気候ネットワーク 市民のチカラで、気候変動を止める。

2011年11月17日(木) ◆COP17直前 議員勉強会◆ 「温暖化の最前線からの証言と国際社会の責任」[東京]


タイトル ◆COP17直前 議員勉強会◆ 「温暖化の最前線からの証言と国際社会の責任」
日時 2011年11月17日(木)11:00~12:00
会場 衆議院第二議員会館 第8会議室(地下1階)
アクセス 東京メトロ丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前駅」
東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」
地図・アクセスはこちら

趣旨

バンコクを襲う大洪水や飢饉を誘発した東アフリカの干ばつは、途上国での自然災害が、貧困や人道問題を悪化させ、ときには先進国経済にも深刻な影響を及ぼすことを浮き彫りにしました。このような災害は今後、気候変動の影響でさらに頻発、大規模化していくことが見込まれています。そして、気候変動と開発問題が交差する現場から見えてくるのは、気候変動の影響が世界中の人々に均等に訪れるわけではなく、その原因に加担していない貧しい人々が最も苦しんでいるという不条理な現実です。

 南アフリカはダーバンで開催されるCOP17の交渉を前進させるためにも、途上国の人々が日本や国際社会に対して求めていること、ひいては交渉の争点の背景を理解する必要性が、これまでにも増して高まっています。

 このような問題意識から、世界の市民社会と連携しつつ気候変動問題に対する政策提言を行う(特活)オックスファム・ジャパンと(特活)気候ネットワークでは、洪水の頻発と大規模化に苦しむバングラデシュで貧困との闘いの最前線に立つ2名の人物を東京に招き、国会議員の皆様と意見交換をする勉強会を開催することになりました。現場からの証言に加え、政府間交渉の一つの懸案となっている気候資金等に関する具体的政策をCOP17へ向けて提言するとともに、交渉の前進へ向けて日本ならびに各国政府に期待される行動などについて考えます。

登壇者

ショルバヌ・カトゥン

バングラデシュの農村で気候変動が農業、漁業、人々の暮らしに与える影響を自ら体験。その経験を元に、コペンハーゲンで開催された2009年のCOP15など、さまざまな場で気候変動に関する証言を行う。

タパス・ランジャン・チャクラボーティ

オックスファム・イギリス、バングラデシュ事務所人道問題キャンペーン・オフィサー。ジャハンギルナガール大学(Jahangirnagar University)にて環境学博士号を取得。現場の適応プロジェクトの担当から国連気候変動枠組条約締約国会議でのアドボカシーなどに幅広く従事。

参加費 無料
共催 (特活)オックスファム・ジャパン、(特活)気候ネットワーク
お問合せ  参加希望の方は、名前・所属・連絡先を明記の上、メールもしくはFAXにてお申し込みください。
特定非営利活動法人オックスファム・ジャパン

〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
Tel: 03-3834-1556 / Fax:03-3834-1025
Email: maiko@oxfam.jp (担当:森下/鈴木)

チラン イベントチラシ・申込用紙(PDF:227KB)
備考 本イベントは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催されます

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