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セミナー『行動するなら今でしょ ストップ温暖化』に参加しました

あけましておめでとうございます!今年も気候ネットワークをよろしくお願いします。京都事務所のインターン生の津田です。

先日1月18日に、セミナー『行動するなら今でしょ ストップ温暖化 〜地球温暖化にどのように向き合っていくか〜』が開催されました(主催:京都府・京と地球の共生府民会議。共催:気候ネットワーク)。

このセミナーでは、WWFジャパンの気候変動・エネルギープロジェクトリーダーの小西雅子さんに、地球温暖化や国際交渉について最新の情報をお話しいただきました。

以下、セミナーの内容を4つに分けて振り返ってみたいと思います。

地球温暖化にどのように向き合っていくか

1.地球温暖化ってほんとに起こっているの?

将来地球温暖化が進行し異常気象や食糧危機をもたらす、といった話をよく耳にします。しかし、温暖化に関しては懐疑的な人も少数います。

地球温暖化は本当なのでしょうか? その判断の基準になるのが、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)による「評価報告書」です。これは、世界中の地球温暖化に関する世界の最新の研究をまとめたもので、地球温暖化に関する最新の情報を提供しています。世界各国は、この報告書を基に国際交渉や政策実施を進めます。

この報告書では、人間による影響が温暖化の最も有力な原因であった可能性は95%以上であるとしています。つまり世界の最新の科学では、人類のせいで地球温暖化が進行しているのは当然のこととされているのです。

2.地球温暖化を食い止めるための国際交渉

最新の「IPCC第5次評価報告書」によると、

  • このまま対策が行われなければ、世界の平均気温は4℃前後上昇する。
  • 世界各国が今すぐ対策を講じても、平均気温は2℃前後上昇する。

ということが言われています。そのため、早急に世界を巻き込んだ対策が必要です。そこで毎年COP(気候変動枠組条約の締約国会議)が開催され、世界全体でCO2の排出を削減する枠組み(例えば京都議定書)を作るための交渉が行われています。

3.国際的な合意を得る難しさ

京都議定書は先進国のみにCO2の排出削減義務を課していました。ただ途上国のCO2排出量が急増しているため、途上国も参加する新たな枠組みが必要です。そこで2020年以降全ての国に排出削減を求める、新しい国際枠組み交渉が始まりました。

しかし、枠組み作成の交渉は難航しています。CO2削減よりも経済成長を優先する途上国と、環境政策を進めたい先進国とでは考え方が対立しているのです。しかし、このような状況でも、なんとか妥協点を探して合意に導くことが大切です。一定の合意があれば、CO2排出削減に向けて交渉が前進できるからです。

4.世界から見た日本の立ち位置は?

京都議定書の発行に貢献したことに代表されるように、以前の日本は気候変動対策に大きな影響力を持っていました。しかし現在の日本はCO2削減目標すら明確にすることが出来ず、国際交渉においても存在感はほとんどなくなっているということです。

 

セミナーに参加して思ったこと

日本が足を引っ張るのではなく、リーダーシップを取れるよう積極的な政策を取ってほしい

今回のセミナーで私は、気候変動に関する国際交渉の難しさを感じました。日本国内でCO2排出削減目標を決めることも大変なのに、世界中の国が合意できるような枠組みを作ることは絶望的にも感じることがあります。そのような中で、日本は、交渉の足を引っ張るのではなく、リーダーシップを取れるよう積極的な政策を取ってほしいです。

2015年は特に気候変動政策に注目を!

今年、2015年12月に開催されるCOP21パリ会議では、2020年以降の新たな枠組みに合意する事になります。そのため日本でも、CO2排出削減目標といった多くの地球温暖化に関する重要事項が決められます。今年決まったことが2020年以降の気候変動政策に大きな影響を及ぼすため、今年は特に気候変動に関する政策に注目し、行動する必要があると思いました。

ウェブ用写真最後
セミナーにはたくさんの人が集まっていました

 

COP20@リマ インターン活動報告(2)気候変動交渉をめぐる先進国と途上国の対立をどう考えるか

京都事務所インターン生の鈴木です。
前回に引き続き、COP20@リマの活動報告を行います。
今回は「気候変動をめぐる先進国と途上国の対立をどう考えるか」というテーマです。

合意形成の道のりは長い

COP20も2週目を迎え、交渉も折り返し地点を迎えました。
1週目の議論を経て、2週目の月曜日に共同議長から修正版のCOP20の合意文書案(Draft Decision)が提出されました。それに対して、各国がコメントをしていましたが、国によって主張は「千差万別」―「この合意案は片側の意見しか入っていない」「なぜ我々の主張が入っていないのか」「法的拘束力があるのか」「重要な要素が欠けている」等々、共同議長の頭を悩ませたに違いありません。

なぜなら修正前の合意案への各国の意見を一つの文書にまとめると、192ページにも達してしまうからです。

(COP20合意案への各国の主張http://unfccc.int/files/bodies/awg/application/pdf/compilation_of_inputs.pdf

COP20-1

COP20-2
スクリーンに各国の修正案が赤文字で表示され、交渉が行われている

この膨大な意見をもとにまとめられたのが新しい決定書草案ですが、それに対しても喧々諤々の議論が続いています。

「先進国VS途上国」

2020年以降の国際的な枠組みの合意をめざす交渉のボトルネックとなっているのは「先進国と途上国の先鋭的な対立」であると言えるでしょう。気候変動交渉において先進国と途上国の対立は、今に始まったことではないですが、COP20においても合意形成の障壁になっていることは否めません。

気候変動には「(温室効果ガスの)排出削減」「適応」「技術移転」「能力構築」「透明性の確保」「資金」など様々な論点があります。

先進国側は、「途上国にも排出削減に前向きに取り組んでもらいたい」、「資金などでこれ以上負担をしたくない」、途上国側は、「自分たちは先進国が遂げたような経済発展の権利がある」、「これまで多くの温室効果ガスを排出してきた先進国が気候変動の責任をとるべき」という考えがあります。

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対立をどのように乗り越えるのか?

途上国と先進国の対立は一筋縄で解決できないことは明らかです。この対立を緩和させ、協調を進めることがCOP20の成功には不可欠です。

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9日(火)にアフリカのNGOが会場の広場でプラカードを掲げ、パフォーマンス

9日(火)にアフリカのNGOが会場の広場でプラカードを掲げ、パフォーマンスをしていました。彼らは、先進国と途上国が対立を深め、交渉が前に進まないことに怒りを表明していました。

特に、アフリカは気候変動に対し脆弱で、一度、干ばつや洪水の被害を受けると、貧困や感染症問題がより深刻化してしまいます。しかし、それを対策する能力や資金が圧倒的に足りていません。

「もう時間はない。リマで前に進めよう。どうか貧困国の声を聴いてくれ。アフリカの声を聴いてくれ。我々が気候変動に最も脆弱で、最も影響を受ける国なのだから。リマがラスト・チャンスだ。」

同NGOの代表が聴衆の前で、悲痛に叫んでいました。

「歩み寄り」が鍵

 COP20にインターンとして参加し、いくつかの会議を傍聴して感じたことは、「妥協」や「歩み寄り」が必要であるということです。先進国や途上国でそれぞれが各々の主張をし続けても、なかなか合意に辿りつけません。すべての国が、気候変動問題をどうにかして解決しなければいけないという目的は共有しているはずなので、それを達成するためにもどこかで妥協することが求められます。

 まずは、先進国が歩み寄りをみせ、排出削減を野心的に掲げる、途上国への資金援助を強化するなどが重要です。また、排出量が多い中国やインドも気候変動に対して責任のある国として振る舞うことが必要なのではないかと感じました。

本日の会議でもADPの共同議長が、「私たち(共同議長)が合意内容を決めるのでない、あなたたち締約国が決めることだ」と言っていたように、国際交渉のテーブル上のすべての締約国が、どのようにすれば合意形成にたどり着くのか、どうすれば気候変動問題が解決に向かうのかをより真剣に考え、誠意ある行動をとることが求められると言えるでしょう。

そして我々市民も、気候変動問題をどこか遠い場所で起きている事と思わず、自分事として捉え、行動していくことが必要なのではないでしょうか。

東アジアが共同で「低炭素都市づくり」を目指す! ~京都国際環境シンポジウム~

はじめまして! 10月から京都事務所でインターンをしている津田です。私は関西学院大学総合政策学部の3回生で、環境政策について学んでいます。環境について研究をする前に実際に行われている取り組みを体験したいと考え、インターンに参加しています。

今回は東アジアの環境政策を勉強するために、イクレイの京都国際環境シンポジウムに参加しました!

「イクレイ」って?

イクレイは、持続可能な開発を公約した自治体と自治体協議会で構成された、国際的な連合組織です。11月5日の京都国際環境シンポジウムは、京都市主催、イクレイ共催で行われました。このシンポジウムでは、東アジアの環境分野における国際協力を推進することを目的に、様々な講演や議論が行われました。

地球温暖化のリスクと人類の選択

シンポジウムのはじめの基調講演では国立環境研究所の江守正多氏に地球温暖化の現状についてお話いただきました。昨年9月に行われたIPCC第5次評価報告書によると、地球温暖化について懸念されているのは、大きく分けると、

  1. このまま対策が行われなければ、世界の平均気温は2100年には4℃前後上昇する
  2. 北極の氷の消失による海水面の上昇、異常気象など
  3. 世界の平均気温の上昇を、産業革命以前から2℃未満に抑えなければ、被害が深刻化する

の3つがあります。また、地球温暖化は社会全体に大きな被害をもたらすものの、所属する地域や社会属性によっては、地球温暖化の対策を行うことによって被害を受ける人々も存在します。

立場によって地球温暖化に対する意見は違いますが、誰もが地球温暖化についての正確な情報を共有し、そのうえでどうするかを選択することが大切です。

東アジア低炭素共同体構想って?

次に立命館大学の周瑋生氏(シュウ・イセイ)から、東アジア低炭素共同体構想についてお話いただきました。東アジアである日本、韓国、中国の3カ国のCO2総排出量は、世界全体の30%以上です。また一国で原発事故が起こると他の二カ国にも放射線が拡散するように、一国で生じた環境問題は他の二国にも大きな影響を及ぼします。

この日・中・韓が技術や社会システムに関して協力することで、広域低炭素社会(低炭素社会:CO2排出量の少ない社会)を実現しようというのが、この構想の狙いです。たとえば中国では、PM2.5などの大気汚染が深刻化していますが、この影響は日本や韓国にも及びます。日本・韓国が大気汚染防止の技術を提供することができれば、大気汚染の問題も軽減することができ、結果的に3カ国とも便益を得ることができるのです。

都市の省エネ・創エネが武器になる

午後から行われた分科会では、

  • 産業・技術
  • 市民生活・くらし
  • 教育
  • 都市づくり

の4つに別れ、それぞれ日中韓等のNGOや行政関係者、研究者が、それぞれの現状と今後について話し合われました。私は1の「産業・技術」の分科会に参加しました。

産業・技術部門にも、日中韓の担当者が参加しました。現在、日本の各都市では、それぞれ地域に合わせた独自の環境システムや技術が作られています。また韓国では現在、ビッグデータの環境政策へ利用を試みており、将来電力システムの効率化などの分野での活躍が期待できそうです。一方、中国は環境問題への対策を産業化する途中段階で、これから政府と産業が一体となって発展を目指していく、ということでした。

個人的には、けいはんな学研都市や北九州市が自分たちの技術やシステムをビジネスモデル化し、国内外で顧客獲得を目指すという取り組みに期待できると感じました。またけいはんな学研都市の重松氏によると、「新たな社会を作るには住民と粘り強い対話をし、住民が巻き込むことが必要」、とのことです。これから環境都市を目指す自治体には、参考にしてほしい内容です。

全体セッションを終えて

他の分科会でも様々な議論がなされましたが、中でも興味深かったのが、3の「教育」での話です。環境問題に意識を向けさせるために正解を押し付けても、意識や行動は変わりません。人と対話していくプロセスの中で、意識や行動は少しずつ変わっていく、ということです。また、「未来は政府から生まれるのではなく、(学校の)教室1つ1つから生まれる」という話を聞き、子どもと対話し子どもが自ら環境について考えるような環境教育が重要だと感じました。

気候ネットワークのインターンを終えて

気候ネットワーク東京事務所で2ヶ月半ほどインターンとしてお世話になりました桑田です。気候ネットワークはアットホームな暖かい職場で、インターシップを経験するには最高な場所でした。

日本の環境政策を垣間見た、インターンの夏

思い返せば、様々な活動に携わることができました:国連気候変動ボン会議報告会、元米国環境保護庁ブルース・バックハイト氏と環境団体シエラクラブのニコール・ギオ氏による講演会など、日本の環境政策の現状や直面する問題の云々が垣間見えた夏だった気がします。

EPAblog

暑い夏の”熱くない”政策議論…

特に印象的だったのは、省エネルギー小委員会などでの傍聴です。日本の夏は大変暑い日もありましたが、これらの委員会で行われた議論はあまり熱くなかったように思えます。「日本は今後も高効率な火力発電をもっと積極的に輸出すべき」と発言する委員もいました。このような、非常に残念な光景を何度か目の当たりにしてしまいましたが、これが日本の現状なのかもしれません。しかしながら、日本の実情を少しでも観られたのは、自分にとっては大変大きかったです。

イギリスの大学院にて~インターンの経験が活きる~

僕は現在、イギリスの大学院に通っています。最近新学期が始まったばかりですが、さっそく日本の気候変動対策や環境政策を説明しなければならない場面がありました。気候ネットワークでのインターンの経験が早くも生きた瞬間です。

また僕のクラスメイトは全員、職務経験、インターン若しくはボランティアの経験があります。そして授業では自分の経験を元に議論を展開するので、もし何らかの経験をしていないと授業についていけません。よって、海外の大学・大学院に留学することを考えている方は是非インターシップすることをお勧めしたい。

インターンシップは自分を理解するチャンスでもある

前に、環境政策における日本の現状を多少知ることができたと言いましたが、インターンシップは自分を理解するという点においても有意義であると考えます。自分の弱点や欠点、あるいは社会人として足りない部分を知ることができます。逆に、今まで自分でも気づかなかった得意分野を見出すことができるかもしれません。このように、インターンシップは必ず自分の「成長」につながるのです。

地球温暖化や気候変動に興味がある方、気候ネットワークで是非インターンシップを。

地球温暖化は「公害」か?~シロクマ訴訟の東京地裁判決~

こんにちは、東京事務所インターンの古川です。

近頃すっかり秋らしい気温になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

シロクマ訴訟の判決

さて、9月10日に東京地裁である裁判の判決が出るという事で、裁判と弁護団の記者会見を傍聴させていただきました。

すでに新聞などでご存じの方もいらっしゃるでしょうが、この裁判は当初シロクマを原告に加えていたことから、「シロクマ訴訟」と呼ばれていたものです。

訴訟の簡単な経緯としては、原告たちが、電力会社等11社を相手にCO2排出削減を求めたところ、調停が却下されてしまったため、その判断の取消を求め、2012年に東京地裁へ訴えを提起したというものです。

裁判では、CO2は大気汚染物質にあたるか、地球温暖化による海水温の上昇は水質汚濁にあたるかを含めて地球温暖化は「公害」かが争われましたが、「地球温暖化は「公害」には当たらない」という判断が下りました。

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アメリカとの考えの違いが表れた判決

 弁護団の市野綾子弁護士(写真中央)、気候ネットワークの理事も務める和田重太弁護士(写真左から2人目)は同日行なわれた記者会見で、現在「公害」については人体に直接被害を及ぼすものと考えられているが、CO2は大気中に蓄積する事で間接的に害を及ぼすものであるという違いがあるとしながらも、温暖化対策には先手を打った対策が必要であると説明していました。

和田重太弁護士は、アメリカの連邦最高裁判所で2007年に新車の排気に対してCO2を大気汚染物質であると認定した判例についても記者会見で説明を行いました。アメリカと日本の考え方の違いはどこから来るのでしょうか。

シロクマ訴訟の判決日の記者会見の様子 2014年9月10日

知っているようで実はよく知らない温暖化の話。

 今回の裁判と記者会見の傍聴を通して強く感じたことは、状況の変化に応じて柔軟に対応していく事が必要なのではないかということです。

温暖化は短期的な問題ではなく、私たちの将来世代にも関係してくる長期的な問題であるという事がよく言われています。

弁護団の方や、気候ネットワークの方の話を聞いて、私も最新の情報に目を向けながら真剣に考えていかなければならないと思いました。

 

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インターンの先輩に聞く!!~コミュニケーションの基本は笑顔~

皆さん、こんにちは!今回、インターン企画の先輩インタビューを担当している矢野絢香です。

私は京都生まれ京都育ちの生粋の京都っ子。京都産業大学の法学部三年生で、就活を目前に控え「就職とはなんぞや?」と考えインターンをすることに決めました。NPOや気候についてまだまだ知らないことがたくさんありますが、日々学び成長していきたいと思います!

インターンの先輩に聞く!!

さて、8月11日に気候ネットワーク京都事務所にて、2011年度の先輩インターンで現在はリース会社にお勤めの岡野翼さんにインタビューをしました。

岡野さんはインターン時代には、温暖化防止教育プログラム「こどもエコライフチャレンジ」という事業に参加されていました。


 

インターン先に気候ネットワークを志望した理由は?

インターン先にNPOを志望していました。偶然友達が気候ネットワークを紹介してくれてここにすることに決めました。最初は気候についての知識もなく興味もなく、どうしようかと思いました。しかし、職員の皆さんと触れ合いエコチャレに参加することで充実した夏がおくれたと思います。

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インタビューにこたえる岡野さん

こどもエコライフチャレンジで印象に残ったことや出来事は?

ある小学校の学習会で、うまくこどもの意見を引き出すことができず、悔しい思いをしました。でもそれで終わりにせず、次の機会、また次と何度か学習会に参加し、こどもたちから話をきけるようになりました。その中で、相手の目線に立って考えることの重要さやいつも笑顔で親しみやすい雰囲気で接することの大切さに気付くことができました。それは社会人になった今仕事にも活かされています。


 

インタビューを終えて

 今回のインタビューでは、岡野さんが学生時代から物事をポジティブにとらえ、チャレンジを続けられたこと。それが、インターンシップで気候ネットワークの事業で活かされ、当時の経験が、今の岡野さんのタフな仕事でも役に立っていることがわかりました。

岡野さん、ありがとうございました!

 

 

 

インターンの先輩に聞く!!~ボランティアで社会貢献~

こんにちは、京都事務所インターンの大学3回生、椿です。

大学では化学を勉強しています。

インターンに気候ネットワークに来たのは 私は高校生の時から地球環境に興味があり、理系のフィールド以外の視点から地球環境を見てみたい、と思ったからです。

今回は先輩ボランティアの鈴木皓博さんにお話を伺いました。

現在はどんな仕事をしていますか?

社会人2年目で積水ハウス株式会社、事業所総務課で働いています。

どうしてボランティアを始めたのですか?

環境問題に関心があり、地域社会での活動に関与し、社会貢献がしたいからです。また、会社以外の組織に属することで、視野を広くしたいという気持ちがあります。

ボランティアで印象に残っていることを教えて下さい。

子どもたちの素直さです。授業では、クイズなどで地球温暖化のしくみなどを説明したあと、夏休みに「エコライフチャレンジ」という宿題に取り組んでもらいます。多くの子どもたちが真面目に取り組み、夏休み後の振り返りの授業では、結果を嬉しそうに話してくれます。

また、注意していたのは、子どもたちの意見をむやみに否定しないことです。一回きりの授業ですから、嫌な思い出にはしたくない。勘違いは、授業中に自分で気づいてもらえるように意識していました。子どもの方が考え方も柔軟ですからね。

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活動を通して学んだことはありますか?

様々な年代のスタッフや地域ボランティアの方と活動する中で、コミュニケーションの大切さを学びました。また、子どもたちにどうしたら正しくわかりやすく伝えられるか、実践的に学べました。これらの経験は社会人になってから特に役に立っています。

今後に向けて

企業とNPOの連携を強化していきたいです。まずはその一歩として、当社のマッチングプログラムというCSR活動において気候ネットワークを推薦し、支援が決定しました。今後も、社会人ボランティアという立場で何が出来るのかを考えながら、支援を続けていきたいです。


 

鈴木さん、ありがとうございました。

親子エコライフチャレンジ「ハンバーガーの向こう側」~フードマイレージについてこども達と考えてきました!~

はじめまして!この夏インターンシップ生として気候ネットワークに参加することになった伊藤早紀です。立命館大学産業社会学部の2回生で、現代社会を専攻しています。

環境教育に興味をもってインターンに

気候ネットワークの環境教育プログラムである「こどもエコライフチャレンジ」に興味を持ち、インターンシップへの参加を決意しました。こども達に危機的状況にある環境問題について知ってもらうため、私自身も知識を増やしながら参加していきたいと思っています。

親子エコライフチャレンジ~ハンバーガーの向こう側~

気候ネットワークが県内の各小学校で行っている「こどもエコライフチャレンジ」の親子版である「親子エコライフチャレンジ」が、7月23日から8月7日にかけて全7回開催されました。家庭でできる様々なエコライフの取り組みについて、親子で楽しく学ぶことがこのイベントの目的です。

私は、7月31日に京都市中京区にあるこどもみらい館で開催された「ハンバーガーの向こう側」というテーマのアクティビティに参加し、夏休みまっただ中の小学生とともにフードマイレージを学んできました。

ハンバーガーで学ぶフードマイレージ

フードマイレージという言葉は耳にしたことはあっても詳しくはわからない…、という方も少なくないのではないでしょうか。フードマイレージとは、食料が生産されてから消費されるまでにかかる移動距離のことを表わしていて、このマイレージが低ければ低いほど環境にやさしいとされています。

当日は、はじめにこども達へ給食を例に挙げながらフードマイレージについて説明した後、巨大ハンバーガーの模型を用いてよりグローバルな視点から、私たちが普段食べている食料のフードマイレージについて知識を深めてもらいました。

地球儀とテープを用いて、小麦の生産地であるオーストラリアから京都までの距離・牛肉の生産地であるオーストラリアから京都までの距離を測定した際には、北海道から京都までを測ったテープとの長さの違いに、こども達はもちろん私まで驚かされました。

フードマイレージを小さくするために

最後にフードマイレージを小さくするためにどんなことができるかを参加者全員で考えたところ、いくつかの案の中のひとつとして地産地消があがりました。この地産地消という言葉も近年よく耳にする言葉ですが、なぜ地産地消が良いのか、意味をしっかり理解してから聞くと、その前後で言葉の重みが増したように感じます。

この日参加してもらった約10組の親子には、自己診断をもとに作成したエコライフチェックシートをプレゼントし、普段の生活の中での資源の使用を見直してもらうきっかけづくりを行いました。

参加してくれたこども達が友達に広めて、その友達が家族や友達に広めて…、というように輪がどんどん大きくなってくれることを私も地球も願っています。

 

深いお話を聞くために心がけること~インターン・インタビュー研修~

 こんにちは、京都事務所インターンの江並・金・矢野です。

この夏インターンとしての取り組みの中に先輩の方からお話を聞くという企画があります。その準備として、8月6日に気候ネットワークの京都事務所にて、かつての先輩インターン、武田邦子さんからインタビュー研修を受講しました。

インタビュー研修

まず「お話を聞く」基本ルールを学ぶためインタビュー映像を見てシミュレーションをしました。次に、インターン生同士で組になり実践練習をしました。その後、実際に活かせる話の聞き方についてインターン生同士で考え、話し合いました。そして最後に、学んだことを実際に試してみるために武田さんからお話を聞かせていただきました。

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インタビュー研修のようす

 

今回のインタビュー研修を終えて学んだことは、3つあります。

  • 適度に相槌を打ったり表情豊かなリアクションをすることで、話し手にとって質問に答えやすい雰囲気づくりをする。
  • 話し手の答えは、聞き手がどれだけ興味・関心をもっているかで変わる。聞き手が、話に共感しそれを態度に表すこと。わからないことをきちんと口に出して聞くことによって話を深く聞き出すことができる。
  • 話が本筋から脱線したとしても、そのことで話題が広がって、興味深い話が聞ける場合もある。

話し手が話しやすい、自然な雰囲気づくりを

インタビューをスムーズに進行するためには、自分の知りたい質問を準備するだけではいけないようです。話しやすさへの配慮とこころの余裕が必要であることを学びました。話し手が話しやすい、自然な雰囲気を作ることがインタビューのカギです。

 武田さん、ありがとうございました!

卒業生に聞く、気候ネットワーク・インターンの思い出

京都事務所スタッフの伊与田です。暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか??

夏は、インターンの季節

さて、大学の授業が休みになる夏は、インターンの季節でもあります。気候ネットワークは人類の生存を脅かす気候変動を防ぎ、持続可能な地球社会を実現することをめざしていますが、そのためには人材育成・ネットワークづくりが重要です。インターンシップも、今後の活動の担い手育成につながる、大切な事業のひとつです。スタッフにとっても、いろいろなことに気づける、本当にいいチャンスです。

これまでも大勢のインターン生が来てくれました(過去のインターン受け入れ実績はこちら)。もちろんインターン期間中も大活躍してくれるのですが、インターン期間が終わったあとや大学卒業後もちょくちょく事務所に遊びにきてくれるのが嬉しいですね。上の写真みたいに、土日にシンポジウムを開催するときなんかにも元インターン生が手伝ってくれたりします。ありがたやありがたや。

そんな卒業生のひとりに、気候ネットワークでのインターンの思い出について書いてもらいました!ぜひぜひご覧ください。


藤野さん(立命館大学法学部卒・2012年度インターン生)

気候ネットワークの思い出を教えてください。

 シンポジウムやセミナーのお手伝いをした際に、多くの市民の方が環境問題に関心を持っていることに驚きました。その一方で、年配の方の参加が多く、同世代の若者の参加者が少ないことにもはっとしました。環境問題は生活する上でとても身近な話題ですが、あまりゆっくり考える機会がないのも事実だと思います。これからを担う若者がもっと関心をもたねばと感じたことが強く印象に残っています。

大学卒業後はどんな進路に??

 環境問題とは直接関係ない職場ですが、某国家公務員として関西で働きます。

インターンの経験が役に立ったことは?

 知らなかった分野の知識が深まったり、自分から新聞やニュースを読むようになったりしました。就職活動においても、企業によってはCSR活動などで環境問題に取り組むところも多いので、面接などで他の就活生より深い会話ができます。他の就活生とは違った視点で話せると、一目置かれることもあるかもですよ!

これからボランティアを始める人に一言!

 ボランティアやインターンを始めるきっかけは人それぞれだと思いますが、始めの一歩が踏み出せれば得られるものは大きいです。気候ネットワークでは、環境に対する知識が深まることは勿論、まるで家族のような温かい職員の方々や仲間と出会えるのも魅力です。また、普通の学生生活では接することのない、有名な学者さんや政治家さん達ともお話できるなど、貴重な経験をすることもできます。

 細かい知識がなくても大丈夫!みんなで一緒に学び、成長していきましょう!


 メッセージをくれた藤野さん、ありがとうございました!