積水ハウスマッチングプログラムの会様より、再生可能エネルギー普及者養成講座「自然エネルギー学校・福島~地域からエネルギーの未来を考える~」へ助成をいただいております。

積水ハウスマッチングプログラムとは

 積水ハウスの従業員の方と積水ハウスの共同寄付制度「積水ハウスマッチングプログラム」(会員数約3,000人)です。
サステナブル社会の構築に寄与する社会的活動を担うNPOなどの団体を支援する助成プログラムです。

このプログラムは、従業員の方々の給与から、希望する金額(1口100円)を積み立て、
それに積水ハウス社が同額の助成金を加えて寄付をする仕組みです。

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積水ハウスマッチングプログラム全体図

地域から、福島からエネルギー転換を!

原発に依存しない温暖化対策、持続可能な社会の実現へ向けて、
気候ネットワークは一貫して脱原発と温暖化対策の両立へ向けた取り組み、政策提言を行ってきました。

2011年3月の東京電力福島第一原発事故により、未だ多くの方が避難生活を送っています。
そうした教訓を踏まえず、旧来とあまり変わらないエネルギー基本計画の策定が進められてしまいました。

また、資金力が豊富な地域外企業によるメガソーラー事業が相次いでおり、地域資源の流出が懸念されます。震災復興が望まれる東北地域においては、環境のみならず経済、社会へ同時に働きかけ、地域の新たな発展へつなげるためにも、自然エネルギーの普及が望まれます。

1999年よりNPO法人環境市民、ワーカーズコープ・エコテックとの協働事業として、「自然エネルギー学校・京都」を開催してきました。

修了生は、すでに500名を超え、各地で自然エネルギーの普及活動を行っています。これまでにも修了生が自分の地域で「自然エネルギー学校・◯◯」という、ご当地自然エネルギー学校と呼べるようなものを開催するなど、そのネットワークは地域における再エネ普及を支える一つの役割を果たしてきました。

今回、福島県内で市民共同発電に取り組む福島県農民連、自然エネルギー市民の会と共同で、「自然エネルギー学校・福島」を開催し、市民が主体となった市民共同発電所づくりを目指します。