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自然エネルギー学校・京都 〜自然エネルギー普及の回

第9期自然エネルギー学校・京都の最終回が
11月17日(土)に行われました。
今回のテーマは、次の通りです。

自然エネルギー普及
〜市民と地域が拓く持続可能な社会〜

今回の内容は、大きく分けると次の通りです。

  • 講義「自然エネルギー普及の取り組み」
  • 自然エネルギー学校修了生の活動報告

  • ワークショップ「自然エネルギーを広めるために」

  • 修了式



この回全体としての目的は、以下2点です。

  • 今までの自然エネルギー学校・京都の学びを振り返ること

  • 学校修了後の活動のイメージを持って、今後につなげること



気になる人は、





講義「自然エネルギー普及の取り組み」では、
立命館大学産業社会学部の和田武先生に
世界における自然エネルギーの普及の取り組み、
日本における自然エネルギー普及の課題と事例を
大変わかりやすくお話していただきました。

特に印象に残ったのは以下のお話でした。

市民、地域がイニシアティブをとることによって
自然エネルギーは飛躍的に普及し、地域は豊かに、
社会は民主的に発展する


Think globally, act locally!
Think of the future, act now!


市民が変われば、地域が変わる。
地域が変われば、国が変わる。
国が変われば、世界が変わる。


RPS法のような厳しい現状の中、歩みを止めずに
自然エネルギー普及の環を広げていくためには、
このようなことを意識して、希望をもって少しずつ
活動を続けていくことが求められるのではないか、
と思いました。



また、第3期自然エネルギー学校・京都修了生の
田原誠一郎様のお話
では、様々な活動・実践の例が
紹介されました。BDFの実験をしはったというのが
特に印象に残っています。

お孫さんのために、少しでもよい地球を残そうと
活動を続けているというお話を聞き、将来世代の
ことを考えて行動しなければならないということを
再認識しました。



ワークショップでは、太陽光、雨水、バイオマス、
風力に分かれてそれぞれの自然エネルギーの課題、
課題克服のアイディアを出し合いました。以前の
回に比べ、随分活発に議論がされていたのではと
思います。



今回の回を終えて、
隣にいる人、家族、親戚、友達、ご近所さん…。
そんな身近なところから少しずつでも普及の環が
広がっていったらいいな、と思いました。



(第9期自然エネルギー学校・京都スタッフ 伊与田昌慶)
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