャンス

 私の子供の頃には、学校の授業以外に、他のところから、環境について楽しく学べる機会がなかったです。また、学ぶ手段も、教科書しかなかったので、環境にやさしくする重要性などについて楽しく考える機会がなかったです。

 そのため、今回の取り組みを通じて、もし、子どもたちがこのような機会に接することが増えたら、子どもたちが成長していく中で、環境へ配慮できる子がより多くなるだろうと思いました。

 この活動を通じて、エコに関する勉強が本当にたくさんできました。親子エコライフチャレンジに参加して、子どもたちにエコに関することを教えることを見ながら、日々自分もエコの実践をしなければならないと感じました。まだまだ知らないことがたくさんあるので、気候ネットワークのボランティアや勉強会に参加してもっと色々学びたいと思っています。

夏休み!親子向けの環境教育プログラム~家電製品の電力消費を調べる~

 こんにちは。韓国から参りました。金設賀と申します。日本の地球温暖化防止活動について知るために、気候ネットワークにインターン生として参加しました。

 現在は、立命館の産業社会学部に留学生として通いながら、多くの日本人と外国人の友達に出会いながら勉強しています。卒業後も日本で、就職したいと思っています。

今回気候ネットワークの夏休み期間を利用した、親子向けの環境教育プログラム実施に2日間にわたって関わりました。その様子を、2回に分けて活動報告をします。

家電製品を調べ、電気の節約について考える

 8月5日、洛西総合庁舎で小学生を含んだ家族を対象としたエコライフチャレンジの夏休み特別イベントが行われ、そこへお手伝いとして参加しました。

総参加下家族は午前1チーム、午後2チームでした。

 プログラムが行われる前、各家族に、エコライフチェックシートを配り、一ヶ月電気使用量などを聞いて各家族が、どのぐらいエコライフをおくれているのかを診断し、電気節約の意識を高めてもらいました。

子どもたちの興味を引き出す

 プログラムの内容は、まず、夜に地球の外から見た世界地図と東京と大阪の様子を見せることで、電気(照明)に対する子どもたちの興味を引き出しました。その後、子どもたちに電気がどこからくるのかをわかりやすく知ってもらうため、今住んでいる関西地方の地図を広げ、子どもたちが直接、自分の家と原発や水力発電所などのアイコンを置いてもらうというゲームなどで、実際使っている電気の流れについて学習しました。

実際に使っている家電製品の電力使用量に驚き!

その後、身近な家電製品を並べ、電力使用量について皆で一緒に測ってもらいました。ドライヤーや携帯の充電器やアイロンなどの電力使用量について電力使用量測定器や、サーモメーターを使って測っていく中で、皆は、これだけ電力を使うんだと驚きの反応を見せていました。

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白熱電球と省エネ電球比較器と電力使用量測定器

 

 子どもたちは、自分たちが住んでいる場所の地図を使ったゲームや、実際に使っている家電製品の電力使用量を測ってもらうことで、幼いうちから、省エネの感覚を自然に身に付けることができたと思いました。また、このプログラムを参加することで、親や、家庭にも省エネへの関心を引き出すことができたことで、実際にこれから節電に取り組んでくれるのでは、と感じました。

第二回に続く!)

インターンの先輩に聞く!!~コミュニケーションの基本は笑顔~

皆さん、こんにちは!今回、インターン企画の先輩インタビューを担当している矢野絢香です。

私は京都生まれ京都育ちの生粋の京都っ子。京都産業大学の法学部三年生で、就活を目前に控え「就職とはなんぞや?」と考えインターンをすることに決めました。NPOや気候についてまだまだ知らないことがたくさんありますが、日々学び成長していきたいと思います!

インターンの先輩に聞く!!

さて、8月11日に気候ネットワーク京都事務所にて、2011年度の先輩インターンで現在はリース会社にお勤めの岡野翼さんにインタビューをしました。

岡野さんはインターン時代には、温暖化防止教育プログラム「こどもエコライフチャレンジ」という事業に参加されていました。


 

インターン先に気候ネットワークを志望した理由は?

インターン先にNPOを志望していました。偶然友達が気候ネットワークを紹介してくれてここにすることに決めました。最初は気候についての知識もなく興味もなく、どうしようかと思いました。しかし、職員の皆さんと触れ合いエコチャレに参加することで充実した夏がおくれたと思います。

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インタビューにこたえる岡野さん

こどもエコライフチャレンジで印象に残ったことや出来事は?

ある小学校の学習会で、うまくこどもの意見を引き出すことができず、悔しい思いをしました。でもそれで終わりにせず、次の機会、また次と何度か学習会に参加し、こどもたちから話をきけるようになりました。その中で、相手の目線に立って考えることの重要さやいつも笑顔で親しみやすい雰囲気で接することの大切さに気付くことができました。それは社会人になった今仕事にも活かされています。


 

インタビューを終えて

 今回のインタビューでは、岡野さんが学生時代から物事をポジティブにとらえ、チャレンジを続けられたこと。それが、インターンシップで気候ネットワークの事業で活かされ、当時の経験が、今の岡野さんのタフな仕事でも役に立っていることがわかりました。

岡野さん、ありがとうございました!

 

 

 

インターンの先輩に聞く!!~ボランティアで社会貢献~

こんにちは、京都事務所インターンの大学3回生、椿です。

大学では化学を勉強しています。

インターンに気候ネットワークに来たのは 私は高校生の時から地球環境に興味があり、理系のフィールド以外の視点から地球環境を見てみたい、と思ったからです。

今回は先輩ボランティアの鈴木皓博さんにお話を伺いました。

現在はどんな仕事をしていますか?

社会人2年目で積水ハウス株式会社、事業所総務課で働いています。

どうしてボランティアを始めたのですか?

環境問題に関心があり、地域社会での活動に関与し、社会貢献がしたいからです。また、会社以外の組織に属することで、視野を広くしたいという気持ちがあります。

ボランティアで印象に残っていることを教えて下さい。

子どもたちの素直さです。授業では、クイズなどで地球温暖化のしくみなどを説明したあと、夏休みに「エコライフチャレンジ」という宿題に取り組んでもらいます。多くの子どもたちが真面目に取り組み、夏休み後の振り返りの授業では、結果を嬉しそうに話してくれます。

また、注意していたのは、子どもたちの意見をむやみに否定しないことです。一回きりの授業ですから、嫌な思い出にはしたくない。勘違いは、授業中に自分で気づいてもらえるように意識していました。子どもの方が考え方も柔軟ですからね。

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活動を通して学んだことはありますか?

様々な年代のスタッフや地域ボランティアの方と活動する中で、コミュニケーションの大切さを学びました。また、子どもたちにどうしたら正しくわかりやすく伝えられるか、実践的に学べました。これらの経験は社会人になってから特に役に立っています。

今後に向けて

企業とNPOの連携を強化していきたいです。まずはその一歩として、当社のマッチングプログラムというCSR活動において気候ネットワークを推薦し、支援が決定しました。今後も、社会人ボランティアという立場で何が出来るのかを考えながら、支援を続けていきたいです。


 

鈴木さん、ありがとうございました。

親子エコライフチャレンジ「ハンバーガーの向こう側」~フードマイレージについてこども達と考えてきました!~

はじめまして!この夏インターンシップ生として気候ネットワークに参加することになった伊藤早紀です。立命館大学産業社会学部の2回生で、現代社会を専攻しています。

環境教育に興味をもってインターンに

気候ネットワークの環境教育プログラムである「こどもエコライフチャレンジ」に興味を持ち、インターンシップへの参加を決意しました。こども達に危機的状況にある環境問題について知ってもらうため、私自身も知識を増やしながら参加していきたいと思っています。

親子エコライフチャレンジ~ハンバーガーの向こう側~

気候ネットワークが県内の各小学校で行っている「こどもエコライフチャレンジ」の親子版である「親子エコライフチャレンジ」が、7月23日から8月7日にかけて全7回開催されました。家庭でできる様々なエコライフの取り組みについて、親子で楽しく学ぶことがこのイベントの目的です。

私は、7月31日に京都市中京区にあるこどもみらい館で開催された「ハンバーガーの向こう側」というテーマのアクティビティに参加し、夏休みまっただ中の小学生とともにフードマイレージを学んできました。

ハンバーガーで学ぶフードマイレージ

フードマイレージという言葉は耳にしたことはあっても詳しくはわからない…、という方も少なくないのではないでしょうか。フードマイレージとは、食料が生産されてから消費されるまでにかかる移動距離のことを表わしていて、このマイレージが低ければ低いほど環境にやさしいとされています。

当日は、はじめにこども達へ給食を例に挙げながらフードマイレージについて説明した後、巨大ハンバーガーの模型を用いてよりグローバルな視点から、私たちが普段食べている食料のフードマイレージについて知識を深めてもらいました。

地球儀とテープを用いて、小麦の生産地であるオーストラリアから京都までの距離・牛肉の生産地であるオーストラリアから京都までの距離を測定した際には、北海道から京都までを測ったテープとの長さの違いに、こども達はもちろん私まで驚かされました。

フードマイレージを小さくするために

最後にフードマイレージを小さくするためにどんなことができるかを参加者全員で考えたところ、いくつかの案の中のひとつとして地産地消があがりました。この地産地消という言葉も近年よく耳にする言葉ですが、なぜ地産地消が良いのか、意味をしっかり理解してから聞くと、その前後で言葉の重みが増したように感じます。

この日参加してもらった約10組の親子には、自己診断をもとに作成したエコライフチェックシートをプレゼントし、普段の生活の中での資源の使用を見直してもらうきっかけづくりを行いました。

参加してくれたこども達が友達に広めて、その友達が家族や友達に広めて…、というように輪がどんどん大きくなってくれることを私も地球も願っています。

 

深いお話を聞くために心がけること~インターン・インタビュー研修~

 こんにちは、京都事務所インターンの江並・金・矢野です。

この夏インターンとしての取り組みの中に先輩の方からお話を聞くという企画があります。その準備として、8月6日に気候ネットワークの京都事務所にて、かつての先輩インターン、武田邦子さんからインタビュー研修を受講しました。

インタビュー研修

まず「お話を聞く」基本ルールを学ぶためインタビュー映像を見てシミュレーションをしました。次に、インターン生同士で組になり実践練習をしました。その後、実際に活かせる話の聞き方についてインターン生同士で考え、話し合いました。そして最後に、学んだことを実際に試してみるために武田さんからお話を聞かせていただきました。

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インタビュー研修のようす

 

今回のインタビュー研修を終えて学んだことは、3つあります。

  • 適度に相槌を打ったり表情豊かなリアクションをすることで、話し手にとって質問に答えやすい雰囲気づくりをする。
  • 話し手の答えは、聞き手がどれだけ興味・関心をもっているかで変わる。聞き手が、話に共感しそれを態度に表すこと。わからないことをきちんと口に出して聞くことによって話を深く聞き出すことができる。
  • 話が本筋から脱線したとしても、そのことで話題が広がって、興味深い話が聞ける場合もある。

話し手が話しやすい、自然な雰囲気づくりを

インタビューをスムーズに進行するためには、自分の知りたい質問を準備するだけではいけないようです。話しやすさへの配慮とこころの余裕が必要であることを学びました。話し手が話しやすい、自然な雰囲気を作ることがインタビューのカギです。

 武田さん、ありがとうございました!

市民のチカラで、気候変動を止める。