「インターン」タグアーカイブ

身近な気候問題への危機感~気候ネットワークでのインターンを振り返って~

 はじめまして。2016年度8月から気候ネットワークの京都事務所でインターン活動をさせて頂いた侯暁と申します。短い間でしたが学ぶことが多く、とても有意義な参加となりました。

 以下では、未熟ながらもインターンの活動中に学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。

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インターンを終えて〜シロクマ訴訟総括から学んだ課題〜

こんにちは。気候ネットワーク東京事務所で約2週間インターンとしてお世話になりました。ロースクール生のK.Mと申します。

インターン中は、主にシロクマ訴訟と呼ばれる裁判についてまとめる作業を行っていました。インターン最終日には、シロクマ弁護団の方々によるシロクマ訴訟総括会議に出席する機会にも恵まれ、その後の国際交渉研究会との合同会議にも出席することができました。

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環境・気候変動に新たな問題意識が芽生えたインターン

こんにちは。7月27日より3週間、気候ネットワーク東京事務所にインターンシップ生としてお世話になりました山口と申します。

短い期間でしたが、シンポジウム・勉強会・記事作成・リサーチ・経産省分科会傍聴等、数々の経験をさせていただきました。 

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星空企画!満天の星空が見たくて

こんにちは。気候ネットワークボランティアの松﨑です。今回はボランティアメンバーの交流を深める目的を兼ねて2月12、13日と京都府綾部市に天体観測に行きました!星空の写真を撮影して、クリーンな再エネへの転換を求めるポスターをつくろうと思ったからです。果たして星は見えたのでしょうか?

あやべ山の家まで

あやべ山の家とは今回の宿、大阪出身の若いご夫婦に営まれているあったかいゲストハウスです。伝統的な日本の家屋に、交流スペースは掘りごたつに薪ストーブを備えている美しいゲストハウスで、地産の素材をふんだんに使った料理も都会の人間の普段の食事より数段美味しい上に健康的です。地産地消というスタイルはフードマイレージを抑えるという点でも我々も取り組める地球温暖化対策です。

さて午後6時、事務所に馳せ参じたボランティア一行は日産のレンタカーで都落ちしていく。一行の面持ちは戦いを控えた戦士さながら、歴戦のドライバーならともかく此度の出撃で舵を取りしは実戦経験に浅い2名、それが最善のドライバーということはボランティアスタッフ層の薄さを露呈している。そういった問題の解決に向かうための交流企画だ!前進だ!とお互いを称えすっかり安心した何名かは移動の車の中で、舟をこぎ始める。真っ暗な山野を駆け巡る一行は、道中カーナビの悪意あるナビに振り回されそうになりながらも(排出量を出させようとするがそうはいかない!)大きな問題もなく目的地に到着する。そのとき、曇天にもかかわらず星空は雲間から我々を祝福していた。それがその夜最後の星空であった。一行は知る由もなかった。

饗応と温泉と天体観測

夕食は非常に美味で感動しました。椎茸などは山の家の裏手で採っており新鮮で肉厚で滅多に食べられないものです。ほかの野菜も椎茸同様家の近くで採った新鮮なものばかり。鶏肉に関しても同じ地区で朝さばかれたものでスーパーに出揃うものと味がまったく違いました。

また綾部市に移住する人口も増加しており若い方、外国の方が特に多いそうです。子供は地域コミュニティーに大切にされ自然の中で真っすぐ育つであろうこと、都会からも少し離れた良い距離感も市の魅力なのでしょう。翌日、我々は舞鶴市などにも訪れましたが街を見る限り若年層が想像していたより多く驚きました。

さて夕食後、10時から1時間だけになりますが温泉も堪能しました。そして天体観測をしますが…星1つ見えない暗闇でした。結果、今回の旅で星空を観測できませんでした。

関西電力の展示施設エル・マールまいづるエネルギー体験館では

依然として原子力発電を主電源と考えており、小中高などで社会見学などに使われるであろう場所にもかかわらず、3.11から何を学んだのだろうかと溜息をつかれるか、あるいは将来を担う世代に原発は必要であると誤解を与えかねません。星空企画に浮かれていた我々は我々の課題を改めて認識しました。

そして海上自衛隊の大きな基地、北朝鮮ではミサイルも発射されましたが軍事活動と環境問題も密接です。世界平和と我々の美しい星を守るための課題も山積みです。

宮津港の海の幸

昼食はとれとれセンターで海の幸を堪能しました!いつまでも海産資源が尽きない持続可能な環境づくりに貢献したいと美味しい食べ物をとおして思いました。

おわりに 

無事に帰ることができた我々は、今日からまたボランティアを盛り上げるため一層力を振り絞って活動していきます。やるべきことは山積みですが、見える部分からコツコツと、小さな波は大きな波になるはずです。周りに無謀だといわれても、往々にして社会は数十年前の想像を超えて変容します。これからも所員、ボランティアスタッフ一同一丸となって頑張ってまいりたいと思います。そんな希望とやる気が輝いて星のように見えなくもないと思うボランティア松﨑でした。

京都環境フェスティバル・ボランティア企画~選べる電気、選べる未来、エコな暮らしへ走り出そう!~

 こんにちは。気候ネットワークボランティアの李スヒョンです。12月12・13日に、京都環境フェスティバルに出展させていただきました。  このフェスティバルへのブース出展企画を通じて私は色んなことを経験し、学びました。楽しいことも、大変なことも沢山ありましたが、それも皆と一緒だったからこそ嬉しさは倍になり、辛いこともすぐに乗り越えられました。その感動をこのブログで伝えたいと思います。

多様な主体が環境への取り組みを発信する場、京都環境フェスティバル

 京都環境フェスティバルとは、平成2年度から実施されてきた「府内の各地域で活動するNPOや学校、企業等が出展し、環境について楽しみながら、学び・考えることができる参加・体験型イベント」です。今年のテーマは「一人ひとりが主役!わが家・わが社のeco活実践」でした。環境系のNPO団体だけでなく、太陽光発電やHEMS機器を扱う企業、服やおもちゃのフリーマーケットやエコグルメの出展もありました。

学生ボランティアで、ブースの企画からチャレンジ

 私たち気候ネットワークは、2016年の4月から電力小売自由化が始まることを知ってもらうための企画を行いました。出展のために、私たちボランティアは電力自由化に関する輪読会をしたり、ブースの展示物を作成したりと準備してきました。

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 少し前まではどんな装置を作るか、どんなストーリでフェスティバルに来てくれた人に私たちの気持ちを伝えるかなどを相談したり、自転車発電装置を借りるため出かけたりしていました。しかし、この日、久しぶりに事務所に入って、既にブースに出す装置制作の最終段階まで進んでいたことに驚きました。当日装置を借りに行った時、なかなか設計図通りにはいかず、大人の力でも、最初段階である「風船を立てる」ことすら出来ませんでした。失敗と改良を重ねながら、やっとここまで完成して、みんなで喜びました。

 メッセージを分かりやすく伝えるために、自然エネルギーは街に明かりを灯し、地球環境を守るというストーリの装置を考えました。

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 自転車をこぐと扇風機が回り、風船が膨らみます。その力でボールが落ち始め・・・風車が回り家の明かりがつきます。ボールの落下と共に最後には温暖化の影響の表れを象徴する海面上昇が止まるというストーリーが展開していきます。

いよいよフェスティバル当日!

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 気候ネットワークのブースでは、まず自転車発電装置を使って自分の力で電気を作ってみるという体験をしてもらいました。そして、自由化に伴って多くの電力会社ができてきたら、ぜひ環境のことを考えて作られた電気を選んでほしいと訴えました。最後には「パワーシフト宣言」もいただきました。

 お母さんの手をつないでいる小さい子どもからお年寄りの方まで、本当に沢山の方が来てくれました。身長が低い子どもにはペダルをこぐことすらできない場合が多く、発電をするためには相当の力が必要とされたため、自転車発電に失敗してしまった子どもたちも沢山いました。そんな時はペダルをこげるように手で回してあげたり、体を支えてあげたり皆が楽しめるように努力しました。多くの方に自転車発電を体験していただくことができ、皆の努力や熱意が報われた幸せを感じました。

他にも工夫を凝らした体験ブースがいっぱい!

 気候ネットワーク以外にも、参加型のブースが多数出展されていました。ただ情報を見聞きするのではなく、工作体験・発電体験・クイズ・ゲームなど、実際に直接参加してみることでこの時間を楽しみ、環境への関心を高めせる参加形のブースが多かったのが印象的でした。大盛況の工作体験は木を素材として使ったものが色々出されていました。

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 私が今回このフェスティバルに参加して特に感動したのは、こうして今の世代がこれからの世代に、これから日本の未来を支えていく子どもたちに環境の大切さを伝える姿でした。  

 お昼は同じボランティアの仲間と会場で販売されている物をいただきました。おにぎりや紅茶、野菜、団子、饅頭、から揚げ、寿司などの色んな種類の食べ物が沢山出されていました。それは全て、厳重に環境に配慮した安全な地元産で作られたもので、安心して食べられるものでした。会場で売っていた食品を食べるだけのものが、本当は知らず知らずのうちに環境を学び、エコが実践できるようになっていました。

 楽しく充実したフェスティバルでの1日はあっという間に過ぎていきました。終了後、綺麗にブースを片づけて、事務室に戻ったときには皆くたくた。みんなお疲れさまでした!楽しい時間をありがとう。

これからもボランティアとして私にできることを

 最後に、私と気候ネットワークの関わりについて触れたいと思います。最初はインターンとして気候ネットワーク関わり始めました。学校の制度で単位が貰えるプログラムだったので、本当は単位を取得してすぐやめるつもりでした。一人でいるのが好きで、「みんな」という言葉が苦手な私は、学校のサークルもすぐに脱会していました。そんな私がインターンのプログラムが終わっている今もこちらの団体でやり続けられているのは全て気候ネットワークのみんなのお蔭です。気候ネットワークのみんなは、何よりも明るく楽しく仕事をすることを重視していて、初心者である私にもすごく居心地がよかったです。ミスをしたり迷っている時も「それで大丈夫。ありがとう。」と笑ってくれて、本当に小さなことでもよくできたと励ましてもらって、こんな私にも何かできるものがあるかもしれないと考えるようになりました。どんどんここに来るのが楽しくなり、もっと自分から能動的に環境に関わる活動に取り組めるようになりました。こんな大切な一歩をくれた皆に心から感謝しています。まだまだ足りないところは沢山ありますが、皆の熱意に追いつけるように頑張っていきたいと思います。

ボランティアの集いに参加して―本気で“環境”について考える「環境」にいるということ―

はじめまして、立命館大学に通うインターン生の早川友浩です。アメリカ留学から帰ってきて早々、気候ネットワークのインターンに参加しています。今年の夏は、「学びの夏」になりそうです。

8月21日に行われたボランティアの集い

インターンの活動が始まって早々、学生ボランティアやインターン生の“自主性”と環境問題に取り組む“姿勢”に気持ちが高鳴りました。以前からあることは知っていた勉強会やボランティアの集いですが、その場に実際に参加することでレベルの高さを、身を持って感じました。それは、「話の内容」と「目標に到達するまでの段取り設定」です。では、具体的にどういうことでしょうか。私が感じたことをまとめていきます。 

知っていますか!?電力自由化という言葉!

私は、知りませんでした。来年度2016年4月から、電力会社を選べるようになります。実は大口契約は既に自由化されていて、複数の供給会社から選ぶことができるようになっています。一方、私たちが結んでいる小口契約といわれるもの(家庭や小規模な事業所)は、特定の電力会社としか契約できない状態でした。しかし、いよいよ2016年4月から小口契約も、電力を購入する電力会社を選べるようになります!

今回、ボランティアの集いのテーマはこの「電力自由化」についてです。日頃、コンセントにプラグを差したまま、何気なく使う電気…これについていろいろと考えたことはありますか?「今月の電気代、、、」と料金のことを考えることはあるかもしれませんが、どこから、どんな方法で作られた電気が供給されているかを考えたことがある人は少ないと思います。

電力自由化はなぜ行われるのか

 なぜ、電力自由化が進められることになったのでしょうか?今回、発表してくれたボランティアの負野さんのまとめによると、そのポイントは主に3つがあるそうです。(1)安定供給の確保、(2)電気料金の抑制、(3)消費者の選択肢と関連事業の拡大です。

私たちには、どのようなメリットがあるのでしょうか?まず、小売部門も自由化することでライフスタイルにあったプランが提供され、選べるようになります。また、その発電方法についても知った上で選ぶことができます。例えば、原子力ではなく自然エネルギーを中心としたエネルギー会社を選ぶことができるようになり、自然エネルギー社会の実現を私たちが選ぶことで、後押しすることができるようになります。そして気になる価格の面では、企業同士の競争による価格の抑制などのメリットがあると考えられているとのことです。メリットとして挙げられていた安定供給については、公平且つ公正なルールのもとに競争が行われるべきだという話し合いが展開されました。

その反面デメリットも存在することが分かりました。安定供給がメリットで挙げられていましたが、場合によってはそれが難しくなり、大規模な停電が起こることも考えられます。他にも、新規参入した電力会社が市場原理によって淘汰され電力会社が寡占状態となれば、電気料金の値上がりも考えられます。

来年度2016年からは、電力自由化に制度として自動的に移行するため、デメリットを知っていても意味が無いと思うかもしれませんが、デメリットを知っておくことで、いざとなった時に早急に判断や行動ができると思います。

これからは、自分が使う電気について、どこから電気を受け取っているのか、どのような発電方法をしているのかなど、何も知らない状態ではいけないと思いました。少しでも意識を持ち、エネルギーや電力について考えていくことが必要だと思います。

目標は12月の環境フェスティバルでのブース出展!

 なぜ、電力自由化について勉強していたのか。その先には、今年度2015年度12月に開催される環境フェスティバルでのブース出展があります。そこでは、電力自由化を少しでも多くの人に知ってもらい、イメージを持ってもらうための企画を考えています。これは、気候ネットワークのボランティアによる企画で、既におおまかなイメージはできつつありますが、これから約4ヶ月の準備期間に、調べ、学び、議論し作りあげていきます。フェスティバルのブースに来られた方にしっかりと説明が出来るように、これからも頑張って勉強会などを通じて学び、深めていきたいと思います。みなさんぜひ、気候ネットワークボランティアの企画を応援して下さい。よろしくお願いします!

ボランティアの学生が考えたブースに是非お越しください!

読んでくださった閲覧者の皆さまに深くお礼申し上げます。今年度2015年の12月に開催される環境フェスティバルでのブース出展がありますと書きましたが、是非お越しください。電力自由化について真剣に考え、市民の方々に少しでも身近に感じてもらうために出すブースです。原子力発電の問題や新エネルギーによる発電など、「電力」の問題・動向は現在の日本だけでなく世界で考えるべき事柄となっています。電力自由化に移行した際は、市民の方々が自分のライフスタイルに合った電力プランを選択できる、偏った知識だけでなく多くの情報から自分の考える正しい選択肢を導き出すことが求められます。その後押し、きっかけとなる私達のブースに来て頂ければ幸いです。お待ちしております。

自然エネルギー学校に参加してーボランティアとして考えたこと

こんにちは。今回インターンシップ活動をさせていただくことになったLEE Soohyeonです。

環境保護に興味をもつようになったキッカケ

このまま地球温暖化が進んだら私たちはどうなるのだろう

 

私は幼い頃、父と「動物の王国」という動物の生態・一生を語る番組を見ました。当時はまだ子どもだったので、ドキュメントよりはアニメ系の番組が好きでしたし、父から「一緒に見よう」と言われたら、嫌でその場から離れた覚えがあります(笑)。ですが、今やチャンネルを変えずにその番組を見ている自分がいます。そこで、私の目に入ったのが熱くなっていっている気候のため、動物が苦しんだり、死んでいく姿でした。一番印象に残っているのは、極地方で氷河が溶け、ホッキョクグマやペンギンが居場所を失い、どんどん遠いところまで泳いでいかなければなくなったシーンです。彼らが可哀想と思いながら、いつか私の居場所も失われるかもしれないと考えたら突然怖くなり、今私に出来ることはなんだろうと思い始めました。使っていない電化製品のプラグはすぐ抜いたり、出かける時は必ず電気を消したり、1時間ほどの距離は自転車を利用したり…。最初はお金の節約のために始めた行為が、環境にも優しく、未来へ繋ぐ行動だということがわかってからは、以前よりもっとやりがいを感じるようになりました。

初めてのインターンシップ活動を気候ネットワークで

学校での学びを生かしたい

 

前学期、私は大学で「現代環境論」という授業を受講しました。大きくは原子力の危険性と自然エネルギーの可能性を学びました。韓国でもよく知られている水俣病とイタイイタイ病をはじめに、国内外で起こった原子力発電所の爆発や被爆で苦しんだ人たち、補償への長くて苦しい戦いがあったことを知りました。原子力はとても効率が良く、理想のエネルギーとして歓迎されていた状況もありましたが、東日本大地震から、安全性の問題や廃棄物の処理の件などを考えると、最終的に私たちが求めるべきゴールは自然エネルギーだと思います。そして、自然エネルギーの普及を目指し、実践活動にも取り組んでいる気候ネットワークの5つのミッションを確認し、参加を希望することになりました。原子力と自然エネルギーの現状を知り、これからの私たちの役割を探していきたいと思っています。

自然エネルギー学校でスタッフとして!

自然エネルギー学校とは?

 

「自然エネルギー学校・京都」は、市民・地域が主体となって自然エネルギー普及を進めるための人材育成、並びにネットワークづくりを目的とする連続講座です。今年は計4回の講座で構成され、自然エネルギーに関する最新の動向を把握し、実際に自然エネルギーの普及活動を進めるうえで役立つ内容となっています。自然エネルギーの基礎知識から、現在の日本におけるエネルギー政策の問題点や、自然エネルギー導入・普及の先進的な事例まで幅広く学ぶことができます。また、この学校では一方的な情報伝達ではなく、各々が考えていること、感じていることを共有し合います。これにより、自分たちの力でより良い社会を設計していく力を育むことができますし、個人の意味をさがすことにもつながりうるのです。

自然エネルギー学校、その姿

 

8月29日に開催された「自然エネルギー学校・京都」第1回の会場は、京都市伏見区にある京エコロジーセンターでした。会場に入ると、太陽や動物たちが笑顔でいるシールが貼っていた窓、木材でデザインされていた内部の姿から、環境重視の思いが反映した建物だと思い、わくわくしました。12時40分、京エコロジーセンターでスタッフ全員が集まって、それぞれの役割や進め方を確認しました。私は初めてのインターン活動であること、そしてプログラムについてほとんど知識がなかったことで緊張していました。ですが、職員さんからの優しいアドバイスや開催説明ですぐ安心することができました。そして、今回私は会場の様子をカメラに収める機会をいただきました。こちらのブログで紹介することができて嬉しく思います。

最初は今回のプログラムについての簡略な説明がありました。「京都議定書をご存知ですか?」という、みんなが知っていそうな範囲の投げかけから、暑いときは事務室に来て仕事をし、今年の夏、エアコンをつけずに過ごすことができたという田浦さんのユーモラスな弁舌で参加者たちは気を楽にしていると感じました。

続いて、私たちは「アイスブレイク」の時間を持ちました。椅子を丸く並べて、参加者が互いの顔を向けながら座りました。そして、自己紹介を行い、各々が行きたい場所、好きな食べ物などの話をしました。芋発電に興味のある方から、大学では出来ない体験を求めて参加した大学生の方まで、本当に色んなところから沢山の方々が来ていました。中には「北欧に行ってオーロラが見たい」、「刺身が大好き」と、私と同じ考えの方もいて、とても楽しい時間でした。

そして本格的な講義が始まりました。気候ネットワークの豊田さん、そしてワーカーズ・コープエコテックの林さんから地球温暖化の問題や、今日の日本の原子力の実態、自然エネルギーの政策の現状、導入事例などについての説明を聞かせてもらいました。この講義で私が知ったのは、自然エネルギーは家庭からでも実践できるということでした。この前、太陽熱発電施設をたてるためには韓国の汝矣島というところの8倍もする面積が必要だという文書をネットで見て、自然エネルギーは面積の小さい国や都市の中心部では設置ができないと判断し、私は原子力発電に賛成していましたが、当日配ってもらった資料や、講義の内容からそれが違うということが分かりました。実際、ヴィルポーツリードという村や、岡山県西粟倉村では自然エネルギーを使用し、エネルギー自立を目指した試みが進んでいるそうです。こうして、今回のプログラムでは私自身が持っている誤解も直すことができました。

最後にみんなが集まってグループワークを行いました。5人ずつのチームに分かれ、当日の感想と講師への質問について話し合いました。沢山の質問が出され、そのすべてが環境保護への大切な思いだと思ったら嬉しさとともにすごくやりがいを感じました。

振り返ってみると

小さな動きから始まる環境保護

 

家から会場まで1時間なら着ける道のりと思って自転車に乗りましたが、片道2時間30分、往復5時間といった「大旅行」となりました。加えて、帰る時には大雨が…。本当はすごく疲れていた一日でしたが、気持ちだけは晴れでした。気候ネットワークの一員として新しい経験をし、思い出をつくり、そしてみんなの環境への愛を感じることができてとても貴重な時間だったと思います。

普段私は、「人間はこの地球でどんなメリットのある存在だろう」と考えることがよくあります。他の生き物と一緒に共存するのではなく、人間の便宜のために無差別的に環境を破壊する姿を見て、心から悲しみました。このような状況の中で、このように多くの人々が環境保護への声に耳を傾け、心を一つにすることは大変幸いなことだと思います。こういった動きがどんどん広がるために、今後私たちはどうすべきかを気候ネットワークで一つ一つ学んでいきたいという想いで一杯です。

COP21パリ合意に向けての第一歩~ボランティアの国際交渉勉強会

 はじめまして。2015度の気候ネットワーク・インターン生のY.Aと申します。

 私はCSOラーニング制度を通じて、気候ネットワークで温暖化防止教育事業「こどもエコライフチャレンジ」を中心に活動に参加させて頂いています。CSOラーニング制度とは、損保ジャパン日本興亜環境財団が環境系NPO/NGOと学生をマッチングして長期インターンシップの場を提供する制度です。

 さて、8月5日に京都事務所で行なわれた、気候ネットワーク・ボランティアによる「国際交渉勉強会”Road to Paris”」に初参加してきました。決められたテーマで2人の担当者さんが発表し、討議するという形式です。今回はその内容を紹介します。

京都議定書について

 まず、インターン生の津田さんの発表。「京都議定書」というテーマで、初心者でも理解できるように説明してくれました。

 地球温暖化が問題になっているので対策しなければならない→温暖化対策の大まかな方向性を共有するために枠組条約を作ろう→国連気候変動枠組条約の採択・発効→次に具体的な目標や方法を議定書で定めよう→京都議定書の採択・発効、という流れをはじめに詳しい図で示してくれました。

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京都議定書とは

 特徴として「先進国の排出削減義務目標」・「京都メカニズム」・「森林吸収」があります。「先進国の排出削減義務目標」について、先進国全体で、1990年比で2008年から2012年の5年間に温室効果ガスを5%削減という数値目標を掲げました。日本は-6%、アメリカは-7%、EUは全体で-8%という目標だったのですが、同じEU内でもドイツだと-21%、フランスだと+-0%、ギリシャだと+25%とかなりバラつきがあるのが印象的でした(EU各国の経済発展などを考慮し、公平にしようという意識が強かったからだそうです。ちなみに、現在のEU加盟国数は28ヶ国ですが、京都議定書採択当時は15ヶ国でした)。

京都議定書の抜け穴

 気になったのは「京都メカニズム」関してです。「京都メカニズム」には(1)排出量取引、(2)共同実施、(3)クリーン開発メカニズム(CDM)の3種類あり、自国の数値目標達成のために他国との間で温室効果ガスの排出枠を売買したり、他国で実施した対策による削減分を自国の削減とすることができる仕組みです。この仕組みは費用対効果の大きなところからの削減を促し、世界全体として低コストで温暖化対策を実施するには効果的な方法ですが、国内での対策を緩めることにつながるため「京都議定書の抜け穴」と批判されています。このような「抜け穴」が出来てしまった理由は、(1)温室効果ガスの排出量に関して、始めに高い目標を設定してしまったから、(2)このような帳尻合わせがあると京都議定書に消極的な国からも合意を得やすいから、だそうです。

 京都議定書第1約束期間(2008~2012年)の結果は、世界全体で見ると目標が達成され、日本でも目標の-6%を上回る-8.4%でした。しかし日本の場合、京都メカニズムや森林吸収を含めないと、+1.4%になるそうです。ここだけ見ていると、地球温暖化を食い止めようという目標は上辺だけで、約束を遵守するために(←約束の遵守に拘束力があるところに、京都議定書の意義があります)数値稼ぎをしているように思えてしまいます…。パリ合意では、もっと改善してほしいです。

今年のパリ合意に向けて

 教訓として津田さんは、京都議定書では先進国のみでアメリカは離脱していたので、全ての国の参加が必要だとおっしゃっていました。ただし「参加」という言葉の本質を間違えてはいけないそうです(低い努力目標での全ての「参加」は実効的とは言えない、など)。この辺りはややこしくて混乱してしまいましたが、全体の話は大まかに掴めました。

 津田さんの発表は、レジュメが書き込み式になっていたり、他の人の発言の場を設けたりと工夫がされていて、分かりやすい発表だったと思います。

エネルギーミックスについて

 次に、インターン生の廣田さんの発表。エネルギーミックスを切り口にしたテーマでした。エネルギーミックスとは様々な発電設備の特性を踏まえ、経済性・環境性・供給安定性など各観点から電源構成を最適化することを指すとされています。

政府による電源構成案

 今年6月1日の総合資源エネルギー委員会での大筋合意や後の正式決定された文面を見ると、二酸化炭素排出抑制のためには再生可能エネルギーを拡大し石炭火力を抑制することが必要であり、コスト削減のためには再生可能エネルギーを抑制し石炭火力を拡大する必要があると述べられています。また、政府は原発の安全性に疑問を持つ世論に配慮して震災前よりは依存度を少し減らしつつ、その運転延長を織り込んだりしています。

様々な“反原発”の立場

 エネルギー政策については様々な見解があります。廣田さんが例としてあげたのは、長期的にみれば反原発・再生可能エネルギー推進は正しいが、資源の可採年数や土地有効利用の観点から反原発・火力推進を唱える木本氏の主張でした。

 また、ムラー氏(米カリフォルニア大学教授)は、反原発・天然ガス推進を主張しています。天然ガスはアメリカでは日本に比べてコストが低いからだそうです。

 廣田さんは、このまま原発に頼るのはよくないし、天然ガスなどに移行していくのがよいのでは?とムラー氏の意見を推されました。

 一方、気候ネットワークは脱原発と温暖化対策の両立という立場から、自然エネルギー中心の社会を目指しています。自然エネルギーは安全性、環境性だけでなく、運用コストや雇用創出、地域活性化といった経済性の面からも、優位なエネルギーであると主張しています。

よりよい発表のためには

 質疑応答では気候ネットワークも含め色々な説と比較して、具体的な数量を示すとさらに良かったのでは、という意見がありました。例えば、東日本大震災前の時点において、原発の占める割合は電力だと3割だが、一次エネルギーで見ると1割程度であることを考慮すると、原発によるエネルギーの必要性も変わってくるかと思います。

 また、それぞれ異なる多様な主張がある中で、客観的でバランスの良い資料集めをするにはどうしたら良いか?という質問もありました。これに対しては、どうしても主観的になる、厳密な意味で「客観的でバランスのとれた意見」はなかなかない(ある人が、ある特定の意見を「客観的でバランスのとれた意見だ」と評価すること自体も主観的なこと)、とにかくたくさんの異なる主観的な意見を見聞きし、それらを比較し、自分の頭で考える必要があるのではないか、という議論がありました。

 廣田さんの発表は、今まで全然知らなかった説も聞けて、勉強になったので良かったと思います。

みなさんもぜひ勉強会にご参加を

 今回初めてボランティア勉強会に参加させて頂いて、有意義な時間が過ごせました。このブログを読んで、少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひボランティア勉強会に参加してみてください!

Sending “living messages” to the futureー未来のために今できること

はじめまして、気候ネットワークでインターンをさせていただいているM.Kです。

気候ネットワークでインターンをしようと思った理由

大切なのは、環境問題の解決のための最初の一歩

私は、現在大学で環境学を履修しています。

環境学、というと実際にはどのようなことを学んでいるのか、という質問をよく聞かれるのですが、具体的には温暖化のメカニズムから、気象学、海洋学、また生態学などの幅広い分野を学んでいます。ですので、内容は基本的には科学的視点から見た環境問題です。

しかし、私は環境問題は経済的、また社会的に人々の日々の暮らしに深く関わりのあるものだと認識し、科学的根拠だけでなく、どうやって市民に今直面している問題について知ってもらうか、そしてどのようにして市民のひとりひとりが問題解決に向けて歩いていけるか、この最初の一歩がとても重要になってくると考えます。

環境学の理解を深め、問題解決のための市民活動を学びたい

今年の夏に向けてインターンを探しているときに、気候ネットワークでは、環境問題のひとつである気候変動について、地域に情報をもっと提供したり、こどもたちに温暖化についての教育を行ったりしていると知りました。そして、このような普段大学では体験できない新しい観点を通して、より深い環境学への理解と、現実的な問題解決に向けて地域レベルで市民がどのような活動をできるかを学びたいと思いました。

こどもエコライフチャレンジで学んだこと

今回のこの記事では、私が実際に体験させていただいたこどもエコライフチャレンジについて少しお話したいと思います。

温暖化防止教育のプログラム「こどもエコライフチャレンジ」

こどもエコライフチャレンジとは、気候ネットワークが京都市より委託を受けて行っている事業で、京都市立小学校の4〜6年生を対象とした、地球温暖化防止のための環境教育プログラムです。このプログラムは、2005年度より、京都市、京都青年会議所、気候ネットワークの協働事業としてスタートしました。その後、2007年度より京都市事業として実施されることになり、今では京都市立の全小学校で実施されているとても大きな取り組みです。

こどもエコライフチャレンジの学習会に参加

今回のインターンでは、私も何回かボランティアとして学習会に参加させていただきました。

そこでまず気づいたのは、こどもエコライフチャレンジには、こどもたちに温暖化のことをしっかり理解してもらうよう多々の工夫が凝らされていることです。例えば、「昨日テレビを見た人?」や「昨日水道の水を使った人?」などの、一見普通かと思うけれど温暖化に大きな影響を与えている日々の行動についての質問をプログラムの最初の方に投げかけることです。

温暖化防止教育事業「こどもエコライフチャレンジ」。こどもたちに問いかけ、答えを引き出す
温暖化防止教育事業「こどもエコライフチャレンジ」。こどもたちに問いかけ、答えを引き出す

このように、こどもたちの身の回りの生活と温暖化を関連付けることで、ひとりひとりが、温暖化に貢献しており、実際に自分たちの身に起きている重要な問題だということを認識してもらえると思いました。

また、後半は、「キュウリの旬はいつ?」や「クーラーの設定温度は?」などを含めたクイズを実施して、こどもたちに実際に自分自身でエコについて思考させたり、また、授業が終わったあとにもワークブックを配り、夏休みを通して自分の生活を見直してもらうなど、エコへの関心が短期的なものにならないよう、とても充実した、効果的なプログラムだと思いました。

そしてそう思ったのはわたしだけではありませんでした。学習会の最後にこどもたちに感想を発表してもらう際、多々のこどもたちが、「今までエコという言葉をきいたことがあったけど、なにかはよくわからなかったから、学べてよかった」や「これから今日学んだことを日々の生活に活かしていこうとおもった」など、とても前向きな思いを持って学習会を締めくくってくれました。そのようなこどもたちの声をきいて、地域レベルでコツコツと温暖化についての活動をしていくことの重要性をひしひしと感じました。

温暖化防止教育「こどもエコライフチャレンジ」学習会のおわりに感想をシェアするこども
温暖化防止教育「こどもエコライフチャレンジ」学習会のおわりに感想をシェアするこども

 

温暖化と私たちの生活はつながっている

今は、温暖化やエコといった言葉をよく耳にするけれど、実際に何が起こっているのか?温暖化といっても気温がどれくらい上昇しているのか?それは、実際に私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか?など、疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。温暖化対策については政府や企業の間ではなされているだけで、私たちにはあまり関係ないと考えている人も多いかと思います。

しかし、それは違います。私たちの毎日の生活だけでCO2はたくさん排出されており、ひとりひとりがそれを見直さない限り、そして社会のしくみを変えない限り、地球を守ることは極めて困難です。したがって、このような市民への教育プログラムを企画し、市民に現状と解決策を明確に、またわかりやすく伝える機会を持つというのは、これから温暖化対策を強化していくうえで必要不可欠だと考えます。

日本では、まだしっかりとした温暖化対策のプランがない状況です。だからこそ、このようにこどもたちに温暖化について知ってもらうことは極めて重要だと考えます。これから日本を担っていくこどもたちが、今の現状とこれからの解決策について考えることで、将来この地球を、日本はどうやって守っていくのかを考える機会をもっと設けなくてはと思いました。

巡り来るどの時代も、地球が健康的な形で守られサステイナブルな社会が築かれるように

このブログのタイトルである、”Sending living messages to the future”は、そんな思いから選んだ言葉です。

これは、Neil Postman(ニール・ポストマン)という作家が彼の本の文中にて用いたとても有名な言葉を省略化したものです。原文は”Children are the living messages we send to the future”です。

これを直訳すると、「こどもたちは私達が未来におくる生きたメッセージである」。巡り来るどの時代も、地球が健康的な形で守られサステイナブルな社会が築かれるように、メッセージ(こどもたち)を未来に送る。それが今を生きる私達の使命のひとつであると、このエコライフチャレンジを通して感じました。

また、こどもたちだけでなく、私自身も、これから環境学という分野に関連するどのような仕事に携わっていくかはまだ定かではありませんが、今回このこどもエコライフチャレンジを通して学んだことをしっかり胸に刻み、温暖化及び悪化する環境問題の防止に努めていきたいと思いました。

エネヤン夏の陣~温暖化とエネルギーについて本気を出して考えてみた~を開催しました

こんにちは。京都事務所の近藤です。

若い世代が中心になって、パブリックコメントを書こう!

6月24日、パブリックコメントを出そうというイベントが、ボランティアやインターン生が中心となり開催されました。将来世代の方がより影響を受けることになる温暖化・エネルギー問題は特に若い世代にとって重要な問題です。しかし、将来の方向性を決定するにあたり、若い世代の声は届きにくいというのが現状です。そこで、気候ネットワークのボランティア・インターンが中心になって今回のイベントを企画しました。今回で4回目を迎える「エネヤン」の企画ですが、今回は温暖化やエネルギーに関心のある学生や若手の社会人の方々を中心に12名の参加がありました。

パブリックコメントって?

政府や行政が政策や規則などを作るときには、広く意見を集めるためにパブリックコメントが行政手続法によって定められています。しかし、注目を集める案件にはたくさんの意見が集まるようにはなってきましたが、一般的には認知度は低いのが現状かと思います。特に学生や若い世代の中には、そうした機会が設けられており、自分たちの意見を言える場があることを知らずに過ぎていくことも多いか思います。そこで今回、政府が募集していた「長期エネルギー需給見通し(案)」と「日本の約束草案(政府原案)」について考え、パブリックコメントを書くことにしました。

気候ネットワーク精鋭!?インターンによる解説で理解を深める

今回の企画を考えてくれたのは、気候変動やエネルギーについて、大学やインターンシップを通して学んでいるメンバーです。津田くんがエネルギーミックスを、井上くんが約束草案を担当してくれました。

まず、インターンの2人によるエネルギーミックスと温暖化対策についての解説を聞いた後、2つのテーマに別れてディスカッションを行い、パブリックコメントを書きます。続いて、テーマをスイッチし、両方のテーマについてディスカッション、パブリックコメントを書くという流れで実施しました。

参加者の中には、エネルギーや温暖化についての関心はあるが、「それほど自信を持って意見を書いたことはない。」、「今まであまり考える機会がなかった。」という人もいらっしゃいましたが、そうした不安や疑問点を和らげることができるよう、丁寧に説明していくことを心がけました。

ディスカッションを通して、自分の考えを持とう

ディスカッションは最初に解説を行った津田くんと井上くんが、それぞれ工夫したワークを作り、グループの中心になってディスカッションを進めてくれました。

エネルギーミックスのワークでは、津田くんから、エネルギーの作り方を考える上で重視するポイントとして安全性、自給率、安定性、温暖化対策、コストの5つの視点が提供されました。参加者はまず個人でどのポイントを重視するのかについて順位付けを行い、その後、グループで共有しました。みんなの意見を聞いてみると、安全性を重視する人が多かったのですが、それ以下は人により異なり、議論が盛り上がりました。

約束草案のワークでは、井上くんから、「2030年度に13年度比26%削減(1990年比18%削減)」という日本政府の原案の発表を受けて、国際社会がどのように反応したのかということを、海外の政治家やメディア、NGOなどの意見を広く収集し、紹介してくれました。参加者は、日本のエネルギー・温暖化対策が世界からどのようにみられているのかを理解し、印象に残ったことを共有しました。なかでも、「基準年を1990年ではなく、排出量の多かった2013年としている点」や「2050年の長期目標80%削減との整合性」などのポイントは、日本の温暖化対策がどうあるべきかを考える上で重要な視点になりました。

それぞれのワークでは、初めてパブコメを書く人のことを考えて、分かりやすく、書きやすい工夫をしました。しかし、2時間の企画ではもっと議論したいことがあったのではないでしょうか。これをきっかけに、参加者はエネルギーや温暖化への関心を高めてくれたのではないかと思います。

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インターン、ボランティアとして一緒に活動しませんか?

 気候ネットワークでは、学生から社会人、シニア世代の方まで、たくさんのインターンやボランティアが活動を支えてくれています。みなさん、ご自身の興味関心や得意分野を活かしてご活躍いただいています。随時募集していますので、お気軽にお問い合わせください。

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