こんにちは。京都事務所の山本です。今回、日本初?と思われる、気候変動訴訟をテーマとした裁判ドラマについて紹介したいと思います。気候変動訴訟について詳しく知りたい方は、一原さんが寄稿してくださっている記事を参照してください。
今なぜ、気候変動「訴訟」?(第3回) 続きを読む 気候変動訴訟をテーマとした裁判ドラマが完成!日本の気候変動訴訟における課題を考える
こんにちは。京都事務所の山本です。今回、日本初?と思われる、気候変動訴訟をテーマとした裁判ドラマについて紹介したいと思います。気候変動訴訟について詳しく知りたい方は、一原さんが寄稿してくださっている記事を参照してください。
今なぜ、気候変動「訴訟」?(第3回) 続きを読む 気候変動訴訟をテーマとした裁判ドラマが完成!日本の気候変動訴訟における課題を考える
2022年のG7では、ロシアのウクライナ侵攻や燃料価格の高騰などを背景にエネルギー安全保障への懸念が高まるなか、気候変動対策の具体的な行動を加速させるため、G7でどのような合意形成がなされるかが、気候変動分野での注目ポイントの一つでした。
そのなかで、5月のG7気候・エネルギー・環境大臣会合のコミュニケ(共同声明のこと、以下「環境大臣コミュニケ」とします)では、はじめて「水素・アンモニア」が盛り込まれました。このことは「脱炭素手法として水素・アンモニアが認められた」と日本でも報道され、日本が推進するゼロエミッション火力=アンモニア・水素混焼が、石炭火力発電の排出削減対策として認められたのでは?と思われた方もいるかもしれません。本当にアンモニア・水素混焼が石炭火力発電の排出削減対策として認められたと言えるのか、今回は環境大臣コミュニケを読み進めたいと思います。
東京事務所の鈴木です。
いきなりですが、日本の気候変動対策は世界的にみてどのぐらいの順位だと思いますか?
英グラスゴーで開催された国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で、世界の国々が気候変動対策について議論していた最中の9日、ドイツのNGOジャーマンウォッチが主要排出国60カ国の気候変動政策の評価ランキング「気候変動パフォーマスインデックス2022(原題:Climate Change Performance Index 2022, CCPI)」を発表していたので、紹介します。
はじめまして!6月から気候ネットワークのスタッフになった田中です。
ここ1年ほど、コロナ禍で在宅時間が増えたこともあって、自分の住んでいる地域(兵庫県西宮市)の市政ニュースや県政ニュースをじっくり読む時間が増えました。「実はこんな取り組みをしていたんだ」と気づくことも多くて、最近では西宮市が「ゼロカーボンシティ」を宣言していたと知りました。 続きを読む 自治体が進める脱石炭:アジアで初めてPPCAに加盟した韓国・忠清南道
先日、世界的俳優ジョニー・デップが写真家・故ユージーン・スミスを演じた映画「MINAMATA」を観てきました。
そのタイトルが示す通り、四大公害のひとつである水俣病が題材です。非人道的な大企業の罪を世界に知らしめた写真家たちと、高度経済成長の日本で未曾有の産業公害に立ち向かう患者と家族たちの姿を描いた作品です。
映画「MINAMATA」 公式ウェブサイト:https://longride.jp/minamata/ |
気候変動の主な原因であるCO2ですが、日本国内でたくさん出しているのは、どこのだれなのでしょう?
日本で最も多くのCO2を排出している、上位10事業所のランキングを作ってみました(数字は国の「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」に基づく気候ネットワーク分析によるもの。CO2排出量の数字はいずれも2017年です)。
東京事務所の平田です。
この度、2021年のゴールドマン環境賞の受賞に際し、たくさんのお祝いや激励のメッセージをいただき、また7月4日に開催した受賞記念のシンポジウムにも、多くの方にご視聴いただきまして、ありがとうございました。 続きを読む ゴールドマン環境賞を受賞して
現在、日本には多くの石炭火力発電所があり、増え続けています。稼働中のものは159基、計画中・建設中のものは16基あります(Japan Beyond Coal参照 2021/01/17時点)。
石炭火力発電所の新設計画に対して、地域住民から反対の声があがっています。これまでに、釧路、仙台、千葉(市原、蘇我、袖ヶ浦)、横須賀、神戸で、石炭計画に反対する住民団体が立ち上げられています(気候ネットワークも各地の脱石炭の活動に協力しています)。なかでも、仙台、横須賀、神戸では、企業に建設・稼働差止めを求める裁判(民事訴訟)や、建設を認めた国に認可の取消を求める裁判(行政訴訟)が提起され、司法の場で争っています。 続きを読む 神戸石炭訴訟 環境配慮なく石炭火力発電を認めてきた国の責任を問う初めての訴訟が結審へ
京都事務所でお世話になっておりますボランティアの一原です。前回の第2回では、実際に世界で起きている気候変動訴訟について、一部ご紹介させていただきました。そして、昨年末にこのブログに追記させていただきましたとおり、昨年12月20日にオランダにて、気候変動対策を積極方向におしすすめようとする意味で大変画期的な最高裁判決が出されました。
今回は、先の予告と異なりますが、この判決の重要性を考え、こちらについて、2回に分けてご紹介し、気候変動訴訟が増加しつつある原因の考察については、次々回以降にご報告したいと思います。
(これまでの、第1回、第2回の記事) 続きを読む 今なぜ、気候変動「訴訟」?(第3回)
こんにちは。東京事務所の桃井です。
うちの事務所も新型コロナウィルス対策で全員自宅勤務を続け早1か月になりました。早くこの事態を終息させるためにも、今はがまんして家にとどまることが大事そうです。
さて、このコロナの猛威で、ニュースも話題もほぼそれ一色。パリ協定のことなどまるで世の中から忘れ去られてしまったかのよ 続きを読む 炭鉱の町・釧路で今起きていること・・・